発酵けいふんの使い道

[園芸相談センター]の過去ログです

コラット 2016/02/27(土) 08:01:49
自分でも勉強もしましたが、発酵けいふんはNもPもKも含まれてて、とんでもなく安いですが、元肥に使うには大体の普通の野菜で1u何グラム程度施すんですか?
化成肥料ばっかりずっと施してきた畑でも、施肥時に同時に有機物が必要ですか?
他にもアドバイスはあるでしょうが、あまり何十行も書かなくてもいいので教えて下さい。

早起き鳥 2016/02/27(土) 16:55:43
>普通の野菜で1u何グラム程度施すんですか?

風袋の取り扱い説明書に明示されていることと思います。
書いてなければ、書いてある風袋を参考に

広さの単位、10aは10x100mで1000 又は1坪は3.3 畳2枚分
重さの単位、1Kgは1000g
つまり、Kg総量をgと読み直せばよい。

以下3行は、深く考えないことです。
おおよその目安として、500g又は6ℓ程度。
植木鉢ならば、土6:鶏糞1
畑なら、表土30cm x 広さが土の量と割り切ること。6:1

以下はより神経質に深く考えてください。
有機肥料の利用は、化学肥料と違って、科学的な算術計算の世界ではなく、経験と感の世界ですから、何を中心にして考えるのかにより様々です。

先ず、明示内容NPKが正しいとは限らない。含水率も異なる。
有機質に含まれる窒素の性質は、化学肥料の窒素と大きく異なる。
施肥時期の温度でも肥効反応が異なる。
その前に、野菜の生育pHと鶏糞のpHにも大きく隔たりが有る。
従って、計算のしようがありません。
まともに計算すれば、莫大な過剰施肥となります。

>施肥時に同時に有機物が必要ですか?
有機質肥料と化成肥料は、ともに肥料には違いありませんが、
別のものと考えた方が良い。

化成肥料は、土を硬くする。共生微生物を殺す。
有機肥料は、土に隙間を作。共生微生物を繁殖させる。

同時に有機無機肥料を利用するのなら、それこそ肥料成分を計算して利用することになるでしょう。
同時でなくても、例えば端境期などに、有機物を漉き込んだ方が良いでしょう。
牛糞、腐葉土、バーク堆肥、油粕、生ゴミ堆肥、魚粉、敷き藁、緑肥雑草・・・・・など

どの肥料の利用でも、表土30cmは良く攪拌する。

より簡単な鶏糞利用は、1u当たり毎月1回一握り程度を株間に撒いて、軽くかき混ぜる。雨風で流される。
葉には降り掛けないこと、葉が傷む。

早起き鳥 2016/02/27(土) 16:58:27
6ℓ程度。⇒6リットル程度

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2016/02/28(日) 00:32:21
早起き鳥さんがいっているとおり、鶏糞などの比較的原始的な有機肥料の肥料成分はあまり当てにならない。
食べているものでがらっと変わってしまいますからね。
記載NPKは参考目安です。

また何を作るかで施肥料は変わるかと思います。
トウモロコシとかは大目とか、ジャガイモは少なめとか。

有機肥料は多少やりすぎても微生物に分解されながら無機物になり、植物に吸収されていくので、化学肥料に比べて効きが緩慢です。
なので、多少やりすぎてもあまり問題は出ません。
私は、ちょー適当に見た目で撒いてます。

足りない時は鶏糞は夏場など微生物の活動が活発な時期は、追肥でも使えますのでそこで調整してます。

>化成肥料ばっかりずっと施してきた畑でも、施肥時に同時に有機物が必要ですか?

イロイロな考え方や栽培方法がありますが、私は有機物は施肥したほうが良いと思います


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