野菜が苦い

[園芸相談センター]の過去ログです

よっちゃん 2014/06/14(土) 07:50:50
久しぶりに質問させて頂きます。
春大根、レタス、ピーマンを収穫しましたが、苦く感じます。昨年までは(家庭菜園5年目位)そのような事は無かったと記憶しています。元肥に鶏糞と化成肥料、追肥に化成肥料です。何か不足養分が有るでしょうか?。それとも、何か原因があるでしょうか?。アドバイスお願いします。

pine 【九州】 2014/06/14(土) 08:30:33
 理由はいろいろあるようですが,以下などを参考に
http://www.nissui.co.jp/academy/taste/04/taste_vol04.pdf
http://log.engeisoudan.com/lng/200409/04090188.html

 かん水不足や乾燥の影響もあるかも知れませんね。
 硝酸態窒素の影響でも苦くなるようですが,気になるのは,基肥=鶏糞+化成 です。有機肥料でゆっくり効くと思われがちですが,鶏糞は溶出が早いのです。温度が急激に高くなる時期に量が多いと根傷みを起こす可能性もありますよ。

 蛇足ですが,調子悪い=肥料不足と考えて肥料を追加するのは,よく調べてからにしましょうね。

よっちゃん 2014/06/15(日) 18:27:28
pineさん、早速に有難う御座います。水不足で苦みが出るとは、知識不足でした。晴天続きで、水不足が原因だったかも解かりません。水の便利が悪いので、潅水等々は無理があります。水以外で苦味が出ない様に、施肥等注意して栽培します。参考文献、有難う御座いました。

さち 【九州】 2014/06/20(金) 23:55:15
自家用の野菜作りしています。安全でおいしいを目標にしています。売られているきゅうりが苦くて食べられなかったことがあった時に教えてもらったことです。化学肥料を使いすぎると野菜に苦味が出てくるとの事でした。有機肥料を使うと甘みがあって美味しく思います。参考になればうれしいのですが。

Jack9 【中国】 2014/06/23(月) 11:59:56

園芸・雑談掲示板はいつも利用させていただいていますが、野菜掲示板には初の書き込みです。

既にpineさんが指摘されてらっしゃる通り、硝酸態窒素の濃度がかなり高いのではないか?と思われます。
硝酸態窒素濃度については、農水省もそうですが、欧米、特にEU諸国では厳しく規制されているようですが、家庭菜園では関係ないですよね。
ただ、野菜が苦いだけです。
硝酸や亜硝酸は、硝酸塩となりますので、これが苦い正体ではないでしょうか?
大人より、子供、特に幼い子供は特に感受性が強く、野菜嫌いになる要因の1つです。

一般的な肥料の袋の裏には、硝酸態窒素とアンモニア態窒素の文字が表示されていますが、窒素にはもう1つ、アミノ酸態の窒素もあります。
アンモニア態窒素は、土壌中で硝酸菌によって酸化され、硝酸態窒素に変化します。
できれば、アミノ酸態の窒素の形での施肥をお勧めします。

どうせ家庭菜園をされるなら、少しお勉強をされて、買って食べるよりも美味しくて、新鮮で、安全なものを作った方がいいのでは?と思うんです。

さちさんが指摘されている通り、有機肥料を使うと甘みがあって美味しいものができるのではありますが、問題は、どんな有機肥料を使うか?ということ。
炭素が化合しているものは、総て有機なんですから。

その点、畜産残渣(鶏糞や牛糞など)系のものよりも、植物系残渣(米糠や腐葉土)や魚粉などが利用しやすいのではないでしょうか?
ただ、そのままではダメで、例えば米ぬかであれば、「ぼかす」必要があります。
つまり、微生物の力で、アミノ酸態の窒素を沢山作ってもらうという工程が必要です。
作るのが面倒という場合は、ネット上を探せばこういったものは沢山売ってますよ。
一般的な肥料よりも手間がかかるのですから高いですが。

もう1つ、硝酸態窒素を多く使うと、病気や害虫に大人気になりませんか?
たぶん、無農薬では作れなくなってくると思うんですよね。
一般的に、窒素を多く与えると、病気になり易くなるというのはこのことです。
(長くなるので省略させていただきます)
ご参考になれば幸いです。
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グランド 2014/06/23(月) 15:16:13
美味いまずいは、
栽培者の責任3割
収穫者の責任3割
調理者の責任3割
残り一割が食べる人の責任です。

農業のほとんどは、環境づくりです。・・・栽培者
今回の場合には、肥料うんぬんもあるでしょうが、土壌や大気の乾燥によるものが大きかったかもしれませんね。
pine説と同感です。

最近では、品種も豊富にありますから、種子選びだけでも随分と違います。

収穫したら、まず試食する。 細かく言えば、旬とは何か、どの位置になったものがえぐいのか、その野菜のどの部分が苦いのか
いつ収穫したら苦くないかを見極めることです。・・・・収穫者
美味しいのは、無視できても、まずいものは無視できない。
参考書やネットでは、メリットである美味しい・・・・ばかりしか紹介されていない。デメリットの関心がない。
美味しくないもの以外は、食べられる。 今のような豊食の時代には、まずいものは食べない。もう二度と受け付けない。

反面、化学肥料や農薬に関しては、臆病なほどにピリピリしている。

調理として、大根なら、好みの部位だけ生食すればよい。
おろしなら、絞って軽く水洗いすればよい。
煮物なら、一度軽く塩ゆでして、水で洗って、本づくりすればよい。
あくとりとは、何も見栄えが綺麗にすることだけではない。
空気に触れさせて、酸化させない。

レタスも、細かく無じゃいたら、水に晒すことです。
何もシャキシャキ感・食感を付けるためや汚れを落とす為のものではない。

ピーマンも切れば水に晒す。それ以前に、丸焼きでない限り、半分に縦割りしたら、種とヘタを手で取る。 先にヘタを切るからエグミが残る。大抵は、揚げる煮るなど、まんべんなく高温加熱すれば、分解するものです。
生で食べるとか炒める場合には、多少えぐみも残る。

概ね葉茎に近い部分は、苦いことが多い。 贅沢に1/3は捨てる。
大根は真ん中の1/3だけ贅沢に食べる。 魚や鳥でも、半分以上捨ててます。(内臓・頭・鱗又は毛・骨・皮) なぜ野菜だけは、すべて食べなければならないのか。

皮に苦味が多い。 贅沢に剥けるものなら剥いて食べる。
巻葉野菜は、中をえぐって中芯から先に食べる。外から丁寧に食べる必要性はない。
キャベツなら上半分の柔らかな部分だけ食べ他は捨てる。 
食べる人の中には、新軸が甘くて好きという人もいます。
ブロッコリーやカリフラも、先端より、茎軸の方が好きという方も多い。

食べる側としては、好き嫌いなどの好みですから諦めないと仕方がない。 気に入らないものは食べないことです。
週間や教育の方針が変わってきたのだから、無理に食べる必要もない。
ただ、嫌いなものは嫌いといったが最後、社会から追放される習慣はまだまだ根強く残っていることに注意。

Jack9 2014/06/23(月) 17:37:53

>土壌や大気の乾燥によるものが大きかったかもしれませんね。

それはその通りですね。
水分量が少なくなれば、結果的に濃縮されますから、大きな要因ではありますね。
しかしながら、根本的な要因ではないとも思われますよ。

信じるか信じないか?はあなた次第です。w
あくまでご参考程度に・・・。
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