何をやっても育たなくなった畑の対策
まくら
2022/06/30(木) 06:05:59
カボチャ苗もスイカ苗もサツマイモのつる苗すら全然延びなくなってしまいました。
除草剤(コンパカレール)を頻繁に使ってきたことと、化成肥料だけで野菜を作ってきたのが原因でしょうか。
畑が徒歩で遠くて堆肥や石灰など運ぶには厳しくて殆ど使ってきませんでした。
quisuke
2022/06/30(木) 19:23:45
日本では石灰質、花崗岩質、火山灰質、砂質などの土壌が知られています。石灰質以外の土壌では、石灰や堆肥(有機物)を入れないと、土は酸性化して作物の多くは育ちません。恐らくpHが4以下に下がって寿司飯状態でしょう。
ご呈示の作物を栽培するには、少なくもpH6以上が必要でしょうから、石灰と堆肥を入れて中和します。取り合えず、1平方メートル当たり石灰1握り、堆肥を中程度のレジ袋1杯程度を入れて、1週間置いて野菜の苗を植えてください。
スイカは時期的に無理ですが、サツマイモやカボチャは収穫が晩秋になりますが可能です。カボチャは花が咲くころは虫が少ないので人工授粉です。
作物が植えてあれば石灰の代わりにカキ殻の粉末(売っています)と堆肥類(バークや腐葉土)を根元付近に入れます。石灰や苦土石灰は作用が強いので使えません。
でも、長年手当てしていないので、回復には時間がかかりますヨ。
まくら
2022/06/30(木) 20:16:37
quisukeさんどうもありがとうございます。
土の種類は分かりませんが高知県です。
とりあえず酸度計であちこちの酸性度を計ってきます。
まくら
2022/07/01(金) 09:48:26
quisukeさん、シンワの5000円くらいの土壌酸度計で針が止まるところまで待って、7カ所くらい測ってメモしてきましたが、カボチャとスイカのところは4.9〜5.5で、サツマイモのところは5.6で、里芋と蓮芋のとこは4.5で、ジャガイモのとこは5.5などの結果でした。
測るところは湿らせておいてから測りましたが、他に問題があるのでしょうか。
quisuke
2022/07/01(金) 15:53:40
高知県の山間部なら石灰岩地帯があるでしょうが、恐らく花崗岩土質だとおもいます。粘土質か真砂土で中和しないと酸性に傾きやすい土壌です。
農業用の酸度計は経験則ですが、実際よりは少し高めに出るようです。一般に固形物のpH測定は難しいのですが、私の酸度計(電池を使わない方式)は、おおよそpH0.5程度は高くでます(表面酸度で抽出液を理化学用のpHメーターと比較)。ですから、私の圃場はpH6.0〜7.0(実際の値は5.5〜6.5付近でしょう)で管理しています。メーターが同じ原理なら”まくらさん”の圃場は酸性が高いと思います。なお、ジャガイモはpH が高いと表面が汚くなるので、植える前に石灰を入れないでバークと化成肥料です。
まくら
2022/07/01(金) 20:44:23
quisukeさん、具体的にどういうことをしていけばいいですか。
まくら
2022/07/01(金) 20:45:41
と、その前にお付き合いありがとうございます。
quisuke
2022/07/02(土) 19:12:34
園芸の基本ですが、用土を中和するために石灰か苦土石灰を入れて、堆肥類を施します。最近では有機物を含む化学肥料もありますが、これだけでは不足です。
まくら
2022/07/02(土) 19:45:10
quisukeさんありがとうございます。
苦土石灰など適度に施していこうと思います。
まくら
2022/10/26(水) 21:04:13
quisukeさん遅くなりましたが、堆肥をドカドカ投入した成果か、これまで芽もほとんど出さなかったニンニクもほぼ全てが揃って発芽してます。
quisuke
2022/10/28(金) 19:43:47
よかったですね。でもね、肥料をやり過ぎると植物の健康を害します。植物メタボです。土に有機物(堆肥など)が多いと肥料などの過不足をある程度カバー(緩衝作用と言います)してくれます。
特に窒素が多いと植物は病気に罹り易いし、収穫後、特に葉物野菜では過剰な窒素が硝酸に変化して人の健康にもよくありません。園芸も「丁度良い」をみつけるのが大事で楽しみです。
まくら
2022/10/29(土) 12:16:01
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quisukeさんお付き合いありがとうございました。
何にをとっても適度というものがありますね。
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