化成肥料ばっかりのせいか土が
コラット
2017/10/23(月) 17:40:22
僕の畑は徒歩で5分も山道を上がった所にあるので、仕方なく14-14-14とか高濃度化成オンリーで育ててるせいか、5月に植えた50本のサツマイモもちっちゃいのが10個くらいしか取れず、ダイコンやカブもまじめにやってますが、1か月経っても最後の間引きどき程度の大きさで、ジャガイモは地上部を見る限りはいいみたいですが、大失敗のような気がします。
有機物はちょっとだけ周りの木々の落ち葉が管理機で肥料と一緒に交じりこんでる程度です。
よろしくお願いします。
しげぞう
2017/10/24(火) 00:20:58
有機物はどうしても必要になりますね。
農作物は根張りが命。有機物の少ない畑は土が締まって作物が根を伸ばせなくなります。
一度耕しても、有機物がないとすぐに固くなります。
周りに草が沢山あると思うで、その草を乾かして土にかぶせておくか、すき込んで、
しばらく放置するのがいいと思います。できるだけ繊維質の多い乾いたものがいいです。
ススキとかモミガラもいい堆肥資材です。
それを夏場は作物のマルチにして、株元に重ねて被せていくだけでいい。
冬場はあまり加湿を好む作物が無いので、開いている来年用の畝にすき込んでおく。
堆肥にお金を賭けるのは結構勿体無い気がするので、自前で賄う場合には身の回りの有機物を如何にサイクルさせるかが重要になります。ポイントはよく乾かすことです。
ススキとか藁は水分も少ないのでそのまま敷いても乾燥しますが、水分の多い草や残渣は
そのまま重ねると腐敗したり中々分解しないので。
大量に不出来な作物を育てるより、少量でも出来が良い作物を育てる方が労力の費やしがいがあるのは感じておられるでしょう。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2017/10/24(火) 09:22:41
こんにちは
有機物云々の前に知っておくべきことがあります。
サツマイモは基本的に無肥料で育てます。
厳密に言うと体内で窒素を作り出すので、窒素以外の肥料はOKですが、窒素を含んだ肥料をあげるとつるボケになりイモが太りません。
わざわざ窒素飢餓を起こさせて植え作るぐらいです。
ジャガイモも同様に肥料が利き過ぎると地上部は繁茂しますが、イモが大きくなりません。なので少な目とします。元肥と土寄せ時にあげるようにします。
大根や蕪は収穫までの時間が短いので、前作の肥料が利くように前作の段階で計画しておきます。
量的には少なくて良いので、ナスなどのあとなら無肥料でOKです。
成長初期時に虫の食害が激しいといじけて育たないので、それを回避する心がけます。
また多湿だと成長が悪いので、畑によってはやや高畝で作ります。
有機物はもちろんあった方が良いですが、サツマイモに14-14-14を施肥しているという段階で引っかかりました(^^;;
簡単に有機肥料を調達するには緑肥を使うと良いかもしれません。
現地調達なので、運搬する手間がありません。
今からですと空いているところに麦類あたりを撒いておいて、5月ごろ穂が熟す前に刈り取って漉き込みます。
タネ採りをする場合は、黄色くなってから刈り取ります
コラット
2017/10/24(火) 10:13:51
回答どうもです。
サツマイモにはカリ肥料しか与えていませんでした。
ツルもほとんど伸ばさずに終わりました。
もみ殻なら軽いしとても安く売っているところがあるのでたくさん混ぜるのはどうでしょうか。
耕してもそんなにすぐに固まってしまっているようには感じないですが収穫時までフカフカのままではないです。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2017/10/24(火) 15:10:35
もみ殻は有効ですよ
私も良く農家から貰って漉き込んでいます。
分解に2年ほどかかるので、一度入れれば2年残ってます。
それと気を付けないといけないのは、もみ殻は入れすぎると窒素飢餓を起こします。
サツマイモなどの様に窒素を自前で作れる植物は構わないのですが、普通の作物はチッソ不足で育たなくなるので、入れすぎにはご注意ください。
どのくらいの広さの畑か判りませんが、来年は近くの米農家さんに声をかけておいたらどうでしょうか?
