バーミュキュライトの使い方

[園芸相談センター]の過去ログです

拓郎 2018/07/05(木) 10:49:41
市販の培養土に保水性のあるバーミュキュライトを加えて保水力をあげても良いのでしょうか

また古土の再利用の土の配合で

処理した土(赤玉土を加え)6割
バーミュキュライト 1割
堆肥 3割

とバーミュキュライトは1割程度の表示が多いですが
増やすとどうなるのでしょうか
どうも微塵を除いた土で作ると保水が悪く通気が良すぎてしまいます。

また堆肥ですが 牛糞堆肥を使ってます。コンテナ栽培ですが 以前はホームセンターで高い方の完熟腐葉土を使ってましたが なんか物足りなかったので牛糞に替えましたが(米殻が入っている)
保水性を考えればどちらが良いのでしょうか

葛藤VS鵜呑 2018/07/05(木) 17:04:43
>市販の培養土に保水性のあるバーミュキュライトを加えて保水力をあげても良いのでしょうか

この行為は、ある程度慣れた人が、物足りなさを感じたときに、採るべき手立てと思いますよ。
例えば、生徒の指導する場合に、単純に、OX採点するだけでなく、ひと手間加えて、具体的に、そのレベルに応じた手直しをしながら、それなりに解説するとか。

という事で、市販品の培養土なら、そのまま利用したほうが良いように思います。
若しくは、他の市販品にかえるとか。
商品としての既製品は、画一的なモノであって、より多くの消費者層をターゲットにしています。例えれば、与えられた靴に、足を合わすのが、高圧的な命令系タイプで、足に靴を合わすのが、手作り系タイプであり、その自作系の近似値が、オーダー系タイプとなる。

>バーミュキュライトを加えて保水力をあげても良いのでしょうか
自由ですから、混ぜても良いですが、あまり意味がないように思われます。


>バーミュキュライトは1割程度の表示が多いですが
土質改良資材の一つですから、言うならば、食品添加物か調味料のようなものとして、
仕上げに、塩一つまみ追加して、物足りなさを緩和するという意味あいかも。

>増やすとどうなるのでしょうか
自分自身で、体験すれば、一番良く解ります。
赤玉土中粒系を手に入れ、
赤玉土100%:VMC 0% から 赤90:V 10・・・・・と10%づつ配合比率を変えて、10種類造りそれぞれ比較してみればよく分かるかも。

少なくとも、VMCの配合が多くすれば、ビショビショになり、灌水すれば浮いて流失し、 根が支えなくなり、株が転倒するだろうし、凍土凍結すれば、破壊され微塵化し、排水不良しのヘドロとなるかもしれません。


>どうも微塵を除いた土で作ると保水が悪く通気が良すぎてしまいます。
古土の再利用には、微塵抜きをしたほうが良い、天日干しをした方が良い、更に腐葉土を3割ほど混ぜればよいと回答する方です。
気が向けば、更に、新たな培養土と半々に混合すれば尚よいとも回答しています。
それは、昨今の生活様式の変化により、古土の処分に困ることと、それぞれの人の気分次第で、画一的に、水やりし、灌水頻度が多すぎるなどの結果から、排水が悪いとか、根腐れするなどの質問が多い故に、暫定的に、表現しているだけです。
確かにに、ひと夏若しくは、一年ほどは、どちらかといえば、微塵抜きした方が、水持ちが悪くなり、(保水性が悪くなる)
それは、新たな培養土は、土と水が癒合していない、馴染んでいないからです。
一つには、微塵の性質として、微粒子に近いほど、乾燥しにくく、粗いほど乾燥しやすい一面(ドロドロのヘドロ粘土は乾きにくい、洗濯ものは広げて干したほうが早く乾く)
と、一度カラカラに、乾燥すれば、撥水して、均一に隅々まで、微粒子は水分を吸収しない一面がある。・・・・含水しにくく、乾燥しにくい。
培養土は、無機質と有機質の混合物であるという点から、特に、有機質は、表面だけが濡れているだけなら、早く乾き、中心の芯まで、含水していれば中々乾燥しないということもあります。なにも、有機質に限らず、無機質の石でも、同じことです。
いくら乾いた石といえども、水は含まれています。高周波を放射すれば、石の表面はにじみ出てきます。地震の液状化現象とか砂踊りとか言うらしい。

