柑橘の防虫殺菌について

[園芸相談センター]の過去ログです

みどり 【関東】 2015/04/03(金) 08:40:59
お世話になっております
みかんを鉢植えで育てて5年になります
去年やっと果実が付き始め楽しみにしていたら
カイガラムシが付いて外の皮が黒くなってしまい気持が
悪かったので処分しました。今年こそと思い注意深く木を
観察していたところカイガラムシを発見しました。数が少しだった
為、手で取り除きました。1月にスプレー式の殺虫剤を1週間おきに
3回まきました。カイガラムシを退治する為、これからどのように
したら良いでしようか?今年こそ美味しいミカンを収穫したいです
アドバイスよろしくお願いします。

意見 3 2015/04/03(金) 19:51:17
>気持が悪かったので処分しました。
気持ちは理解できます。私も好感は持てません。
爬虫類、昆虫軟体動物、黴やヌメリ汚物は、気持ち悪いものです。
しかし、知らずして、食べている場合もあります。それを原料にして作られた商品も販売されています。
よく理解したうえで、早く慣れる事ですね。
幸いにして、わが国は、平和ですから、例え体調不慮に陥っても、医療機関があります。
試しに、食べてみればよいかもしれません。

そのたびに処分していたら、手元に何も残らなくなります。

>手で取り除きました。
面倒なようですが、そのほうが早く処理できます。
軍手で軽くこすれば、跡は残りますが簡単に取れます。
時と場合により、古い葉摘み取りや枝の間引き切除も有効かと
ミカンは、これから出る新芽が命です。

カイガラムシの種類にもよりますが、手袋で拭いたら殻がヒラヒラと舞い散れば、抜け殻で、少し湿り気があれば生きていると割り切ればよいかと。

ミカンの致命傷は、根頭のカミキリムシの産卵です。
それ以外は、ミカンのの品質に、著しい影響があっても、他にはさほど影響はありません。

>1月にスプレー式の殺虫剤を1週間おきに、3回まきました。
この方法は、効果がないとはいえませんが、まずいやり方ですね。
殺虫剤を散布してもは、カイガラムシと昆虫の卵には、あまり効果がありません。
大げさに言えば、塩酸硫酸石灰で焼き殺すか、噴霧式化学塗料接着剤で、固めて窒息死させるしか手段はありません。
そのようなことはできませんから、気休め程度に散布することとなる。
さらに、1月に散布をした事とスプレー式の便利ツールを利用したことにもムリがあります。
春以降の散布なら、多少は効果があったかもしれません。

農薬の取り扱いには、適用農薬を選んで、取り説を十分理解し、要領用法を的確に。





直木賞を目指そう。

噴霧器で、どのような農薬でも良いんだよな。
殺菌剤でも殺虫剤でも、残り物でよいんだよな。
最初の一年間は、継続して毎月一回定期散布すると良いんだよな。
葉の裏表・枝幹・地表・杭からフェンスの網込みまで、雑草草花庭木の隅々まで、隈なく、隣の敷地まで、いや最低1km四方と広範囲に散布すれば、いなくなるんだよな。

防虫ネット蚊帳張りも良いんだよな、 ハウス栽培もよいんだよな。

と大輔は、傘もささずに、雨粒と花びらに濡れるのを楽しんでいるのであった。

みどり 【関東】 2015/04/04(土) 08:25:14
[[解決]]
意見 3さん教えて頂き有難うございます
正確に言うと「デコポン」なのですが皮が黒く
中身は綺麗なオレンジ色で匂いも普通のデコポンでした
今度、食べてみます。確かにいつも処分していたら手元に
何も残らないですね。カイガラムシは去年から付き始めました
冬に薬を散布すると良いと聞いていたので1月にカイガラムシ用の
スプレーを散布しました。収穫まで3回と書いてあったような気がします
今年は手間が掛かりそうですが軍手をして手で取り除きます
古い葉も切除して行きたいです。新芽を大事にします
教えて頂き有難うございました。

旅人 2015/04/04(土) 10:37:43
解決済なので、
今日は雨も上がり、つかの間の陽気さに浮かれ、鼻歌模様で。
さくらさくらの古謡でも一曲・・・・

>冬に薬を散布すると良いと聞いていた
これは、今では、古い昔の考え方です。
主に、薬害のリスクを避けるために言い伝えられた生活習慣からのならわしです。
誰しも、手軽で費用も安く薬害リスクも低く、当時としては撲滅の効果が大きかった。
なにぶん石灰や硫黄ですから、いずれも常温では固体ですから、液体にしたのが、石灰硫黄合剤
石灰と銅を液体にしたもの、銅を液体にしたものが硫酸銅。
油を水にとけやすくしたものが、マシーン油。
いずれも、身近に手に入りやすく、安価でなものです。
さしすせそ基本調味料を、適当に混ぜて撹拌したドレッシングやタレとなったようなレベルのものです。
より高度な化学調味料・エッセンス・フレバーは、できても容易に使いこなせないもの、高度な資材ですから、料理部門では、庶民に定着していません。しかし、その2ランク上まで、計画実行しつつあるようです。

