玉ねぎ

[園芸相談センター]の過去ログです

雪女 【東北】 2015/09/09(水) 16:27:15
玉ねぎの種を発砲スチロール箱にまきました、今、爪楊枝くらいの太さで丈は10センチくらいになってもやしのようになっています、定植は10月頃と考えていますがそれまでにこのままでいいでしょうかお教えください。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2015/09/10(木) 13:48:47
こんいちは
だれもお答えにならないので・・・たぶん良いのだと思います

あえて気になっている点をあげれば、
お住まいが東北と言うことなので、関東に住む私とはちょっと状況が違うかもしれませんが、ネギコガの幼虫に食害されるかもしれないので、防虫ネットなどで保護しておけばなお良いかもしれません。

土の肥料状態が判らないのですが、肥料入りの培養土とかでなければ、週1ぐらいで液肥をあげたほうが良いかもです。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/09/10(木) 20:33:13
東北と言っても広いですが具体的には何県なのでしょうか?もし関東に近い所なら今時からの種蒔きでも栽培が可能なのでしょうか・・・。

もし、本やインターネットの情報などを参考にされての種子蒔きであれば、その栽培は関東標準であり種子の秋蒔きは関東より南の地域向きの情報と思われます。もしかするとお住まいの県では無理かもしれません・・・。

玉ねぎには伝わってきた国の違いからいろんな系統があり、関東から南の土地で栽培できる種類と、東北・北海道の土地で栽培できる種類は系統が全く違います。
北海道など北国で作る品種は、明治期にアメリカから導入された品種を北海道向けに改良した「札幌黄」と言う品種を元に、更に選抜・改良し更に各地の農業試験場や農協で品種改良した品種です。おそらく東北でもこちらの系統に含まれる品種を多く栽培しているのではと感じます。

愛知に親戚が居るので新玉ねぎの収穫時期には沢山送られてきていました。でも、この玉ねぎは貯蔵性が低いのとどうやら北海道の気候には合わないのか冷暗所に保管しても腐れが入り易く、冷夏の年には送られてきて間もなくからどんどん腐って行き食べられたのは僅かでした・・・。おそらくこちらの気温(温度が低すぎる)と湿度が合わないのだと思われます・・・。
実は、私の住んでいる所は北海道の玉ねぎの大きな産地なんです。親戚がこちらに居た時はまだ玉ねぎが作られていなかったのでご存知なかった様で、親戚は玉ねぎ産地に玉ねぎ産地から送っていたのです。
知人に頼み実物を見ずに送って貰うのか、水分が多く柔らかい玉ねぎは食べ慣れず、すぐに腐ります。またその知人が悪いのか売る方が悪いのか、最近は到底売り物に成らない様な等級の低い物(当地では廃棄処分で畑に漉き込む様なもの)が送られてきます・・・。でもあちらは良かれと思っての事で、立場上「もう送らなくても良い」とは断れず・・・。
去年のちょうど今頃、法事でこちらにいらして滞在した時に、帰りは最寄りの駅まで車で送る事になりました。ちょうど玉ねぎ収穫のピークで道路の両脇にある畑では運搬コンテナが置かれ収穫・乾燥作業が行われていたのでこれ幸いと「こちらはアスパラ栽培から玉ねぎに転向したのが成功して今じゃ一大産地で本州にも送ってるんですよ〜」と強調してみたところ、ようやく気が付いてくれたのか今年は違う物を送ってきて下さいました。
収穫後の保管でさえ環境が合わないとすぐダメになってしまう別系統の玉ねぎ、もし合わない栽培時期と環境で栽培してみても、途中で失敗してしまう可能性があります・・・。 

蒔いた種子は地元でお買いになったものですか?地元で売られていた物なら蒔く時期と栽培サイクルさえ合っていればそちらで充分栽培可能な系統の品種と思います。でも通販などで余所の県から買った物なら、気候が合わず栽培サイクルも合わず生育が遅すぎたり病害虫が発生しやすいなど栽培自体が難しいかもしれません・・・。

東北・北海道での個人レベルでの玉ねぎの種子蒔きには、ヒーター付き育苗器(発芽適温を保ち、発芽後は育苗期の夜間だけヒーターを使う)とセルトレイを使用し、2〜3月に室内蒔きとなると思います。畑への定植は桜が咲く(あればソメイヨシノでは無く地元自生の山桜が咲く時期)時期あたり。当地ではソメイヨシノ自体が育たないのでエゾヤマザクラの咲く頃です。私自身、学生の頃のゴールデンウィークには親戚の家での玉ねぎ苗定植作業に借り出されたものです。

お住まいのお宅の建築様式や夜間の室温によっては(特に明け方の冷え込み。気密性の高い現代建築ならあまり心配なし)ヒーター無しの育苗器だと、花鉢を2段くらいの花台に置いたまますっぽり覆える簡易的な温室(ビニール製)か、蘭などを入れて栽培するガラスケースが必要に成ると思います。
気密性の高い建築様式だと室温が高すぎる場合もあり徒長の心配があるので置く部屋の室温は高くて20℃以下くらい。
窓ガラスの傍に置く場合、夜間や明け方の冷気が窓ガラスから伝わり冷えすぎるので、夜は部屋の中央付近の高さ1メートル以上の所(テーブルの上など)に置き、朝また窓辺に置く様にすると良いです。

東北・北海道での玉ネギ栽培の種子蒔き時期は「春」ですが・・・。
玉ねぎは雪国での屋外越冬は不可能です。細胞レベルで凍って、溶ければベタベタに崩れます・・・。
もし途中まで育っても雪に埋もれてしまえば、翌春雪が溶けた頃にはベタベタに溶けてる状態か、すっかり乾燥し枯れているかと思われますが・・・。

ちなみに北海道では2〜3月に、ビニールハウス内に二重のビニールトンネルを設置し苗床とします。ビニールハウス用暖房で防寒するか(昔は夜にトンネルの上へに古毛布2重掛け)苗床の下の地中に埋める電熱ヒーター使用。

もし東北でも冬が雪深く寒い県にお住まいでしたら、玉ねぎの種子蒔きは初めての様ですから個人レベルでの「種子からの玉ねぎ栽培」はちょっと難しいかもしれません・・・。

種球(植え付け用の小さい玉ねぎ)を買ってきて(又は通販などで、ご自分の所で栽培可能か確認してから購入)春に植え付けるのが、すでにある程度育ってしまっているので失敗が少ないと思います。

詳しくは「県名 タマネギ 栽培」で(特に出来るだけ近くの街にある農業試験場や農協の玉ねぎについてのサイトページが参考に成ります)、お住まいの地域ではどのように育てるのかが解ると思いますが、もし地元に種苗店(個人経営の種子屋さんや農業資材店など)があるなら、「玉ねぎを栽培するには何月頃にどのように始めれば良いのか」と聞いてみると良いです。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/09/10(木) 20:47:23
追記
記述後の編集が悪くておかしい文に成ってしまい申し訳ありません・・・。

後半の
>東北・北海道での玉ねぎ栽培は・・・から種球のくだりまでは
はじめのほうに成る予定でした。
そして
>北海道では2〜3月に、ビニールハウス内に2重のビニールトンネルを設置し
は農家での一般的な栽培方法です。

それと、育苗器を使わない場合でもセルトレイでのネギ類の種子蒔きは便利でお勧めです。根の育ちが良く定植時の根痛みも無く作業が早く行えます。
こちらでの春のネギ苗の束販売は昔は掘り苗ばかりでしたが、ここ数年からはセルトレイから抜いた苗が良く目立つようになりましたよ。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2015/09/11(金) 09:45:06
ばんざいうさぎさま

質問者は「今、爪楊枝くらいの太さで丈は10センチくらいになってもやしのようになっています」と書かれているので、既に播種→発芽は終わって幼苗の状態かと思われますので、播種時期の質問では無いようです。
定植までの管理をどうすれば良いのか?という質問のようです

雪女 【東北】 2015/09/11(金) 12:08:47
Guu [HomePage]様のおっしゃるとおり、定植までの管理を教えてください。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/09/12(土) 14:19:10
Guu様、雪女様
もしお住まいの地域が秋蒔きの不可能な地域や系統だと、定植しても越冬が出来ずに寒さが厳しくなれば枯れてしまいます・・・。それでも良いのですか?
種子蒔きの話は今回の質問に全く関係のない話ではなく、回答する為には「こちらが必要」と思い書かせていただいています。読んでいただくことで質問者におさらいしてもらい、その上で何か思いつくことを追加情報として書き込んで欲しいのです。それでも種子蒔きからの情報は今回の質問に必要のない事でしょうか?
今回種子蒔き時点から間違っている可能性がある、今後もまた玉ねぎ栽培するかもしれない人に、今の管理の事だけ教えてあげればそれで良いと言う物でも無いと私は思います。それほど重要と思わない人は書かないのでしょうが、私は必要と判断しました。どうぞご理解下さいませ。

もし寒冷地でもどうにか越冬可能な地域や系統なら、苗は10月中旬から10月いっぱいまでに定植は可能な様ですが、でもそれは私が参考にしたサイトだと(私は購入苗からの栽培で種子蒔きの経験は無いですから)「種蒔きは9月中旬から」の場合で、今回の様に其れよりも種蒔きが早すぎると苗は確実に育ちすぎてしまい花芽分化が起きやすく、春にはほとんどがトウ立ちしやすくなるようです・・・。玉が育たないうちに花が咲いてしまえば枯れるだけなので収穫は望めない可能性が大きいのです・・・。
ノーマルな場合の定植までの管理なら、簡単に言えば種子蒔き栽培の長ネギの育苗管理とほぼ同じで良いと思いますからご自分で「玉ねぎ 苗 管理」「ネギ 苗 管理」のキーワードでお調べのうえ不明な点があれば改めてご質問されると良いかと・・・。
ただ、今回のご質問はこちら側が知りたい情報が少なすぎ、私は管理方法はノーマルな方法では難しいのではと感じ(これは質問者様も感じていらっしゃるのかもしれません)簡単には答えられないと感じ、まずは「こちらの知りたい情報を教えていただきたかった」のです・・・。

以前、アサツキ近縁種の宿根草チャイブス(対して玉ねぎは二年草です)を種子蒔き栽培した事がありますが、育苗は日当たりが良く、でも乾燥し過ぎず蒸れない場所に置いて時折成分均等な液肥を適した濃度で水で薄め与えておきました。チャイブスは(チャイブと呼ばれることもありますが必ず複数で生えるものなので正式には複数形のチャイブス)宿根草なので定植は育ってからで問題なくビニールポットに少量づつ種子蒔きしビニールポットの大きさを変えながら植え替え・鉢増ししましたが、苗間が込みすぎていると感じれば「抜かずに根元から刃物で切って」間引きました。ネギ類は抜いてしまうと残した方の根も傷みやすいからです。
間引く事で幾割かの苗が無駄になる事もあって玉ねぎなら容器に蒔いての育苗よりはセルトレイに種子を蒔いての育苗が管理も効率もかなり良くなります。
私が玉ねぎ定植を手伝いに行った時は細めのストローの太さサイズの頃に、適度に乾かした(乾燥させすぎ注意)苗床の土を「横から崩していき」苗を土ごと一掴みくらい持ってから、その塊からそっと土を落としながら根を傷つけない様に一本一本丁寧にほぐしては一束に束ねて畑に持っていき定植していました。容器植えだと苗を根を傷めず取り出すのは難しいです・・・。容器の大きさによっては何分割かで掘り上げる必要がありますが(底が浅いなら土ごと取り出す)確実にいくらかの苗の根が傷んでしまい定植に向かない・植えても生育が良くないと言うロスが出てしまうと思われます・・・。

元々種子蒔き時の苗床や容器に入れる土も何でも良いわけでは無く、良く吟味し選んでおかなくてはなりません。それがセルトレイ栽培でなら最初から一本一本独立して育つ為に定植直前まで根が切れる心配もないので、土質の方もそれほど悩まずに済み楽です。
ネギ類の苗の根は科特有の問題で途中で枝分かれしにくいので、切れて先端の生長点が失われてしまうと以降の生育が悪くなりやすいのでネギ類の種子蒔きに適した容器を適切に選び、土を自分でブレンドして作るか購入するかは種蒔き前から慎重に考えておく事が大切です・・・。今回どんな土を使って種子蒔きなさいましたか?その土によって管理方法が変わる可能性もありますし、もしかするともやしのようなと言うのは、土の養分(又は育苗中に与える肥料)が関係している可能性もありますし・・・。
ネギ類の芽は細く心もとないので本当はそれが当たり前なのに初めて見て「もやしの様な」と言う表現をされたのかもしれません。でも、蒔いた日や色の情報も無いのに10センチの長さが正常か如何かは、誰も判断できません・・・。
もし種子を蒔いた土や肥料の与え具合、容器の置き場所が不適で「もやしの様な状態」なら(徒長状態)新たな葉が出始めるまではもっと日当たりの良い場所に置く、液肥などあたえていくなどの対処は必要と思いますが、今回蒔いた時期が早すぎるのもあって正常の物に育ちが追い付いてしまい育ちすぎると言うのもまた問題ありなのかもしれません・・・。蒔き時をフライングしているなら、生育が遅い事でかえって花芽分化が避けられるかも(でも生育や収穫度合は保障できません)しれませんし・・・。
管理法を書くよりまず先に「お住まいの地域」と「種子の品種名」が解らないのでまずは雪女様にきちんと書いていただけない事には、今時期の管理方法(生育状況の調整)や今後の事はよくわからずじまいなのです・・・。

本来お住まいの地域に適した時期に、適した系統の品種の種子を、適した土質に植えていれば通常の管理法で問題ないのですが、今回は寒冷地では確実に種子蒔き時期は早すぎ、県によっては時期外れかもしれません・・・。種子を蒔いた土質も肥料(種類にもよります)を与えていたかも解りません・・・。
こちら側には実物が見られるわけでもないし直接会ってお話をいただくのも不可能・・・。今回情報が少なすぎる事もあり的確な回答が出来る保証はできません・・・。

玉ねぎは種球(商品名「ホーム玉ねぎ」など)からだと気難しい時期は避けられ案外手軽に栽培できるためか、玉ねぎ栽培自体が容易と考えてしまう人も多いと思いますが、種子から栽培するのはかなり気を使うことなのです。
もし種子から育てたいと思うのならあらかじめ自分の住んでいる県ではどのような品種を選び、時期は何時か?苗床に使う土質はどんなものかを把握してから行わなくてはなりません。ノーマルな時期や方法で栽培を行っているのなら、解らない部分が出てきても質問すればノーマルな回答がすぐ簡単に付くでしょう。

でも、今回は種子蒔き自体がフライングの可能性もあり本来からはアブノーマルな時期や系統の品種や方法での栽培の可能性があります。こういう場合の質問ではノーマルな回答の通りに行ってもかなり難しい事が多いです。

まずは、種子蒔き時からの詳しい情報が無い事にはこれから定植までにノーマルな育ちに近づけられるかの方法が模索できません・・・。回答者側にとっては情報が充分では無いのに無責任に通常の管理の回答を書いてしまうことは質問者に対して不親切な行いです。管理法を書く前に種子蒔き時の詳しい情報を知りたがる事は質問者を思っての事です。ご理解ください。

