アスパラを新規にやり直したいのですが?
ナカナカ
【東海】
2016/03/31(木) 05:51:29
区画借りの家庭菜園です。
5、6年たったアスパラ、、、去年の夏終わり頃まで非常に成績良く収穫出来ていたのですが、収穫出来ながらも地上茎と葉の枯れが目立ち、8年も10年も収穫出来る聞いていたけど限度だな、と思って秋に新しく畝を確保して植え替えました。アスパラに関しては過去この掲示板で何度かご助言いただきそれなりに収穫出来て(去年は139本)喜んでいました。株の大きさも根の張り具合も植え替えの大変さも理解していました。その上で なんとかなるだろう思って大変な思いをしながら幅広く畝を確保して深く掘って枯れ草、藁など埋め込んで掘り起こしたアスパラを、、やはりかなり根を痛めました、、植え替えました。
案の定、いまだに発芽しません。去年は3月10日ごろから採れだしました。
そこで今年はあきらめて、苗を買って作り直そうとおもいますが(苗が高いので悩みます)去年の株を全部掘り起こしてそこに苗を植えても大丈夫でしょうか?
今の時期ですのでまだ植え付けしてない畝があるのですが、畝も替えたほうがいいでしょうか? 嗜好だけでなく健康指向で野菜作りを続けているのでなんとか自家栽培のアスパラを大量???に作りたい。欲張りだね。
ご意見ご助言よろしくお願いいたします。
明日 鳴太郎
2016/03/31(木) 10:31:44
私は、植え付ける場所が無いのでもっぱら収穫目的ではなく観葉的な位置づけの鉢植えです。
野菜作りは、どれでも暇なときを見つけて、基本見直したり、新たな記事を読んだ方が良いですよ。
これを怠ると、我流が先行して基本を見失うことになったりします。
といって、テキストばかりに頼ったり、最新技術にのめり込めば嫌になってしまいます。
>収穫出来ながらも地上茎と葉の枯れが目立ち
生理障害や連作障害の見直し
>8年も10年も収穫出来る聞いていた
鶏の採卵関数や神経集中持続度関数などのグラフのように、何でも採算収穫率ピークも有ります。
http://yasainosodatekata.com/sodatekata/youyasai/asuparagasu.html
>案の定、いまだに発芽しません。去年は3月10日ごろから採れだしました。
植替え植え付けの痛手や植え付け株の大きさにも原因が有るでしょうが
地温と根張りや発芽温度との兼ね合いもあります。
一株掘り起こして、現在どのような状態なのか見てみればよくわかる。
植え付け年度の苗の養生と初期収穫年度のタイミング調整・・・上のサイトの収穫カレンダーを参考に
>自家栽培のアスパラを大量???に作りたい。欲張りだね
採れ立てのアスパラガスに魅了されたら堪りませんね。
幼少の頃に、短編小説を読んでそのような美味しいものが有るのかと思い、食い意地のはる私としては、毎日缶詰を食べていました。
当時は、生があるとは知らなかった。
生を味を知ったら堪りませんね。
安価な輸入ものを食べて飽きてしまいましたが・・・
グルメ追っかけでは有りませんが、一つ気に入れば、飽きるまで続けるのが私の癖です。
振り掛けに凝っては、胃を壊し、粒餡に凝っては胃を壊し・・・
アスパラガス栽培の基本サイト
http://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/ss/nkc/2012asuparamanyuaru.pdf
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2016/03/31(木) 13:27:05
ナカナカさん、こんいちは。ブログの方ではお世話になってます。
何株で139本なのでしょう?
もしやと思うのですが、取りすぎていませんよね?
ちゃんと光合成用の立茎は残していますよね?
5,6年やっておられるので大丈夫だとは思いますが、念のためです。
あとアスパラって株によりなのか、植えつけ位置なのか、発芽開始時期にばらつきが多いように思います。
ウチだけかもしれませんが・・・。
ナカナカさんと同じ状況になったことが無いので一般論としての回答です。
可能なら違う畝の方がいいと思います。
枯れの原因が判らない以上、病原菌かもしれませんし。
連作障害発生の可能性を除去できません。
これから出るかもしれない今の株を傷めますし、同じ畝で栽培するメリットがあまり見えません。
なので、可能なら別畝がいいと思います。
それとアスパラは株を買うと高いですが、ダイソーで2袋108円で買えますので、数年おきに実生で苗を作っておくといいかもしれませんね
収穫は3年後ですが、頑張れば2年後ぐらいで行けそうな気がします。
お互いにアスパラ食べ放題になるように頑張りましょう!
