マルチして地温を上げるとは?
ナカナカ
【東海】
2015/04/07(火) 05:59:30
寒さ対策?霜対策?などで定植した苗に
ビニールをかけたり、藁を敷くことは
ありますが。
「地温を上げる」と言う意味を教えて
ください。
よろしくお願いいたします。
誤解錯覚
2015/04/07(火) 12:35:28
ホームページ ブログ チャットなどにおける言葉や表現上のあやです。
マルチをしても地温は上がりません。敷き藁も腐葉土マルチも資材の違いはあっても、同じ作用があります。
マルチ資材の発酵や振動等で、仮に上がったとしても、無視しても良いほど、微々たる熱です。
マルチと温床では、そのシステムや目的が異なります。
加温の意味ではなく、防寒の意味です。防寒着として、できるだけ今の地温を下げないようにすることの意味です。
緩衝断熱の意味。
風が弱く陽射しがあれば、昼間の太陽熱で、マルチ資材や周りの地温が上がり、(この場合には、マルチしてもしなくても地温は上がります。)
逆に、陽が沈む夜間の場合や、昼間でも、強い季節風や雪空なら気温は下がりますが、地温は、マルチ資材で、断熱され地温の低下は抑えられます。
ビニールも敷き藁も同じ理屈です。ビニールの場合には、ビニールと地温の間に空気があり、太陽熱の加温吸収が大きく、密閉内気温が急上昇し、それにつれ地温も上がります。その蓄熱地温が夜間などに、徐々に下がり、翌日の昼間に再び蓄熱されます。
地温は、昼間に急上昇し、夜間には、緩やかに下がる。
寒さによる温度低下より、太陽熱による温度上昇の影響の方が大きい事にあります。
アルミ被覆ビニールの場合や寒冷紗の場合には、少し意味が異なりますが、同じ意味です。
1℃の温度変化は、大きいものです。 特に夏場や冬場。
冬場の日向ぼっこやカマクラや夏場の木陰は、気持ちがいいものです。
寒さ対策や霜対策とマルチして地温をろ上げるという表現は、同じ意味です。
霜の種類にも、3種類あります。大気の水分が凍結して、降下する霜、雪あられ系。
葉などに発生した夜露が凍結した氷系。
土壌の水分が凍結したものが、霜柱。
霜の影響にもいろいろな性質弊害があります。
忘れがちなのが、密閉内結露凍結や凍土凍結です。
この忘れがちな現象がある故、目的に応じた適切な資材を選んだり、メンテする必要もあります。
誤解錯覚
2015/04/07(火) 13:13:50
マルチ資材自体にも、蓄熱の作用があります。
地球には、個体液体気体の三相があり、それらの相互作用のみならず、それらと、太陽の影響の関係もあります。
地球自体にも、傾きと公転自転があり、気体による風や液体による海流や個体による大陸移動などそれぞれ単体としての性質や相互作用としての作用もあります。
他にも、土壌の質や周囲の環境(山谷川海や樹木の有無大小多少など)にも影響を受けます。
いろいろな事を考え計算する事は、複雑で面倒ですから、単純化して、
好みの方法を用いるのが、現実的です。
良いと言うからとか、良いだろうということで、鵜呑み猿まねするのより、その意味と目的と手段だけでも、明確にして、利用した方が、より自信と効果が期待できます。
鵜呑みするにしても、実際に利用している事を自分の目で見たのなら、
効果は期待できる。利用している人も本人の事ですから、真剣です。
口でいう耳で聞く読むは、ヒント参考資料程度で、実際のところは、不確かです。
私にとって相手、相手にとって私は、同一ではないので、諸事情たる基本条件が一致していないからです。
ここに、こんなはずではなかった。いい加減な事を云う。挙句の果てに、嘘つきや裏切られたとなる。
これらをゲーム化したのが、灯台下暗しや伝達ゲーム・ジェスチャーゲームや、童話?の像と3人のメクラの話。
人それぞれにより、表現方法も違えば、解釈も違うということです。
その結果ボタンのかけ間違いもあれば・・・・
それで、成功すれば、忘却され、失敗すれば、強く記憶され相手を排他することにつながる。
生真面目に考え込むと、漱石の草枕の序文となる。挙句の果てに、有名人として、由紀夫や康成やつぶらやのように陥る。
ということです。
ナカナカ
【東海】
2015/04/13(月) 16:30:26
[[解決]]
誤解錯覚さん?貴重な御意見ありがとうございました。
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