連作障害対策
見習い
【甲信越】
2016/02/28(日) 13:29:40
皆さんは、連作障害対策はどのようになさっていますか?
ローテーションはしてましたが小さい畑ですので、ナス科やウリ科の野菜が生育不良や病気が、出たりします。緑肥や堆肥を考えていますが、効果的な対策がありましたら、お願いします。
迂回路
2016/02/28(日) 20:30:57
以前は、輪作裏作転作休耕が主流でしたが、最近は接木苗による栽培へと時代は変ってきたようです。
更に、それも、兼業農家高齢化などまかない手不足も永続化し、稲作でも分業化が進んでいます。
すなわち、苗屋さんから買って育て収穫販売する。
接木苗は、耐病性ある根部分を利用する台木苗と実を収穫する苗を、同時に育て2種を接木し一株として栽培する方法です。
利用する台木にも、いろいろな種類や性質があり、それにより地域性や好みがあります。
ナス、接木苗、台木の種類と性質、接木苗の作り方、などの検索キーでいろいろなサイトがヒットします。
手間隙を掛けて、節約するか
経済的コスト投資で、手間隙を節約するかのどちらかですね。
お茶の葉などは、お茶の木自体が、畑の境界線として、かっての面影が残っている程度が殆どで、自家製品を作る人もほとんどいないでしょう。
味噌醤油も同じ、時代の流れです。
家の構造や生活様式が、そのように変ってきています。
参考サイトの例
http://akagefarm.com/s-re-nae1.html
尚 其々のサイトにも、表現方法に、それぞれの癖が有りますから
、希望の野菜一品種につき、10箇所程度、よく読んだ方が良い。
実務として、細かいことに関して、例えばどちらを早く蒔くかとか、どの位置(長さや成長度合い)で継ぐのが良いかなどいろいろと、好みがありますから。
>小さい畑
どの程度なのか不明で、苗として其々何本必要なのかも不明です。
シーズン中に、どの程度を収穫したいのかも不明です。
接木苗を買うのも、一つの方法です。
屋敷に隣接している畑なら、水遣りも楽ですから、棚をこしらえて、上に野菜用のプランターでナスを作り、下を輪作や休耕畑するのも一つの方法です。
立体農業。
瓜やスイカカボチャも、吊り下げ式立体栽培(メロンや胡瓜などと同様に)にする方法もあります。
後は、好みとセンスや経済効率の問題ですね。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2016/02/29(月) 11:10:29
連作障害って一言で括ってしまいがちですが、原因によりいくつかのグループにグループに分けることにできますよね
以下は私の認識です(間違っている可能性あります)
1病害虫の被害
ナス科やアブラナ科。
原因:
同じところで連続栽培することにより、その科に従属する害虫や病原菌が繁殖して被害を出す。
対策案:
輪作・菌層を多様化するための混植・菌層の固定化を防ぐため有機物の投与・病原菌に強い台木を利用した接木。
2微量要素の欠乏
イネ科?
原因:
一定の植物を連作すると、特定の微量元素だけを大量に失うので、それを必要とする植物が育ちにくくなる。
対策:
失われた微量元素の投与。特定できれば単肥可能だが、正確に特定するのは複雑なので堆肥など有機物が有効。輪作
3いや地
マメ科 ウリ科? イネ科
原因:
アレロパシー(多感作用)。他の植物が成長しづらいようホルモンなどを根から分泌し、成長を抑える現象。
対策:
水田なんかは水を入れることで流れてしまうらしいです。畑では輪作以外ないような気がしますが、近所の人が毎年同じ場所でエンドウを育てています。
陸稲なんかは連作すると毎年株がどんどん小さくなっていくと農家の人が言っていました。この辺は2の原因とも関係あるかもしれません。
結論
なるべく輪作を心がけた方がいい。
たい肥を中心に有機物肥料をやる。
時々天地返しをして菌群のリセットをする。
実物野菜などまとめて収穫する必要が無いものは、混植をして菌性を柔軟にしておいく。
作業上邪魔にならない限りは、草むしりはほどほどにする。
不安になったら接木を使う
ってなことを考えて実行してます。今のところ連作障害でダメだったという感じは受けたことが無いので(他の理由で失敗していることは山ほどあります)、正しいのか間違っているのかは確認できていません。
堆肥を入れていないなら、一番初めにやっておいた方がいい対策かもしれません。
最近は慣行農法の農家でも、たい肥を入れているところが多いように思えます
見習い
【甲信越】
2016/03/15(火) 00:02:19
迂回路さん、Guuさん、ありがとうございます。
接木苗は、以前から使用してましたが、作りたい野菜品種や苗代金節約の為、種から育てています。また自根苗も購入したりしてます。
以前は、米作との輪作してましたが、諸事情で一つの畑を親戚と使用しています。また、自宅の庭にある、猫の額の畑で野菜を使っています。
自根苗や種から育てた品種で病気や生育不良がありました。
詳しい事は、このホームページでは関係無いので省きますが、おそらく10年後当たりから、肥料、農薬、堆肥、苗や種子の代金が毎年高騰していくと考えていますが、それに対する備えを考えています。書籍や皆様の知識や頭脳の力をお借りして、費用のかからない野菜や果樹を作りたい、と考えています。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2016/03/15(火) 10:43:58
場所に余裕が無いのであれば、輪作が難しいですね。
コストのことも考えれば、こんな感じでは如何でしょうか?
