みかんの皮が厚い
のんちゃん
2015/11/14(土) 13:09:22
ミニ果樹園に温州みかんと八朔を植えているのですが、どちらも川がすごくぶ厚いのです。
以前庭で作ってたみかんの皮も厚かったです。
店でうられてるようなのを作りたいのですが・・・・。
ちなみに私の住んでるところは兵庫の南西部で海からは結構離れています。
柑橘
2015/11/15(日) 16:33:30
一般的に、何でも環境5割り 日々のお手入れと経験値4割 知識が1割です。
知識こそがすべてではありません。環境はどうしょうもありませんが知恵を働かし日々のお手入れをすれば、環境改善を含めて7割は、解決します。
ほったらかしにすれば、運が良くて最高でも3割の成果しか見出せず、後はあきらめや言い逃れを含めて自己満足で、カバーしているのが現実です。
柑橘類の本来の性質は、日ごろから親しみの多いレモンを見てみれば解りますように、皮は厚くすっぱいものです。・・・・大原則。
むしろ皮が薄く甘いものは、異端児というべきものです。
従って、皮が薄く果汁が甘い品種は少なく、皮が厚くてすっぱい品種がほとんどです。
これは甘いミカンであるというのでも、試しに生食味見を1-2子袋を試食して残ったミカンを絞ってみれば、酸味が勝ってきます。
個人個人の感性にも寄りますが、完熟ゆこうのジュース(通常の用途はユコウ酢として利用する)は、温州ミカンの果汁より、結構甘かったように記憶しています。
質問の趣旨が皮が厚いと剥き難く好まれないのか、
皮が厚いといかにも酸っぱそうなので、敬遠されるのか、
何がいやなのかから、解決していかなければなりません。
ちなみに、私も皮の厚いのは避けて選びます。相対的に、酸っぱくて美味しくない。
結果的に、寒いときに酸っぱいものを食べれば、余計に寒くなる。
さて、どうすれば、皮が薄くて、甘く実るのか?
環境や病害虫や品種を別にしても・・・よくわかりませんし、説明できません。
環境と経験値としか言いようがありません。
しかし、次のような傾向が有るものとして、できることから少しづつ見極めれば、良い結果に結びつくかも知れませんね。
元気の良い枝の先端になるミカンは、概ね皮が厚い。
ミカンのヘタ軸も太い。・・・・できれば、ヘタの太い幼果は摘果して捨てる。
晩夏初秋から日当たりの悪い位置の果実は、概ね酸っぱいですが、必ずしもそうとは限らない(野鳥の出入りが良い場所なら甘い)。・・・・剪定して、日当り時間を良くし風通しも良くする。
若木や実の少ない樹は、皮が厚い。・・・栄養が少ない果実に集中する。
裏年に管理を怠ると翌年の表年には、実数少なく大きくて皮が厚い実の樹になる場合がある。・・・施肥管理や雨量多少に関して、生育とそれに対応する適度な雨量時期にも影響する
一度其の癖(大きく皮の厚い)がつくと、数年間(2-4年)はそのようになる
・・・根や新芽の生体からなのか、肥料(施肥や残留肥料の偏りか)なのか、不明。 人でも、肥満ならやせにくいような感じかも。
そこそこ樹齢が経って、樹が大きくなり(4m前後のドーム形)、収穫時に実数が多く朱色に染まれば、概ね甘くて皮が薄い樹といえるかも。
・・・1個ミカンの葉数20枚と将来L寸(市販品サイズL 個人的な感覚ではMサイズ)に粒が揃うように、徐々に幼果未完熟果実を摘んですてる様に心がける。
浮皮のミカンは、甘く皮が薄い・・・・一応出来損ない、果汁が少ない
、日保ちが悪いとして、嫌われる。
通常管理としては、浮皮抑制対策が施される。
樹の上半身より下半身の日当たりの良い果実は、皮が薄くて甘いものが多い。
ナドナド、いろいろと制約の有るミカン狩り農園ではないミカン狩りや農家のお手伝いに行って、あちらこちらを食べ比べ観察しないとしかたが無いかも。
できれば、複数人数で一個を半分づつに分けて、納得するまで食べまくる。一人では、寒くて沢山は食べられません、しかし数多くあちらこちらと食べないと相関関係がわかりません。
お土産は、美味しいミカンを詰め込みますが、試食は観察ですから、あちらこちらと数多く納得するまで、食べ歩くこと。
ついでに、摘果あとや剪定跡や年間管理も聞いてくる(施肥や土壌そのたの自然環境)、折に付け車窓からでも気に掛けるなど
と何でも無いことですが、異端児を育む事は、なにごとによらず面倒なものです。
柑橘
2015/11/15(日) 16:41:48
それと、商品ですから、収穫したものすべてが店頭で売れるものではありません。
売れない収穫物も多いです。
売れる商品づくりとして、選別工程や追熟工程を経て出荷されています。
当たり前のことですが、つい忘れがちになったりしています。
pine
【九州】
2015/11/15(日) 21:34:18
管理に関する情報がほとんど無いに等しいです。
次からは,品種名,植えられた場所や日当たり,排水条件,肥料管理,せん定,葉っぱの色や大きさ,葉数,せん定の方法や時期など,思いつくこと,気づいたことを書かれた方が良いですよ。何を書いて良いかわからない時は,わかるだけ書いておいてから,その旨お聞き下さい。
葉色が黄化している場合は,皮が厚くゴツゴツして,実がす上がり気味の果実になります。この場合は,根傷みに由来する変化です。
葉色が濃く新梢も勢いよく出る様なら,肥料過多だと思います。
化成肥料はもちろんですが,堆肥や鶏糞,油かすなどを多投していないか,思い返して下さい。
特に夏肥が効き過ぎると,皮が厚くなり,酸っぱい果実になります。
「みかん(orカンキツ類)の育て方 肥料(or施肥時期)」などで検索すれば大まかな施肥方法が出てきますので,比べてみて下さい。
もし,樹間に野菜などを作っている場合は,肥料に注意が必要です。
多分,後者だと思いますけど・・・
のんちゃん
2015/11/17(火) 16:09:41
[[解決]]
柑橘さん、pineさんご意見有難うございました。
私の場合何でも適当にしているもんで施肥や剪定などいい加減にしています。
そういえばレモンの皮も厚いように思います。
70〜80坪ほどの場所に栗2本、梅3本、プラム2本、みかん1本、八朔1本、サクランボ2本、レモン1本を植えています。
サクランボはまだ実がなりません。
来年くらいのはと思っています。
隣の鳥よけのネットを張った場所にはブルーベリーを5本植えてます。
先月、プランターから地植えに変更しました。
なんやかや作っているのでどうしても適当になってしまいます。
これからは少しづつでも勉強したいと思っています。
樹幹には野菜は作っておらず隣で作っています。
初心者(宮川みかん)
2015/11/25(水) 19:08:36
解決されている質問なのですが、追加させていただきます。
八朔については知りませんが、温州みかんは品種によって色々特徴があります。私も厚い皮のミカンと知らずに植えてがっかりした一人です(笑)名前にも使っていますが、《宮川ミカン》はお店に売られている皮が薄くて甘い品種になり早生品種です。皮の厚いのは《青島温州》だと思いますよ(笑)昔から親しまれてきた品種で、収穫も遅いものです。今やっと黄色に色付いています。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター