サツマイモの土づくりと肥料について

[園芸相談センター]の過去ログです

タケチャン 【関東】 2016/11/16(水) 21:20:54
 紅あずま10本を10月22日に収穫しましたが、細く小さめで3kgしかありませんでした。つるボケだと思います。高さ30cmの畝で元肥は入れず追肥に草木灰をを少々入れました。残留肥料のせいかと思います。
 来年は、元肥は入れず、チッソを除くためにワラ、モミ、米ぬかを入れて土作りをしようと思いますがどうでしょうか? 肥料は草木灰を使いたいのですが元肥か追肥か、量はどのくらいがいいでしょうか?
 つる返しはしましたが、枝葉もカットしたほうがいでしょうか? いくぶん細めがほしいので舟底形に植えます。土は粘土質です。
 美味しいサツマイモ作りのアドバイスをよろしくお願いします。

りっこ 【関東】 2016/11/17(木) 02:32:17
サツマイモを植えるときは必ず前作の肥料残りがあるかどうかを見極めることが大事です。当方は面倒なので玉ねぎの収穫後に植えつけるようにします。植えつけは6月〜7月上旬です。なぜかというと、市販のなえを購入して育苗し、伸びたツルで本植えの苗を採取するからです。
これは「家庭菜園ビックリ教室 井原豊著 農文協」に詳しく書かれています。満足な芋ができない理由の一つに植えつける苗にすでに根が出ていてはそれは肥料吸収根で駄目だそうです。
元肥料は必要ないです。米ぬかは窒素成分が2%ほどあります。何故使用するのか理解に苦しみます。
植えつけは舟底形より、垂直植えのほうがそろいのよいものが早くできるようです。舟底形は大きいのもとれますがクズも多いと書かれています。
あとは土質も重要で、こちらは千葉県、サツマイモの産地ですが土質は砂質土です。
サツマイモで一番おいしいサイズはタケチャンさんがおっしゃる通り「いくぶん細めが」がいいのです。それ以上になるとスーパーの箱売りではまずい分安くなります。草木灰は当方も気休めの程度にパラパラと入れますが効果(おいしい?)はわかりませんでした。葉ネギなどには効果がありましたが....。
前述の書籍ぜひ読んでみてください。100%とは思いませんが8割はなるほどと思いました。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2016/11/17(木) 10:04:14
米糠は利用するのは、窒素分よりリン酸分3〜4%が目的だと理解しています
2%分も稲わらを分解するとき、もしくは自らを分解するのに消費されてしまうのではないでしょうか。

私は、ここ数年稲わらと米糠だけしかあげていませんが、つるボケは今のところ経験したことがありません。
初めてのころは肥料をたんまりやり、ほぼ無収穫を経験したことはありますが・・・・

クズ芋は、うまく越冬して来シーズンの挿し穂づくりに利用してみてはどうでしょうか。

ツル返しですが、不要という方も多いですが、その理由は最近の品種は不定根が出ずらいからという意見らしいです。

今年は時間が無くツル返しはあまりできませんでしたが、ばっちり不定根に子芋がついていましたので、やはりツル返しはした方が良さそうです。
因みにその芋は紅はるかでした。比較的新しい品種でもそうなってしまうという例になると思います。

サツマイモは粘土質の土ではコントロールが難しいですよね
私の母も元田んぼの畑で作っていますが、苦労しています。

私は関東ローム層の排水性の高い土なので、やり易いですが・・・

タケチャン 2016/11/17(木) 16:30:20
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りっこさん、Guuさんさっそくありがとうございました。正直なところ、サツマイモはどんな荒地でも作れる簡単野菜とたかを括っていました。
ビックリ教室は面白そうですね。勉強してみます。残留肥料は調べられませんので、肥料の少ない前作の後にします。 米ぬかは、野菜くずの堆肥化にEM菌と使いうまくいっています。米ぬかは稲わらの分解を助け、その際チッソをを消耗すると聞いています。草木灰は芋を太らすと聞きました。

植え方ですが、垂直型は数少なく太くなり、舟底型は細目で数多くなると聞きました。来年は半々ずつ試してみます。
元、田んぼです。畝を高くしてもみ殻を入れ少しでも排水をよくし、茂りすぎた時は刈り込んでみます。Guuさんのお母様が粘土質でがんばっておられるのは励みになります。

お二人様ありがとうございました。


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