1.自作堆肥
材料に収穫残渣、畑の除草物、藁や、冬場に湿地で葦を確保。
2.肥料
養鶏業者・酪農業者から家畜糞の譲り受け
無料精米所での米糠
3.農薬代わり
冬場カマキリの卵を河原で集めてくる
普段クモ、トカゲ、カエル、テントウムシなど益虫を見つけたら、畑へ拉致
混植することにより場所の有効利用と特定土壌菌の過密繁殖を抑制
食酢を薄めたものを撒く&重曹(または灰)を薄めたものを撒く
↓↓↓
時々、交互に撒くことにより、酸性とアルカリ性双方に傾け、いずれかの環境で弱い菌類を抑止する狙い(私の頭の中の妄想)
4.自作接木苗
去年、スイカ、キュウリをカボチャに次いで見ましたがけっこう簡単に接げました。
また接木が面倒なら、断根苗をつくるというのもあります。
こっちの方が簡単でよく作るのですが、効果は見えるほどハッキリした経験はありません。
私は、およそ400坪の土地で家庭菜園をしていて、本来なら輪作する場所にも困らないはずですが、無計画なのでキチンと回せていません。
その代わり、上記のことを実行しています。
5.自家採取
家庭菜園なので、成長がそろっているよりバラついた方が都合の良い野菜も多いです。
そういったものはF1にこだわる必要が無いので、F1種子からの自家採取でもそれなりのものが収穫できるものも多いです。
ほうれん草、スイカ、唐辛子、大豆、小豆、蕎麦、落花生、明日葉、オクラ、ネギ、ニラ、ニンニク、ミニトマト、おかのり、紫蘇なんかは自家採取が簡単で向いていると思います
コストがほとんどかからないので、奥さんからはもっとやれ!と言われています。
>おそらく10年後当たりから、肥料、農薬、堆肥、苗や種子の代金が毎年高騰していくと考えています
反対意見ではないのですが、どうしてそう思っているのですか?
特に「10年後」と言っているのが気になります。
なにかありましたっけ?
見習い
2016/03/21(月) 01:17:25
10年後と言いましたが、正確には東京オリンピック辺りから値上がりが始まり、値上がりが誰にも気付き出すのが、10年後当たりと考えています。
日本の借金は現在、一千兆円以上&県や特殊法人の借金も合わせると、更に増えます。この先日本は財政破綻は避けられないと。そうなれば超円安になり、輸入食品は値上がり。肥料の原料も値上がり、食肉家畜も値段高騰で食べれなくなるから、数も減り、糞尿も減って。
見習い
2016/03/21(月) 08:02:56
10年後と言いましたが、正確には東京オリンピック辺りから値上がりが始まり、値上がりが誰にも気付き出すのが、10年後当たりと考えています。
日本の借金は現在、一千兆円以上&県や特殊法人の借金も合わせると、更に増えます。この先日本は財政破綻は避けられないと。そうなれば超円安になり、輸入食品は値上がり。肥料の原料も値上がり、食肉家畜も値段高騰で食べれなくなるから、数も減り、糞尿も減って、堆肥や肥料材料が足らなくなると思います。何処まで最悪な状況になるかわかりませんが、実際に色々試して費用がかからないで収穫出来る方法を探しています。農産物生産がハイパーインフレ時に生き延びる対策の一つであります。もっとも盗難も増えますが。
見習い
2016/03/21(月) 08:07:30
スミマセン。寝惚けて、二重カキコミしてしまいました。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター