ミニトマトの復活

[園芸相談センター]の過去ログです

トマト復活希望母 2015/07/13(月) 15:11:57
はじめまして。
同じ質問を園芸のほうで質問しましたがこちらを見付けたので再度書き込みします。

子供が学校で植えたミニトマトの鉢植えを持って帰ってきました。
このクラスのトマトはほとんどの子の苗がダメになり、娘の苗はかろうじて生きているような状況です。夏休みの宿題でトマトの観察日記があるのですが、娘のクラスはほとんどの子がダメになっているので別の元気な苗の子のトマトを見せてもらって観察するように・・・と言われました。隣のクラスは先生が植え替えをしたとのことでフサフサと添え木を越して大きく成長しています。あまりの違いにびっくりしています。
娘の苗は水やりが少なかったんじゃないかと思ってネットで検索するとトマトの苗はあまり水やりをしない方がいいと書いてあったりします。
どうにかこの細々とした苗を大きく復活できないかと思います。
どうしたらいいのか全くわかりません。とりあえず鉢を大きくして水はけをよくしたらいいのかと思い、準備しようかと思います。詳しい方、アドバイスいただけたらとこちらに投稿させていただきました。よろしくお願いします。

※補足です。ミニトマトの種類は「アイコ」のようです

Guu 2015/07/13(月) 15:42:40
なぜダメになったのか原因が判らないので、ピントがずれるかもしれません。
一般論的な事だけ。
トマトは水を控えたほうがいいのは「甘くするため」です。
株は渇水や肥料不足によりストレスをためると実に種族保存の為、多くの栄養を回すという機能により甘くなるらしいです。

とはいえ、トマトも植物なので必要量水があるほうが元気です。
実は水っぽくなります。

でもやり過ぎると根ぐされや、多湿のため病気になりやすくなります。

プランターが大きければ大きいほど、保水量もおおくなり、環境変化に対して強くなります。

上記の事を踏まえた上で、元気にすることだけを目的とし以下をお試しください。

大きめの容器に移す。(土は市販の野菜用培養土)
その時土はふわっとせず、ギュッと押してつめてあげる

1日1回、朝水をたっぷりあげる。(これ以上あげない)
日向に置く(なるべく朝日があたるところ)
週1回程度、液肥をあげる
風の強い日、寒そうな日は室内に入れる。
時々、葉の裏に霧吹きで水をやる(害虫防除のため)

このぐらいでかなり元気になると思います。
但し、味はイマイチになるかと思います。

hiro 【関東】 2015/07/13(月) 15:58:02
学校のトマト栽培でありがちなのは
・土が古い(昨年のアサガオの鉢をそのまま転用)
・肥料が適切でない
・水をあげ過ぎて根腐れ
といったところでしょうか。

新しい用土に植え替え、液肥を与える程度が一番手っ取り早いかな。

りっこ 【関東】 2015/07/13(月) 19:30:49
担任の先生はあまり園芸知識がないようですね。他のクラスは当初の鉢や土を取り替えているのになぜそのままにしていたのでしょう。教員同士の共有が不足しているようです。栽培当初からの流れを具体的に書かれればミニトマトはあっという間に復活しますよ。現在の鉢サイズ、背丈、開花の段数、当初の土はどうしたのか、あと肥料はとうしたのか等です。

【北陸】 2015/07/13(月) 20:15:58
学校などで葉がみすぼらしくなるのには、
・害虫に葉を食われる
・土が悪い
が多いと思います。業者から土を買うときは「根腐れを防ぐため」
水はけのよい、(肥料のない)ものをはじめに購入しがちです。
月に1度の即効性の肥料を与えたり、プランターを大きくするな
どはぜひ実行していただきたいものです。

またプランターのそこからナメクジ、ヨトウムシなどが入ってく
ることもよくあります。プランターに移し替える前に石灰を用土
に混ぜて1週間以上放置するなど殺菌、殺虫に心がける。プラン
ターは中までしっかり掃除する。

といいと思います。

葉がひ弱なら肥料(やりすぎ厳禁)、
下から葉が枯れて弱弱しいなら花をつけるまでは、朝夕水やり、
(実がなりだしたら、朝コップ1杯だけ?!)
葉が虫にやられていそうなら、ホームセンターに相談をお勧めします。

ラブリー 2015/07/13(月) 22:05:07
何年生か解りませんが、幼稚園でも最近はミニトマト鉢植え栽培が流行っているようです。

現行学習指導要領・生きる力 理科編

目標
 自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行い,問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに,自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り,科学的な見方や考え方を養う。

B 生命・地球
(1) 昆虫と植物
 身近な昆虫や植物を探したり育てたりして,成長の過程や体のつくりを調べ,それらの成長のきまりや体のつくりについての考えをもつことができるようにする。

イ 植物の育ち方には一定の順序があり,その体は根,茎及び葉からできていること。
(2) 身近な自然の観察
 身の回りの生物の様子を調べ,生物とその周辺の環境との関係についての考えをもつことができるようにする。
ア 生物は,色,形,大きさなどの姿が違うこと。
イ 生物は,その周辺の環境とかかわって生きていること。

以下省略

この事が大前提になっています
これに基づいて、教科書が作られ、その中の植物の体験学習の一つとして、朝顔(学童個人)やヒマワリ、ヘチマ栽培(集団)が適していました。
種子が大きい。発芽発根から始まり、いろいろな形に成長し、最後でもあり振出しに戻り次世代に引き継がれる。
誰しも簡単に育てられ、短期間で一生が見られる。支えがいる蔓植物である。
ヒマワリは、身長より大きくなり、児童の顔より大きな花が咲く。
ヘチマには、タワシとして生活に利用したり、夏の暑さから冷涼な生活環境を作る働きもある。
他にも、種の値段が安い。経済的負担が安価
短所としては、ありふれているが故新鮮味がない。
そこで、本来の目的からブレて、新鮮味のあるだろうと短絡的に、流行のミニトマトやゴーヤ栽培に変化してきた。
本来は、夏といえばどこの家庭でも、極一般的に見られたものの、平屋作りから高層住宅となり、今や一般性も少なくなってきた。

このありふれた、朝顔を例にすれば、基礎的な知識は、児童は、遊びの中からすでに習っていますから、学問としてどのようにとらえるのか、他にも共通した事、応用的な事やその違いも、自然に理解できる事も期待できる。

これらの事を生物学として理論的に理解することは、児童初等科として難し過ぎる。従ってそれが目的ではなく、育て愛でる体験の中から、おおよその概念として、知っている程度でよい。
この目的から、朝顔の出来具合で、評価採点をするべきものではない。
しかし、児童にも競争心がありますから、生長が思わしくなくて、落ち込まないようにする配慮は必要です。

ところが、現実には、社会も親も先生も、この事に知らなさすぎる。知ろうとしない。必要性も感じない。関心すらない。此処に根本的な問題があります。
誰しも何かと忙しい、先生も管理すべき教頭学長も労働者ですから、短い労働時間で高収入がほしい。
評価の無いものは、成績に関係ありませんから、無意味な事であると切り捨てられる。

私自身は、難関大学の入学試験向きとしての第一歩としては、教科書の内容を丸暗記した方が有利ですが、むしろ朝顔を育てた方が、将来における児童の豊かさを育むには、重要なことと思っています。
いくら、難しい理論を丸暗記しても、まず3日もすれば忘れる。丸暗記した内容自体もうすでに時代遅れになっている。
試験が済めば、専門職でない限りもう2度と使うことはない。
お母さんとして、子供に宿題聞かれても、答えられない事もあるでしょう。
宿題の内容なんて、お母さんにとっては、全て幼稚な問題です。少なくとも高校までの問題なら、幼稚なものです。
では、なぜ答えられないかといえば、難しい問題ではなく、必要性が無いから、忘れさっているだけです。
又、青春を楽しみ過ぎて、勉強していなかったら解らない。という方もおられるでしょう。
そのような内容の教科書ですから、卒業証書さえもらえば、専門職でない限り必要になった時に、調べれば良い事であって、日常生活になにの支障もありません。従って忘れているだけです。
調べ方解決方法と(受験)資格さえあれば、ほとんど不自由しません。
従って、解らなくて当然の事です。

ここまでのポイントは、「知らなくて当然の事」です。

解らない事は、気が付かないし、何もできない。
誰が
教えるべき先生が(丸暗記のみで学生生活を過ごし、資格のみを追及してきて、尚且つ労働者だからです。勉強屋先生で、本来の学び舎の目的たる学習する事に気が付かなかった。
先生の意味も先に生まれただけの先輩、実体のない講師でも無く講士でも無い、お話し稼業。)

植え替えた先生は、今回に限り適切な判断であり、児童思いの先生たる指導者としての有望な先生であった。といえます。

朝顔にしろミニトマトにせよ、校庭の片隅の花壇土を利用していますから、肥沃とは言えない土です。
肥沃な土とは、有機質と無機質のバランスが取れているもの。
無機質の微粒子しか入っていませんから、水
をやっても排水吸水も悪くジュクジュクになり、乾燥したらカチカチにかたまり、根の発育に良くありません。
根は傷みやすく、成長も弱い。
これも、花壇の土としてなら十分ですが、小さな植木鉢なら栽培も難しい面もあります。
植木鉢なら50cmはあった方が良いですが、児童には重たすぎます。

私なら、見た瞬間に植え替えますが、今から植え替えるには、慣れない(経験値と見通しの有無)とより傷め枯れさすことにもなります。
そこで、頂点の茎か脇芽を挿し木して、予備苗を作り、挿し木が根付けば、親を引き抜いて、親子をすり替えても、十分に観察日記はつけられます。(付記として、お母さんが上の方を切ってしまったので、一時お休みしています。)
又は、挿し木が根付いたら、親を植え替えても良いですし、親からも新芽が生えてきます。
挿し穂は、近所で貰って来たり、苗をもらったり買っても良い。(付記 枯れたので、苗を買ってきました。振出しに戻りました)
親が良かれと思って手助けすることも、良い場合と悪い場合があります。
先生を馬鹿にして、先生の言うことに耳を貸さなくなる。親と先生と友達を計りにかけて、その子にとって都合の良いほうを採用する性格に育ったりします。
本当に困ったことになった場合には、相談する人もいなければ、解決することもできなくなり、自分自身のなかで、悩むことに繋がったりします。
親に頼るのなら、親に頼る方へ、先生に頼るなら先生に、とどちらかに主導権を譲り他方は補佐役として、役割分担した方が良い。
お互いに忙しいですから、上手く連携が取れれば良いのですが。又、良い友達や先輩に巡り合えばよいですが。
これだけは、運命としか言いようがありません。

>ネットで検索するとトマトの苗はあまり水やりをしない方がいいと書いてあったりします。
今の解説は、収穫目的の解説であり、(糖度実割れ腐れ)そのトマトとしての本質まで、解説されていません。
どちらかといえば、公然とした裏ワザ的な解説です。

こちらの種屋さんの呟きの方が理解しやすいかもしれません。抜粋(地植えが対象です。)

トマトは茄子と正反対です。ナスは水で育てろ。トマトに水やるな!!これです。
一般に葉が切れ込んでいる植物は元々乾燥地で進化したので、水の蒸散を抑制するような仕組みが備わっているのです。砂漠が原産の西瓜なども同じような切れ込んだ葉っぱをしています。
逆に、茄子はでかい葉で水をどんどん蒸散させるようにできています。

植物は原産地の気候に合うように進化したのだから、野菜を栽培する人間もそれと同じような環境を整えることが最も大切です。
肥料をやったり、水をやったりして一見愛情をかけて栽培する人間の姿勢は野菜たちにとってありがた迷惑であることが多いということを知っておくことはとても大切だと思います。

ラブリー 2015/07/13(月) 22:26:58
その他として
先生も親も知らないに関連して、

学校教育に、各種大手メーカー(子供の内から顧客として取り込もう)
やベンチャービジネス(新規市場開拓)など、学習キット産業は入り乱れています。

売り込み方法の中には、ミニトマトは、朝顔栽培より、高度な技術が必要ですから、洗練された頭脳集団となり、知名度が上がります。
次々と引き起こる課題に対応できる優れた人材を育てる・・・・

確かに、児童教育の種子より人気ですから、朝顔よりリコピンの方に、軍配を上げたくなります。
花より団子ですから、見るだけのお花より、食べられる方が良いし、
増して、朝顔は有毒ですと詰め寄られれば・・・・・


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