詳しい情報を未だ書いて下さらず、安易に管理法だけ求められるのならこちらは何の責任も負えません・・・。念のため今後の育ちは覚悟しておいた方がよさそうと思っていただいた方が良いかと・・・。今の苗は定植できても冬を越せず枯れてしまうかもしれないし、冬を越しても花が咲いてしまい収穫は出来ないかもしれない可能性があるのですから・・・。

種子からの玉ねぎ栽培と言うのは、実はかなり繊細で初心者が行う栽培としては難易度が高めと感じますが・・・。なので普通家庭菜園なら苗を購入して植え付けたり種球植え付けからの栽培が主流なのです。
それを種子蒔きからの栽培も素人で行えると考えてしまった事から不明な事が出てくるのかと・・・。種子蒔き前に基本的な栽培方法はお調べになりましたか?出来ればインターネットでの情報では無くプロが書いた書籍を読んで覚えた方が、プロでは無い回答者から何時答えを貰えるか待つよりも基本的な生育サイクルなどがすぐに把握しやすいのですが・・・。

こちらでは家庭菜園レベルでの玉ねぎ栽培をする方は沢山いますが、当地での育て方が直接誰かに教えてもらえる農家出身者やその家族の世帯が多いからかもしれません。
玉ねぎ農家以外は誰も種子蒔きからの栽培はせず、時期に成ったら店から(種苗店やホームセンター以外の、花苗・野菜苗を扱う普通の商店でも売っています)玉ねぎ苗を買ってきて植えます。玉ねぎ農家以外の農家が自家用で食べる玉ねぎの苗も購入するか、知り合いの玉ねぎ農家から定植で余った苗を貰ってきて植え付けています。近くのとても有名な産地ではプロの玉ねぎ農家でさえ今は種子蒔きせず地元農協オリジナル品種の苗を農協からセルトレイごと購入し(品種の外部の流出防止の意味もあり、指定育苗農家しか種子蒔きできません)田植え機に似た植え付け機で定植しています。


質問すれば簡単に解決すると思ったのに、回答を貰えるまでかえって手間がかかりいろいろと面倒そうだとお思いになるのなら、私の書いた物は今回最初から全て無視して下さっても結構です・・・。曲がりなりにも生き物相手にすることなので、質問者の栽培次第で栽培がややこしくなってしまうことも珍しい事ではありません。
私の回答に納得がいかなければ、こちら掲示板であらためて他の方の回答を募集しお待ちください。(他の掲示板で同様な内容の重複投稿はマルチポストと言ってインターネット上のマナー違反。トラブルを招きやすいので、出来るだけなさらないように・・・)

こちらの気持ちが察していただけずお願いしていることを書いて下さらないのなら、少しでも力に成りたいと時間を割いて書いた意味がありません・・・。こちらの気持ちが伝わらず残念なことです・・・。

おそらく今時点で一番簡単な解決案としては・・・。
まだお住まいの地域での本来の種子蒔き時期はこれからでしょうから、秋蒔きでの栽培がもし可能な地域であれば今の苗は花が咲くかもしれないと覚悟の上ダメモトで管理してから定植。バックアップ?(これから本格的な栽培)として新たにそちら地域向きの品種の種子を買い直し蒔き直して、ご自分で本屋や図書館で本を買うか借りるかで得た新しい情報を参考にしながら、本来のノーマルな生育時期を過ごさせた方が今後の悩みはあきらかに少なくなります。


「プロでは無い人から聞いてその回答がご自分の意にそぐわない物である」なら「経験を積んだ人が書いた教科書通りに行えば」大きな失敗はありません。初心者なりにそこそこの収穫は出来ると思います・・・。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/09/12(土) 14:47:25
追記
雪女様

こちらの知りたい情報を箇条書きにしておきます。もし今後も私とのやり取りをご希望でしたなら、こちらの都合で誠に申し訳ありませんがこれからお彼岸と家族の命日が重なってしまい忙しくパソコン自体が見られない可能性があるので「明日一杯まで」か、「お彼岸以降」に出来る限りの範囲でご回答ください。

もし私との付き合いはもうご希望では無いのなら、もちろんご辞退していただいて結構です。ご希望に添えなかったと言うだけでこちらも一向に気にしませんので・・・。ですがマナー的に「無反応や不適切な態度」だけはご遠慮願います・・・。


*お住まいの県と大まかな地域(○○県の東部、支障なければ海側・山側など)

*蒔いた種子の購入方法と、購入品種名(又は袋に書かれていた名前)をできるだけ詳しく

*蒔いた日、容器の深さ、土はどんなものか、置き場所の環境日当たり

*液肥は与えていたか、芽の色に異常はないか、根元から新たに葉が生えかけているか生えていないか

このくらい書いていただけるとこれからの管理法の予想が出来ます。
もしおつきあいいただけるならよろしくお願い致します。

雪女 2015/09/12(土) 16:05:43
[[解決]]
ばんざいうさぎ様 いろいろとご教示ありがとうございます。
あたしの住まいは北東北の海側で雪はあまり積もりません、種子は地元のJAの購買で購入しました、袋に書いてある品種名は「たまねぎラッキー」で冷涼地は蒔き時が8月下から9月中の表示がありましたので、8月25日ころ蒔きました。

蒔いた容器は発砲スチロールの魚箱で深さは15センチくらいです、蒔き土は花の培養土です置き場所は日当たりのよい場所に置いています。
2.3日前にハイポネックス液肥を与えただけです。特に芽の色などに異常がなく緑色に育っていますが少し厚蒔きなのかふにゃふにゃ苗になっています。
こちらも、みなさん苗を購入して植えている人ばかりです、大根の種を求めたとき玉ねぎの種もあったので挑戦した次第です。
よろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/09/13(日) 17:51:36
「たまねぎラッキー」と言うのは商品名で、正式品種名は‘松島交配ラッキー’(以降、ラッキーと呼びます)と言う晩生型のF1品種(一代交配品種)の様ですね。
秋蒔き露地栽培の適応地域は北は岩手県南部(地方名では無く北部・南部の方の南部)がギリギリの様です。
調べた時の別の資料では、ラッキーを北部で育てるのはトウ立ちの発生率の他に積雪や冷気の影響を受け越冬後の株消失などが起きやすいので収量が不安定になるため、近年は秋蒔き栽培を避けて北海道の様な春蒔き栽培(トウ立ちもしにくい)が主流になりつつあるようです。
北海道は確かに大規模栽培の畑でも滅多にトウ立ちは見られません。なので味が良い‘札幌黄’(在来固定種)に拘り栽培している農家では自然任せでは種子が手に入らず、店では量も売られていないので人工的に栽培し自家採種するのですが、収穫時期に出荷せず残しておいた特大球の玉をビニールハウス内に植え直し、栽培しなおして花を咲かせます。

やはり種子蒔きはお住まいの地域では急ぎ過ぎた様です・・・。ネット画像でラッキーの商品種袋の裏の蒔き時の図を確認しましたが、冷涼地の種蒔きが8月蒔きと9月蒔きの2つの時期がありますよね?
他のサイトなどでラッキーの主要産地とそこの蒔き時を調べてみた所、これは上の方は冷涼地でも早蒔きできる長野などの「東北より南の冷涼地」の事の様です・・・。東北の蒔き時は下の方の9月に入ってからの方である様です・・・。詳しく書いていないので紛らわしいですよね・・・。
それと玉ねぎの種子蒔きは「どんな土でも良いわけでもない」ですし「適した時期から早すぎても遅すぎても良くない」ですし、「店で売っていても必ずしも一般でも容易に育てられる物では無い」です・・・。

この品種はやはり早蒔きで苗が育ちすぎるとかなりトウ立ちが出現しやすい性質です。品種特性に書かれていました・・・。本来の蒔き時より早く蒔いてしまい、もうすでに芽が出てきて育ってしまっているのなら、定植する頃にはもう育ちすぎている可能性が高そうです・・・。
定植に向く葉の太さの目安は4.5ミリから5ミリ(鉛筆の太さ未満)。玉ねぎの商業栽培農家では太い物は植えてもほぼトウ立ちしてしまうので植えずに捨ててしまいます・・・。定植時の苗の重さでの目安は100本束で350〜400グラムですから25本位なら約88〜100グラムくらいまででしょうか。
通常は10月末からが定植時期ですが、それまで待ったら確実に育ちすぎるかもしれません。だからと言って早めに植え付けてもトウ立ちが避けられると言う物でも無く、定植時の太さというのはあくまでも「目安」。植え付け時期を変えたら避けられるという事では無くて、おそらく種子蒔き時期が早すぎる事自体がトウ立ちを招いてしまうと思います。蒔き時を誤るとトウ立ちしてしまい易い野菜は(他の科でも)、種子を蒔き時からずらして蒔いてしまう事で多発しますから・・・。
種子袋には義務付けられていないのか難易度が書かれておらず、説明も袋裏の限られたスペースなので大雑把でどうしても不十分・・・。特に、ネギ類の中でも「一年草か二年草である性質」の玉ねぎは「種子蒔き栽培」自体が初心者には難易度が高いんです・・・。

もし蒔いた種子がまだたくさん残っているのなら、やはりこれから蒔き直した方が良いと感じます。だとすると躊躇せずすぐに適切な苗床を作り(今と同じではいけません。理由は下に)蒔いた方が良いかも。

残念ながら県名はとうとう教えていただけなかったので(地域の特定はとても重要なのです・・・。県名以下の詳細は書かないで良いですから次回からは県名くらいは必ずお書きください)、もしかすると県によっては種子の秋蒔きは諦め、どうしても種子から育てたいなら早春(2月末〜3月)にビニールハウス内で暖房設備付きの環境を整えらるなら春蒔きのほうが良いかもしれません。
それか種子蒔きは諦め10月末くらいに苗が売られていたら買って植えるか、春4月中旬から末くらいに苗が売られていれば苗を買って植えた方が良いかも。

定植時は岩手県では透明ビニールのマルチ使用で植えるのが普通の様です。おそらくこれは防寒の意味合いもあるのではと思います。私の見たサイトではマルチの穴に直接種子蒔きし間引いて育苗する人も。

今の苗をもったいないと思い定植するのなら、収量が極端に悪くなる可能性が強くなるので「ダメモト」覚悟でしょうね・・・。でも植え付けにはビニールマルチを購入して貼ったり、リン酸分の多い肥料を購入して与えたりしなければならないのに、多くがトウ立ちしてしまえば費用的には結構な痛手と思いますよ・・・。家庭菜園でしょうから玉ねぎに使える範囲もさほど広くは無いでしょうし収穫時頃までにはマルチ穴のところどころにトウ立ちを抜いた空きが出ていて場所が無駄になってしまいます・・・。無理に植えても後悔する率が高そうです・・・。

コストやロス率を考えると、やはり個人的には今から改めて正しく種子蒔きして育苗し直した方が本来の育ち方をしトウ立ち発生率が低くて多くの収量が見込めると感じます。こちらの方が順調に育ち使った資材や肥料が無駄にならず後悔せずに済むと感じますが・・・。

今の品種の種子の余りがあり量が間に合うなら、それを蒔くのが良いでしょうが、もしもう無かったり足りないのなら、できれば「もっと北国でも育てられる品種の種子」を購入した方が良いです。

苗床の土、一番向かない土を使ってしまいましたね・・・。花の培養土のブレンドや土質はネギ類にとって「保水性が良すぎ」ますし(ネギ類は湿りすぎが嫌い)「肥料分がすでに入っているので」おそらく厚蒔きが原因と言うよりも発芽時点から養分を多く吸収しすぎて徒長してしまっています・・・。花用の土なので堆肥もしっかり入ってしまっているでしょうし(定植まで堆肥は使わない)、肥料の成分比率は花向けで元々葉野菜には不向きです・・・。
花(蕾)野菜や実野菜になら育苗中の植え替えなどでどうにか使えますが種子蒔きの苗床の土に使うのは良くないです・・・。
花の培養土には「花を沢山つけ長く咲く養分」が豊富。そんな土を玉ねぎ種子蒔きに使ってしまっていれば、まるで「どうぞトウ立ちしてくださいな」と言ってしまってる様なもの・・・。

普通植物の種子蒔きは花も野菜も「無堆肥・無肥料の土」に蒔きます。どうしても堆肥や肥料入りの土を使うのなら、植え替えせず同じ容器で育てる栽培時のみ。深い容器を用意し鉢底石を入れます。堆肥や肥料が入った土はその上から多く入れ、更にその上に無堆肥無肥料で水はけが良い土を10センチ厚さくらい入れて「2層になった土」の上に蒔き適宜種子に土を被せます。そして水遣りしながら発芽を待ち、苗が育ってくれば規定よりも薄くした液肥を与えながら適度な株間に徐々に間引いて育てていくうちに育った根が堆肥・肥料入りの土の層に届いて養分を吸い始めます。でも、おそらくこの方法は玉ネギには向きません。容器栽培自体が土が足りず水はけ良すぎて玉ねぎには向きません。大型野菜プランターを使用し鉢底石無しでの栽培でも数が採れて10個がいいとこ(もっと少ないかも)、もちろんサイズは小さいでしょう・・・。

だんな植物でも発芽しばらくは肥料が無い状態で最初の葉は丈夫に長さ短めで育ってくれます。種子の中には充分その養分が入っています。その養分が無くなるころに適切な成分の液肥などを与えはじめます。
ちゃんと種子蒔き専用土か、野菜用のブレンドで無肥料・無堆肥の土を使うべきでしたね・・・。

徒長している苗は以降の生育が良くなく、迂闊に液肥なども与えられず(液肥成分によっては窒素が重複し余計徒長を促す恐れがあるので)定植までに丈夫に育てられる保証がありません・・・。私だったら続けて育てるのは諦め種子蒔き専用土とセルトレイを買ってきて新たに蒔き直すでしょう・・・。

これでは、ノーマルな方法ではかえって悪影響を起こす恐れがあり、今回の定植までの管理法の回答は私にはできません・・・。他に適切な回答を下さる方もいるかどうか・・・。

ご地元のお店で「玉ねぎラッキー」の種子が売られていたのは、もし露地栽培適応地域から外れているなら販売自体が本来は一般家庭向きでは無いと思います。袋に沢山種子がはいっていませんでしたか?
おそらく、適切に確実な管理が可能な玉ねぎ農家が「商品として売る品種以外を自家用に無農薬で作って食べる目的」か(生産農家は農協から指定され使う農薬の量や頻度の多さから、自分で作る商業栽培用の玉ねぎは食べない。←すでに散布時に成分が体内に有る程度残留している可能性がある為)、玉ねぎは出荷していないけど工夫次第で栽培可能な農家の自家用栽培の為に。そしてどちらの農家も近年農協に出すのとは別に野菜を直売所で売る場合も多いので、直売所で売る玉ねぎ品種用など対象に売られているのかもしれません。種子の寿命が短い種子が沢山入っていたら本来素人向けでは無いんです。
(直売所用と言うのは農協が農家に作らせている場合、その品種を他の直売所で売る事はできませんから)

玉ねぎ種子は農協店舗では小袋詰めの状態では売ることがあまりありません(こちらは産地なので種子の小袋は売れないので置かないだけで、他の地域の農協ではあるのかも)農家は自家用や直売所販売用に蒔く玉ねぎ種子を一般の種苗店舗やホームセンターから買ってきます。農家はプロですから一般と違い栽培ノウハウがしっかりと身に付けているので栽培中の工夫次第で、市場を通さないのならサイズを揃わせるなど気にせずに済みそこそこの収穫が望めます。

あまり気が付きにくいですが、実は手ごろな値段の大手種苗会社(有名なタ○イ、サ○タなど・・・。)が大量生産している種子には初心者向けから中級者向けといろいろな品種の品揃えがあります。でも仕入れる品種はお店の判断・・・。一般のお店やホームセンターの品揃え(農協の食料品店舗で売られるJAブランドの種子袋も含む)は昔からの品種や品種登録切れで「大手種苗会社が外国で大量生産してる単価が安い品種」ばかりが置かれていて、育てやすい物ばかり選んで置かれているわけではありません。「権利がもう無いので、誰でも育てて良いし採れたら勝手に売ってもいいよー」的な品種です。農協扱いでも地元農協オリジナル品種や登録品種で権利者と契約している品種の種子は一般には出回らず農協が選んだ組合員の農家に栽培させます(農家が栽培したくても農協が許可しないならできない)。ブランド名の付く作物(高級メロンなど)種子の外部への流失を恐れ農協施設で種子蒔き・育苗し苗の形で組合員に配る事も。

個人種苗店や農資材店の様な「専門店」だと初心者でも育てやすい品種の品ぞろえが良いですよ。小さな種苗会社の国内生産なので元々生産量が少なく仕入数も多くなかったり、珍しい野菜や品種(外国の品種もあります)が多く時に「単価がちょい高め」な事もありますが、商業栽培でしか栽培されていない「普通の店だと小袋が無い品種」でも缶詰の種子を店が小分けして店オリジナルの袋に詰めて売る事もあります。
専門店で種子を多く扱う所は種子袋の印刷画像を見ているだけでも飽きず、いろんな発見があり楽しいです。

個人種苗店や農資材店さんでプロ意識の高い店なら種子を自分で選んで買う時、レジで必ず一声かけてくれるんですが・・・。
私のいきつけの農資材店だと、難易度の高めな品種と知らずにレジに持っていけば「この野菜の栽培経験あります?」と聞いてくれ、「初心者にはこっちの方が上手に育てられるよ」とお勧めの品種を選んでくれるうえに「このニンジンの品種は種子蒔きからちょうど100日で収穫。糖度が高いから掘るのが遅れると土の中で腐りやすいからね」など解り易くアドバイスしてくれるので、初めての栽培でも大きな失敗はありません。なので信頼度が高くまたその店に自然に足が向きます。昔からある店で近隣の街の農家も代々利用していて、親切で商売上手な店だといつも感心します。
そういう店以外は「売れれば良い。そのあとの事は関係ない」とか、ホームセンターならそもそも植物の事には全く興味がないのに売り場担当にされている店員さんも居ます・・・。なので、私はそういう店で買う時は栽培経験があり確実に育てられる自信のある品種の種子しか選びません。リスクがありそうな品種は、いきつけの店でまず聞いてみます。

北海道でも道央あたりでは玉ねぎの秋蒔き栽培をしている所があります。でもおそらく完全な露地栽培では無く育苗中や栽培中は何らかの工夫が行われていると思われます。北海道の秋蒔きでも栽培できる品種には‘ターボ’や‘もみじ3号’がある様なので、もし入手が可能ならこの品種を購入しこれから蒔いた方が‘ラッキー’よりは環境に耐えられ収量が安定するかもしれません。
品種名は慎重に選ぶのが良く、種子の場合衝動買いはいけません。気に成ったら商品名をインターネットで検索してみて正式な品種名を見つけ品種名で更に検索してみて、まずは検討なさってみて下さい。品種名で検索すると種袋の裏には載っていない「結構重要な情報」が書かれたサイトがヒットし、特に地元に近い農業試験場などの情報が見つかれば栽培についてまで詳細に載っています。個人サイトやブログでは栽培地域が違ったりで参考に成らない部分もありますが、実際栽培してみた時の評価や味の感想なども出ています。
同じ種類の野菜でも、系統や品種によって結構味に違いは出ます。玉ねぎでも新玉ねぎと貯蔵玉ねぎでかなり違いますよね。
私はニンジン嫌いでは無いのですが嫌な品種があり(表現が憚れる類の匂いがある)食べれば気分が悪くなるのでその外見上の特徴をしっかり覚えていますから市販のニンジンでも似ている物はいくら安くても買いません。反対に好きな品種のニンジンもあり、その特徴に似たものを買い食べて正解だったら美味しくて嬉しくなります。


今育苗中の苗は無理に定植せず別の利用法をしませんか?このまま育てていって4ミリくらいの太さに成ったら「食べてしまって」は如何でしょうか?玉ねぎの葉、苗くらいの若いうちなら問題なく食べられるんです。
玉ねぎ農家も自家用で無農薬で育苗していれば定植に使えない育ちすぎた苗はもったいないので細ネギ代わりに使い食べてしまいます。
我が家は玉ねぎ苗ではありませんがアサツキの原種であるエゾネギが昔から敷地内に沢山大株で自生しているので、春生えてきて玉ねぎ苗くらいの長さに伸びてきたら連日大量に刈り洗ってキッチンハサミで小口や短く切って、冷凍庫に一年分保存しておきます。もっと伸びても食べられますが葉が固くなるのと、今は貴重な種類らしいのでもっと殖やす為種子を付けさせたいので収穫期間は短く作業が大変です。元々ネギがトウ立ちする時期の味の悪さ対策から始めましたが気軽に使え便利でネギの購入自体が極端に減りました。

小口切りのは卵焼きに混ぜたり夏の冷たい麺類の薬味、短く切ったものは野菜炒めの青味や汁もの浮味などで食べます。おそらく玉ねぎ苗でも同じく使えると思います。一度に多く食べられないのなら一斉に刈り取ってしまい刻んでジッパー付のビニール袋のSサイズに詰めて(大きい袋に入れると使っているうちに残りのネギの水分が出て固まる霜が多くなり味が落ちます)冷凍庫に保存しておくと、使いたい時凍ったまますぐに加熱する料理に入れられるので便利ですよ。

玉ねぎを種子から栽培する人で、購入種子が余ってしまう人は保存せずに小ネギの代用として育てて食べてしまう事がお勧めです。
元々ネギ類の種子の寿命は短いので翌年蒔いても発芽率が悪くなりがちですから。
市販種子で薬剤が塗布してある場合発芽から小苗のうちは成分が残留している可能性がありますが、定植サイズまで育ててしまえば成分はかなり分解されていると思います。薬味程度に少量摂取なら影響は無いかと。

場合によっては、通常の栽培でも残念ながらトウ立ちしてしまった株を抜かず種子を採って(玉ねぎのトウ立ちからの種子は充実した種子では無いので玉ねぎ栽培には向きません。特にF1品種から採る種子はF2で劣性個体が出やすいので玉ねぎ栽培自体使えません)小苗の代用としてプランターなどで蒔き育ててみると育ってくれることがあります。うまく育てば無農薬なので安心して食べられます。

最後に玉ねぎ苗定植時のコツを・・・。
手植予定日の数日前に一番新しい葉の先端を2〜3センチ切っておくと良いです。当地の販売苗では必ず切られています。
これは、玉ねぎ苗の定植後の葉の生え方は葉の中の空洞の中に新たな葉が育っていき、いずれ葉を突き破って出てきて育つものだそうですが株によっては葉が突き破れず空洞の中で葉が育ってしまいぐちゃぐちゃと折れ曲がった葉に成るのだそうです。曲がった葉はまっすぐにならず育ちが悪くなり生育に響きます。なので自力で突き破らなくてもスムーズに出てこれるように「出口」を作ってあげるのだとか。
ただ定植時に切り口が乾いていなかったり切り口の穴が大きすぎると雨に当たったり中に溜まり病気に成る事もあるので、数日前に切り穴も大きすぎない様にご注意ください。

私の調べた・知る事は以上です。
お望みだった回答では無いでしょうしどの程度参考になるかは解りませんが、自分なりに収穫が良い方向に向くだろう方法として書きました。

今回の大きな失敗は「ご自分での種子蒔き前の品種や使う土などのリサーチ不足」が大きいと感じます。購入前にご自分で品種名でインターネット検索で下調べし、種子袋以外の情報でも蒔き時を調べ確かめたり、「正しい種子蒔きの方法」をおさらいしておくべきだったと思います・・・。

もしご希望にそぐわない内容でしたら申し訳ありません。でも植物の育ちと言うのはなかなか思うようにならず今回の事は「自然の摂理」が大きく働いていますから、人の思惑で無理に曲げられるものではありません・・・。やはり最終的なご希望は「なるべく多くの収穫」でしょうからリスクが高めなのに今の苗を使いたいと言う気持ちを優先するのよりも、新たに種子を蒔き直して順調に生育させ、収穫時には後悔せず喜びに繋がる様な方向にと前向きにご検討下さいね。

それでは失礼いたします。

雪女 2015/09/14(月) 09:58:30
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ばんざいうさぎ様詳しく教えて頂きありがとうございます。
トウ立ちのことなど何も考えていませんでした、大変勉強になりました、お教えのとおり薬味として食したいと思います(ねぎとして食べれることも初めて知りました)ばんざいうさぎさんは何でも知っているんですね、(敬服)
まだ種が半分残っていますので教えの通りに再度挑戦してみたいと思います。ありがとうございました。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2015/09/14(月) 10:31:30
ばんざいうさぎ様

お気を悪くしたのならごめんなさい。
せっかく沢山の知識を持っておられるのに、質問者の意図を勘違いしてお答えしているのならばもったいないと思った次第です。


雪女様
薬味としても使えますが、せっかくの玉ねぎですのでトウ立ちしそうなら、葉玉ねぎで食べるのがお勧めですよ。
柔らかくておいしいです。
お住まいの地域でやったことが無いので、どうすれば確実に成功するということは言えませんが、(今だって失敗することもあるので)野菜はあんがい上手く行く時は行くものだと思います。
天候が悪ければプロも失敗します。
逆に天候さえよければ、素人が放置しても問題なく出来ることも多いです。
そこの間の調整部分に、ばんざいうさぎ様のように知識が入ってくると成功率が上がるものだと思っています。
私見ですが、思っているより野菜作りの型枠は大きいのだと思います。
がんばってください

雪女 2015/09/14(月) 11:29:45
Guu様
いろいろご助言ありがとうございます。野菜作りはまだまだ素人ですが収穫を楽しみに頑張ります。


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