ばんざいうさぎ
2016/03/31(木) 17:47:37
北海道の元大産地に住んでいます。昔はホワイトアスパラで缶詰用に栽培、海外に輸出していたほどでしたが中国産など安価な缶詰が出回って生き輸出が減ったのとホワイトの場合は収穫作業が過酷なので一度栽培が廃れたのですが、最近グリーンアスパラ人気で農協や郵便局の人気商品となり、家に畑があると知れれば郵便局で「収穫すればうちで引き取るので栽培しませんか?」とお声がかかります。
我が家は先代が昔栽培していた様で家の敷地のあちこちに野良アスパラが生えていて、芽だし時期には敷地を一回りすれば2人で食べるに充分な本数が取れます。その中でも古い株は私がこの家に来た20年前にはすでに生えていましたが、以前よりは出る本数は減ったものの市販品しか食べたことの無い人は見たことのないだろう3Lの太さの芽を毎年生やしていますよ。もちろん野良ですから手入れなんて全くしておりませんし草ボーボーの場所やすぐ横に他の草木が生えていたりします。
私も、一株からの採りすぎ(時期が過ぎてからも採っている)と、植えている場所の土の悪化を疑います。ただ、連作障害と言うよりも土の養分不足か成分の偏りの方が強い様に感じますが・・・。
我が家の様にそこそこ適した地(元泥炭地を開拓し土壌改良した、結構保水性の良い土です)で、良質な堆肥や肥料を定期的に適切な成分で与えておけば、最初の勢いからは劣りますが株数さえあれば一般の家庭では充分な数が採れますが、どうもその寿命も土質に左右されやすいように感じます。
私の親戚も昔はホワイトアスパラを作っていました。結構な高さの盛り土の畝で、根は深く埋められ伸びてきた芽が土から出ないうちに専用の収穫棒(先端に刃が付いている)で根元を切り収穫します。
一度栽培を止めましたが、後に自家用にと別の場所に種根を植え付けましたが、そこに植えてまともに収穫できたのはたった数年間。その後は人手も無く手入れがおろそかになるとたったの数年で全滅しました。
ホワイトアスパラについては栽培のプロで、廃れた後も製薬会社との契約栽培でずっと栽培を続けていた農家なのに、です・・・。
実は親戚の家は大きな河川の下流域近くで川砂主体の土です。そこを長年農耕馬を飼って(周りの農家が皆手放しても馬糞と草輓馬用の仔馬生産目的で、かなり遅くまで飼っていました)馬糞を毎年入れて土壌改良し使っていましたが、ホワイトアスパラを長年作っていた畑は川から離れた場所で馬糞を長年入れていたので保水性の良い肥えた土。新たにグリーンを植えたのは川に近い方の畑で、隣の酪農家の牛舎と隣接しており、あまり広くないので主に自家用の野菜をちょっと植えたり、時には使わずにいたりとあまり活用されていなかった場所で、それほど保水性が良いとは言えず、またその頃は農耕馬を手放した後でした・・・。隣が酪農家で牛糞に混ざった雑草の種子が風で飛んできては生えてくるのも良くなかったのかもしれません。
植えている畑の保水性は如何ですか?借りられ続ける限り場所は変わらないのなら、まずは土質改善をお勧めします。土質が良くなると劇的に育ちが変わりますよ。私はとんでもなく酷い錆土の土を5年かけて土壌改良しましたが(過去ログで、土壌改良の質問に詳しく書かせていただいています)3年間バーク堆肥を入れ続け、2年自家製コンポスト堆肥を入れる事により保水性が良くなり、植えたブロッコリーが当時農協青果部に勤めていた家族に「売り物と比べて遜色ない」と褒められるくらい良い物が出来ました。
その後は自家用コンポスト堆肥を毎年入れて肥えた土に維持していく予定でしたが急きょ今の家に引っ越す事になり、借家だったので庭の土もそのまま残す事になり非常に残念でしたが、後に「あの土が欲しいのだけど・・・」と電話で元近所の方から問い合わせが来るほど良くなっていました。
他の作物との兼ね合いなどで全体の土改善が無理でも、部分ごとに行っていく事が必要と思います。
まずは新たに植える種根は元植えていた場所では無い所に。なるべく保水性の良さそうな肥えていそうな場所へ。前作でマメ科を植えた場所があればその場所も良いかもしれません。
植える前にはまず良質の堆肥を入れて(枯れ草や藁は発酵していないのでそのまま土に入れてしまうと地中内で分解される時にガスが発生してしまい植物の根を痛めますので、必ず堆肥化してから入れるように)、土作りを行っておいてください。牛糞堆肥はいろいろリスクも多くお勧めできません。馬糞堆肥や稲わら堆肥・100%バーク堆肥が良いのですが、無理ならせめて完熟した腐葉土とミミズの糞で作られた土を混ぜるのでも良いです。
肥えた土を作って種根を植え、適切な本数以上は採らない様に気を付ければ株は長生きしてくれると思います。ちなみに我が家の場合は下草の量が適切(雑草の種類がたまたま勢いが良すぎない、植えてある下草の種類との相性が良い)のと、近くの木や丈の長い植物に止まった野鳥のフンが成分的にも量的にもちょうど良い様です。ちなみに野良で生えたのも野鳥が実を食べフンで落としたからです。毎年敷地のいろんなところからごっそり苗が生えてきます。ほおっておくとほとんどが枯れてしまいますが運よく生き残った物がゆっくりと遅く育っていき、5〜6年かかってようやく採って食べられる太さに。ただ、この野良の芽が農家の朝採りものよりも数段美味しいんですよ。根が地中深くにも潜って豊富な土の栄養を充分に吸えてるからなんでしょうね。