植物の多くは、冬に防寒着を着て冬眠していますから、抵抗力がある。
害虫も越冬冬眠していて、活発に行動していない。
いずれは、暖かくなれば、害虫も活動し始め産卵して、猛威を振るうようになる、その前に駆除しておこう。
産卵時期は、啓蟄といわれるように、新芽が萌えて餌が豊富になるときであり、この新芽を食べられたら、大変困りますよね。

冬場は、農閑期ですから、手がすいている。雑草も少なくて移動しやすい。葉も落葉しているから見通しがきく。


故に、冬場の害虫駆除は効果が大きい。 が転じて、絶対に冬場にすべきであるとの表現や認識に変わった。
その表現がなじみやすいので、定着したというだけです。

その後、身近なもので、豊富にあるものは、儲かりません。
そこで、何かと理由を付けて、廃止したり制限して、儲かる商品へと啓蒙し、切り替えています。
今は、それでも儲からないので、儲かる商品へ誘導するより、必然的に必要になるように仕掛けた方が、有利であるとして、X計画が企てられ、
その兆候が、少しづつ現れています。
後5年か10年も待てば、絶大なものとして、期待できる事でしょう。
富士登山でいえば、7合目付近でしょう。
反面、6合目を過ぎたころから誤算があることに気づき、只今思案中といったところです。
といっても、当面は既製品で、対応できるだろう。

臭いものには、蓋をせよから、臭いものは元から絶て、に次いで、
臭いものを創れへと変化させている。X計画は、絶てと創れの中間的な位置づけです。創ることは、知りえない事ですから難しいことで、時間と技術が必要です。それまでの間に合わせ的な存在。
アニメに置き換えれば、サザエさん的な身近な題材が、スポーツ格闘系鉄腕アトム等善悪強弱判別系へと変化し、セーラームーンに代表されるような差別しない個性化へ更に、ワンピースのように、知りえないもののを探し求めるへと、変化しているようなものともいえる。

それらが、それぞれの目的で、入り乱れているのが、世の中でありネット社会です。
この流れは、止められません。
では、私たちは、どのようにして、切り返すのかは、それぞれの自由判断にゆだねられています。
後35年も経てば、自由判断すら、禁止せざるおえなくなり、強制的に禁止制限しなくても、必然的に積極的に、自ら放棄せざるおえなくなるだろう。

貝殻虫 2015/04/04(土) 18:36:46
カイガラムシは、アワビやサザエのような鎧をまとっている容姿で、
代表されています。
他にもありますが

冬眠中は、鎧の中にうずくまって、幼虫が寝ています。
だから、冬の農薬は、キツイものでないと、鎧がくだけません。

靴の上から痒いところは掻けません。 そこで靴を破いてから毒を食べさせよう。付着させようという作戦です。
暖かくなれば、鎧から抜け出して移動したり、飛んだりしますから、
そのタイミングをみはらって、毒を振り掛ければ効果がある。
動くタイミングや飛ぶタイミングが、細かすぎて見えない。
そこで、広範囲に隈なく噴霧すれば、良いだろうという意味でしょう。

マシンガンで、マシンガンの弾を核弾頭に変えて、無差別に打ちまくる。
焼夷弾ナパーム弾をメチャクチャに、隈なく隅々まで落としまくる。
ということでしょう。
この場合の農薬とは、毒ガスを食べさせる振り掛けるというより、
焼き殺すという方法です。

ところが、草木にもかかりますから、草木も頑丈でなければなりません。
冬の草木は、冬眠しているので、頑丈です。
両者のタイミングが、一致しているので丁度よい。
更に、人にとっても残留薬害がないどころか、石灰は食べているし、硫黄は、温泉で利用されているし、銅は10円硬貨です。硫酸などは、学校の理科実験で使っています。日常的に見回せば無数に利用されています。
一寸した取扱注意だけですみます。
新農薬は、最細の取扱いをしないと、薬害の危険性がありますから、
使用回数と希釈倍率が厳格に公表されています。

ところが、それらの原始農薬は、今は禁止農薬制限農薬としての扱いになっています。目的外使用し社会問題になったからです。

みどり 【関東】 2015/04/05(日) 08:15:29
旅人さん、貝殻虫さんアドバイス有難うございます
冬に薬を散布するというのは昔の考えなのですね
1月に散布した時には、すみずみまでスプレーしました
これが無駄だった・・・
これからは注意深く観察して手で取り除きます
無農薬を目指して。
有難うございました。


[園芸相談センター]の過去ログです

野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター