里いもの土付き出荷
あっちゃん
【四国】
2015/02/03(火) 11:49:02
里いもを土付きで直販所に注文されて出しました。乾かないようにポリ袋に入れて持って行ったら、カラカラに干してくれとのこと。以前別の業者に出荷したときは乾かないようにポリに入れて段ボールに入れて出しました。注文に応じるのは当然のこととして、それとは別に、どちらがおいしい里芋を届けられるのでしょうか?
サトイモ
2015/02/03(火) 20:23:59
結論から述べますと、生産者自ら土を乾燥した芋と湿らした芋をテストして、比較することが一番確実です。
少なくとも、その理由については、わからないかも知れませんが、納得し自信を持つことはできます。
といって、さりげなく伝える程度に抑えないと、トラブルを引き起こすことにもなります。
期間は、1週間から4週間もすればよいでしょう。 保管場所は、直販所の気温や末端消費者の保管温度。
個人的には、土が湿っているほうが、おいしいと思いますが、密閉していると、黴の発生や腐れが出やすいようにおもいます。
反面、乾燥させれば、芋が乾燥しやすいかもしれません。
それ以前に、あっちゃんも直売所の担当者も、仕様に関して、詰めていない甘さ落ち度があったということです。お互いの思惑がぶれている。
農家の保管場所検品確認引き取り渡しなら、直売所の責任(手間隙の損)で、直売所配達渡しなら、あっちゃんの責任とされる。
おいしいか、まずいかは、食べる人に判断権があります。
売れるか売れないかは、直売所の能力
それ以前に、サトイモの品質も大切ですが、末端消費者が、芋の引き出し方、調理方法を知っているかにもよります。
私も知りませんが、ほとんどの消費者は、余程まずいか、美味しく感じないとわかりません。
サトイモは、包丁で皮をむいたら面白くない。昔ながらの芋と芋で擦り芋洗いしないとよくないです。
しかし、一般的には、包丁や皮むき器具を使いますから、甘みとホクホク感があって、苦味が無ければ良しが、判断基準です。
もっチリ感粘り気などの風味や季節感を無視しているようにも思えます。
つまり、ジャガイモもサツマイモもサトイモも、同じ感覚で接しています。
したがって、直売所の営業方針や直売所の客層にもよります。
地元や常連(スーパーの代わり)なら、まずくなければ、とりやすい場所、一度まずければ、より慎重に選ぶ。見栄えから生産者までチェックするようになります。
一元の通行客なら、美味しければ、返事が返って来ません。まずければ、機嫌が悪ければ、豹変してクレーマーになります。
少なくとも、世間話のネタには、半永久的になります。
どこどこで買ったサトイモは、まずかったで収まれば、よいですが、サトイモは、すべてまずいものといいまわります。
ここが、スーパーと直売所の期待感の違いです。
それでなくても、人参は栄養があるという価値があり、ジャガイモ玉葱は、万能性という価値がある。サトイモやサツマイモは、色付け的な存在です。
ハンバーグやに混ぜるとか、肉団子つみれに混ぜるとか等も面白いかも。
長いもは、粉ものに混ぜるイメージ。
新たなレシピーを開発するのも一つの方法です。
親を攻めて、子にそのよさを伝えさせながら、地元や生産者のブランドを確立させる試み姿勢も面白いかも。
いわゆるB級グルメ。
私は、皮付きを蒸して、又は、塩茹でして、ホクホクを食べるのが好きです。
料亭など冷えた煮物は、食べられない。
それでなくても、家庭に、鍋の一つは有っても、茶碗や包丁が1本も無い。無くても困らない時代ですから。
軟弱葉物野菜を、新鮮といって、買う人の気持ちも今一つわかりません。
確かに、その時には新鮮でしょうが、帰るのに何時間かかるのか、買ったその日に食べる心算なのかを思うと、鮮度と考えるより、思い出つくりなのかもと思います。
家庭家庭により、いろいろと好みや食べ方も、あるでしょうが・・・・・
あっちゃん
2015/02/04(水) 08:29:08
多方面からの視点でアドバイスありがとうございます。
私は経験上一般的な里芋のおいしさを楽しむのであれば土付きを乾燥させないで保管するのが一番と思います。
野菜の体に気持ちの良いおいしさを消費者に伝えながら販売していくことは大切ですよね。
あともう一つ知りたいことは、一般に土付き出荷といった場合、湿った状態を指すのかなと思っていたため驚いたというのがあるのですが、そのあたりどなたかご意見いただけますか?
あっちゃん
2015/02/10(火) 12:15:07
[[解決]]
ありがとうございました
話し合って理解が深まりました
参考になりました
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