サツマイモで大事なのは地温の確保、日照の確保、植え方(人により拘りアリ)が影響が大きそうです。
ウチのオフクロの畑は、元田んぼですがサツマイモが普通にできているので、土壌の通気性はあまり影響しなさそうです。
それとカリだけでなくリン酸の与えたほうが良いと思います。
私は溝に藁や刈草を敷いて、その上に糠を撒いて埋め戻して刺し穂を入れています。
それによって窒素飢餓を引き起こし、分解後リン酸が出来て肥料になるという仕組みですが、このやり方を知ってからあんまりへまがなくなりました
コラット
2017/10/27(金) 19:45:30
返信どうもです。
今日は畑のペーハーを測ってきましたが5.0くらいでやばいんじゃないかと思いました。
ジャガイモは酸性土に強いらしいのですが、石灰を使っていないから不作なんじゃないかと思いました。
ポテチ
2017/10/27(金) 23:03:59
>ジャガイモは酸性土に強いらしいのですが、石灰を使っていない
>から不作なんじゃないかと思いました。
気温の低くなる秋冬収穫ならともかく、気温の高い夏前収穫なら、石灰施用で、肌の汚い病気芋になりやすくなります。
種芋切りには、切り口に草木灰か石灰で防腐処理したりしますが・・・
この国なんか、強風で土が吹っ飛び、石を割った土石?と海藻で、ジャガイモを作っています。
http://s.webry.info/sp/marikobe.at.webry.info/200808/article_11.html
何となく、襟裳岬のような・・・
サツマイモもに関しても
海砂を使うのが鳴門金時の特徴。確かに足元をよく見ると土がサラリとしている
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/kids/KPSH_J/hiroshima/sadako/subcontents/03hitokurashi_1.html
薩摩の地域の土地はシラス台地と呼ばれ、これは火山灰の噴火によってできた台地を指します。このような土地では水通しが良いため、水を溜めなければいけない稲作には不向きです。また、台風が何度も訪れる地域であるため、稲が倒れてしまって作物にならないことも問題の一つでした。
一方、気候は温暖であり、水はけが良いという特徴をもつ土地であることから、さつまいもの栽培に適していました。そこからさつまいもの栽培が広まるようになり、これによって薩摩に住む多くの飢餓が救われたといわれています。
基本は、ここに有るように思われます。
良く耕して、土をよく解し、後は草抜きだけでよいのでは。
後はお天とう様次第の神頼み(天災魔除け)
尚 今様のテキストサイトに、あまり拘り頼らないようにすることも一つの方法かも。
本来農業(原始農業)とは、汗をかきかき、しんどいもので、楽できるものではありません。
気楽と言えば、定年がない事、病院と学費を除けば、食うのには困らないこと、繁忙期は、猫の手も借りたいが、反面、農閑期は、必要以上にくつろげる。有事や超恐慌にウルトラ強い事かも。
しげぞう
2017/10/27(金) 23:08:43
サツマイモも酸性には強いので5.0くらいじゃそこまで不作の原因になるか疑問です。
思い浮かぶのは加湿か、未熟な生草がそのまますき込んであるとか、表面がカチカチに
固まるような土とかですね。
GUUさん。
米糠をまくのは発酵を促すためでしょうか?
米糠は油分が多く肥料には向かず、虫も寄ってくるとあったので、使うのが難しいと思いました。適切な使用方法があるなら教えて頂きたい。
コラット
【四国】
2017/10/28(土) 02:51:07
今年はとにかく何をやってもダメな結果になります。
毎年のようにいきません。
10本ダイコンが育ってても9本は毎日見回って、殺虫剤も使っても茎だけにされたりネキリ虫にやられます。
この時期になっても次から次へと害虫が湧いてきます。
害虫にやられなくても不作になります。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2017/10/30(月) 09:40:24
しげぞうさん
私はけっこう米糠を使うのですが、サツマイモの場合は、溝を掘って藁を敷きつめ、その上に米糠を撒いてから土をかけて畝建てをします。
目的は仰るように微生物の活性をあげて、藁を積極的に分解をさせ窒素飢餓に導くことです。
窒素は不要と言えども、リン酸やカリは必要なので、最終的には芋が太るころ稲藁や米糠が分解してそれを補充する役目を担います。
また時期的なこともありますが、糠と稲藁の層まで20センチぐらいあるので、虫も寄って気ないと思います(たぶん)
木島さんと言う方の本で読んで数年間そのやり方をしていますが、それ以前に比べるとはるかに安定しつつ、楽ちんです。
米糠は仰るように油分が多いのであげ過ぎると使いづらいですね。
でも畑が出来てくると分解も早いので、よほどまとめて上げない限り害は感じません。
芋以外で元肥として使う時は、表面に薄っすらするぐらいの量を撒いて漉き込んで使っています。
虫を呼ぶのは時期の問題もあると思います。
コガネムシの産卵期などを外すなどすれば良いのかもしれません。
最近は面倒なのでやりませんが、追肥用はボカシを作れば虫もあまり寄ってこないと思います。
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