この場合の、土の馴染み癒合の可視化実験
醤油と砂糖を皿に入れ、加熱しないで、自然状態に置いたまま、毎日観察すれば、
最初は、醤油と砂糖が分離して、ざらざらな味がする、日時が経てば、醤油と砂糖が馴染んで飴状となり、醤油でもなく砂糖でもないまろやかな?味となる。
これを馴染み状態、癒合状態にあると個人的に定義づけています。

微塵抜きをした、微塵を2度3度と篩にかけ、それを利用する土に、再び混ぜるのも一つの方法です。
又、川砂の1mm前後の粒子を適当に、混ぜるのも一つの方法です。
又、木炭を砕いて、そこそこの大きさなら、鉢底石として、細かければ培養土に混ぜるのも、一つの方法です。
汚水処理用の浄水炭顆粒も市販されています。
菊の鉢植えなら、モミガラ燻炭の利用が、人気があります。

最近のハイテク培養土は、それなりにある程度計算されて、作られたものですが、
どちらかといえば、如何にして軽くするか、軽量化目的に、絞られています。
その上、毎日、画一的に気分として惰性的に、水やりしても障害が出にくいという、水やりの自由性かも。
軽いという事は、便利なことで、誰しも支持します。水やりは、個人の自由ですから、
枯れようが、鬱蒼と茂ろうが、個人の責任であり、販売者等の責任ではないのが大原則ですから、文句をいう方が、非難される。
個人的には、すぼら派ですから、ハイテク培養土は、どうも使いにくい感じがします。

腐葉土の質に関しては、価格の高い安いより、使い勝手の問題です。

>牛糞に替えましたが(米殻が入っている)
発酵堆肥には、米糠やモミガラを入れるのは、それぞれの製造者の好みです。
私たちが、知りたいことは、NPK比率、CN比やpH程度かも。
個人的には、雑草の種子だけは、殺しておいてほしいものです。
私の、選択基準は、質より量です。できれば、微塵抜き、木屑抜きの乾燥重量
です。

>保水性を考えればどちらが良いのでしょうか
使い勝手しだいの好みです、甲乙つけがたい、ドングリの背比べです。
いくら自由といっても、葬式に、ウエディングドレスを着て行く人も少なければ、厳粛な式典に、いくら超一流ブランドとはいえ、水着やランニングの、臍だしルックのパンツ一丁という人も少ないだろう。

要は、サラッとした保水性をどのくらい保てるかの問題です。

手短にあり、だれしも一度は目にする、蓄冷剤保冷剤を、これ以上温度を上げないようにする資材なのか、温度を引き下げる目的なのかに似る。
温度を引き下げる目的なら、ドライアイス、液体窒素や冷凍冷蔵空調機器を利用することになります。

という事で、資材の性質をよく理解し、使い勝手のよいものを利用すればよいのでは。
簡単に言えば、慣れ親しむことです。好きになる事です。

理屈をあれこれこねまわす事は、大変疲れる事です。頭の出来も良くないと、上手く進みません。単純に、好きになる事だけなら、学歴も生まれも必要ありません、誰でも何処でもいつでも、楽しいです。・・・・好きこそ物の上手なれ

この辺が理解しやすいかも
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88
http://inakasensei.com/dozyoukairyoushizai

http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/attach/pdf/fukuoka03-2.pdf

キム 【東海】 2018/08/10(金) 19:27:10
市販の培養土に保水性のあるバーミュキュライトを加えて保水力をあげても良いのでしょうか  この質問に対してどんな植物を育てえるかによります。私はバーミキュライトはふるいにかけません。腐葉土も多少保水性があります。一番いいのはベラボンです。抜群に保水性が有ります。通販でしか買えませんが!


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