生えている株により芽の収穫本数にばらつきが出るのは、主に雄雌の違いもあります。アスパラガスは雌雄異株なので、生える芽の数も質も違います。
メス株は茎が太めで生え初めは先端が丸い芽です。味はとても良いのですが、出る本数は少なめです。これは一本の茎に沢山の実を成らせすべてに種子を作る為でしょう。
オス株は茎がメスから比べると細め、味もメスと比べると劣ります。芽の先端はとがっています。オス株だと沢山の芽が出て来ます。
市販のアスパラガスの場合は、形が揃いやすい見た目の良さと効率の良さからオス株が好まれるそうです。グリーンアスパラ農家でも揃い易さから出荷するものの多くはオスが多くなり、見た目の悪いメスは産直で売ったり自家消費となります。
ただ、雌雄の区別は種根の状態では素人には見分けが難しいです。プロだとまだ定植前の細い芽でもの状態から見比べると雌雄の見分けが付くのかもしれませんが・・・。見分けが付く農家なら雌雄分けてオスはオスだけ栽培、メスはメスだけ栽培している所もあると思います。某テレビ番組で紹介されていたオーガニック野菜のシェフは農家と契約しメスの芽だけ仕入れてました。茎が太いし曲がりやすかったりしますが拘る人はわかっているんだなぁ〜と感じましたよ。
アスパラガスの栽培方法や収穫方法も年々変わってきています。最初から3本位は収穫せず育てて偽葉で光合成させて4本目くらいから収穫時期を
ばんざいうさぎ
【北海道】
2016/03/31(木) 17:57:34
すみません、途中送信してしまいました・・・。
続きます・・・
長びかせる方法や、私の親戚が行う方法ですが(今では珍しいアスパラ専業農家です)定植後5年で株を抜いて処分してしまい、土作りしてまた新たな種根を植えて育てる方法もあります。やはり多く収穫できる期間は5年くらいなのだそうで、家庭菜園レベルでは無理な栽培法ですが畑を複数持っているのならこの方法で畑ごとに定植年を毎年ずらして植えて行った方が、長い年数で見て本数をトータルすると収穫効率は従来栽培法よりも何倍も良いそうで、親戚は自分の土地の他に余所からも複数の小さい規模の畑をいくつか借りて、面積は狭いながらも余所のアスパラを栽培する農家よりも多くの収穫が得られているのだそうです。
ナカナカ
【東海】
2016/04/01(金) 12:35:46
[[解決]]
質問を書き込みながらお叱りを受けるだろうな、とか思いつつ投稿させていただきました、
明日鳴太郎さん、ありがとうございました。仰るとうりなんですけど、4〜5年も採れているとつい慢性化して放ったらかして出来るもんだと考えちゃったですね。反省反省、皆さんのご意見と過去ログ見直して新規頑張ります。ありがとうございました。
guuさん、早速の御返答ありがとうございました。作っていたのは1畝8株でした。4メートルに8株だから多すぎたとは思っていますけど、、、、
夏の終わりころ収穫をやめたのも、茎や葉の枯れが目立つようになったのと、次期に向けての思いもありました。茎が枯れる状態は、黄色 茶色になってカスカス状態になり、引っ張るとなんの抵抗もなく抜ける状態の茎が1かぶに数本ずつ(順番に)出るような状態でした。収穫をやめてから刈り取るまでは2ヶ月くらいあったと思います。植え替えた畝はそのままに期待しながら、新しい畝をやってみようかみなさんのご意見を参考にさせていただきます。
ただ新しく畝というという別の野菜が1畝分少なくなる。ありがとうございました。
ばんざいうさぎさん、たありがとうございまさした。過去にもいろいろな場面でご意見ご助言いただきありがとうございました。
元々、3本川の集まるような、古い地名の〜池とか〜洗とか〜堰 氵編の地名の付く地域で、当菜園も農家の方が埋め立てた場所です。だから地質の悪いこと悪い事、粘土質だったり山土の丸石小石ゴロゴロガレキや細かい廃材〜〜〜と、欲張り爺さんの宝の山??????
それでも皆さんのご指導ご助言ご意見でなんとか楽しみながら続いています。
農家の貸し菜園なので相続問題が発生すればいずれは使用出来なくなる可能性はあると思います。それまで使わせてもらえるのか、自分が先に行くのか??
何回か北海道お邪魔していますが、行くたびに畑の人にあれこれお聞きしたりして帰ってきます。観光途中ですが。去年は北見までJR、そのあとレンタカーでまわりながら札幌、玉ねぎ畑の人、ニンニク畑の人、アスパラ畑の人ともお話しさせていただきました。ただ、広大な畑の割には人数が少ないですね。
細やかにご助言ありがとうございました。明日鳴太郎さん、guuさん、のご意見一緒に参考にさせていただき、大いに挑戦します。
ありがとうございました。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター