グルホシネートについて

[園芸相談センター]の過去ログです

まさひろ 【四国】 2014/01/17(金) 16:27:11
スーパーのサトイモを種イモに使おうと思ったらグルホシネートが使われているようなんですが、除草剤を散布したというだけで、このサトイモは発芽してくれないわけではないですよね。

まさひろ 【四国】 2014/01/17(金) 23:44:23
もちろん泥付きの適度な大きさのサトイモです。
土垂か石川早生のように見えます。

しらー(-_-;) 2014/01/18(土) 01:54:29
2ch的発想ではあるまいし発芽しないということはない。
発芽しないとするならば、他の原因があるからでしょう。

この手の農薬のポイントは、保存目的・発芽抑制目的なのか、単なる除草目的なのかをよく確認する必要がある。

農産物にかんする農薬の取り扱いは、農家でも神経をピリピリしている。稀にズボラな人もいますが。
常設スーパーなら、ほぼ安全です。
むしろ農家栽培者が直接販売しない、業者の臨時直販のほうが、危険率は高い。・・・昔はジャガイモに多かったようです。

>スーパーのサトイモを種イモに使おうと思ったらグルホシネートが使
>われているようなんですが
何で知ったのか、表示ラベルを確認したのか
思い込みや噂で、判断するの如何なものか

何事も、体験しないと実感は湧きません。結果はでない。
某サイトに寄れば、事故の60%は、自殺目的使用で結果はすべて未遂だったとか。

私が 今一番注視していることは、マルハ事件のトバッチリによる、マラソンの製造販売中止もしくは、販売規制です。
尤も、マラソン成分は、一部検出されたものの、ほとんどは、火事場泥棒的な保証金目当てと体調不良によるもの。
私の体験では、マラソンには、原液・高濃度大量で無い限り、体調を崩すことは無い。それ以前に、嫌悪感のある異臭がする。

根拠は、NEWSでも、深刻な事件というより、バライティ風に面白おかしく放映する内容だった。 株価に反映されていない。報道も極めて一過性であった。隠蔽改ざん虚偽報告はあったものの、従業員が発病していない
と言うことで、内部愉快犯のいたずらか 家庭不和による不満解消かも。
いずれにしても、マルハ幹部の内部対立か、尖閣がらみの反日テロか
野球がらみなのか、色々な要因が入り乱れている。マルハ関連事件が続きすぎる。

農薬の規制は、安い農薬を排他し、高価格な新薬に切り替える傾向にある。天下りの資金稼ぎ。 医薬品に関しては、財政破綻回避目的でその逆。

と言うことで、植えてみれば、確定する。

まさひろ 【四国】 2014/01/18(土) 02:00:12
袋に表示されてました。

まさひろ 【四国】 2014/01/18(土) 02:05:04
発芽しなければ無意味です( 一一)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/01/18(土) 12:34:12
食用のサトイモは、栽培しても良いものが採れるという保証がありません・・・。普通に売られている等級のものは食べてしまえば終わりとしての栽培しか行われていないので種芋専用の肥培物ほど質の良いものでは無いですし、種芋ほど殺菌・消毒や殺虫処理が充分にはされていませんので(土付きなど、されていない事の方が多い)病害虫の菌や卵をご自分の土地に新たに持ち込んでしまう可能性もあります・・・。
高級料理店で使われるほど等級が高く見かけの良い物なら質だけ見れば肥培された種芋に近いのかもしれませんが、お値段が高く手に入りにくい上に種芋の方がまだお安いのではないでしょうか・・・。

食用として売られているものを植えてしまうと言う事は、産地とは違う土地(土地・環境により品種の育ちの良し悪しがあるが食用で販売ものは品種名が解らない物が多い)に植えるので素人が栽培すれば生育が良く無かったり病害虫に侵されやすくなったりなどのリスクの方が高くなる可能性があり、質の良い収穫物が沢山採れるという期待までは出来ません・・・。ダメでもともとなら植えても良いですが・・・。

種芋というのは、食用目的のとは育成管理がかなり違います。種類にもよりますが「種芋としての特別な栽培と農薬散布回数と量の管理」がされていて、種芋が購入され植えられた後ある程度の大きさに育つまでは病害虫に罹りにくい様にと農薬を高濃度で残留させた状態で種芋として販売されている事が多いのです。農薬成分が残留している種芋から出てくる芽は株が丈夫に育ってくるまで効き目が残っており、途中付着してきた病原菌や害虫を早期に死滅させます。そしてある程度株が育ち病害虫に耐えられる質に成った頃に成分が消滅します。初期栽培時の管理の手間が省けるのです。だからこそ農薬散布の専門知識が無くても素人が栽培して農薬使用量が少なくても質の良いイモがそこそこの量採れるのです。また、種芋なら大抵販売地域の何処でも作り易い丈夫な品種が選ばれて販売されています。

サトイモでは無いですが、私が昔住んでいた所の近郊は食用ジャガイモ生産農家が植え付けに使う「種芋を大量生産するの方の大産地」でした。地平線が見えるほどの広大な土地を農家数軒が会社を立ち上げて大規模農業をしています。職場に来るお客さんにも種芋農家の方が多く、顔見知りに成っての会話で「種芋農家は食べられるジャガイモが作れない(散布した農薬が風で飛んできたり、土壌にかなり残留するそうです)のでジャガイモは店から買ってきて食べる」「種芋は年間に何回も何回も沢山の農薬を撒いて、育っていく新イモに浸みこませるんだ。種芋は毒だから絶対食べたらダメだからね」と良く聞かされたものです。
イモ類の種芋は残さず全て植えられるように購入数は土地の広さと株間で計算し、もし残っても絶対食べずに廃棄して下さいね。

途中で考えられるリスク承知で、ご自分で栽培初期からの農薬の散布スケジュールなど管理を行えるのなら食用のイモを植えても問題ないのでしょうが、苦労無く出来るだけ良い物を多く収穫したいのなら割高と思っても種芋専用品を購入し植えた方が良いものが多く採れます。種芋というのは食用サトイモより多くの手間暇かけて充分に肥培されているので、それだけ栽培に手間がかかりお値段も割高なのです・・・。

食用のイモに、基準内なら農薬が残留しても食べて大丈夫とされているのですから、一応植えても収穫時にはすでに成分が消滅し問題ないと言われています。
無農薬・有機栽培として売られている食用サトイモは害虫の卵やウイルス病(不治の病気)などが潜在している可能性があるので(潜在していても植物しか罹患しないウイルスで、食べる動物には問題ない)、ご自分の土地(土壌)に持ち込み蔓延させてしまう可能性があり、絶対植えない事。
実際農家自身の判断で使われてしまっていた場合の農薬の量次第では、食べると人体に移行する成分量がある場合も(人体に表立った症状が無くても体内に残留)。農協の様な基準の指導・管理の厳しい所を通して出荷されている物だと問題ないのでしょうが、直売所など地元農家が直に店に卸す様なものだと正直ちゃんと基準通りの農薬が使われているかどうかは解りませんね・・・。まぁ、食べずに植えるなら農薬の残留量が多めでも問題ない事が多いですが、前述の様に次世代を育てる目的での栽培はされていないので種芋にと使うには質は良くないです。

あと、サトイモで実際行われているかは解りませんが、市販の食用ジャガイモなどでは芽が出ないように化学処理されているものがあり、この様なものを栽培に転用しようと土に埋めても芽は何時まで経っても生えず地中で腐ってしまいます。
「食用サトイモにはこの様な処理はされていない」という確信はありませんし、処理がされていても薬品など人体に影響のある方法以外の処理なら販売時表記の義務は無く、植えてみて全てに芽が出て来なくて残念な結果になっても不思議ではありません。
いくら食用の物と言えども、植えて芽が出ず腐らせては無駄に成るだけです。残念な結果になりたくないのなら確実に芽がでて良く育つ・良いものが多く採れる種芋専用品を最初から植えた方がリスクも低いし手間も軽くなりますよ。

まさひろ 【四国】 2014/01/18(土) 15:11:52
ばんざいうさぎさん、ありがとうございます。
ちゃんとした種イモを買うことにします。
でも3月から芽出しの作業をしたいのですが、毎年通販やオークションでないと3月にはまだお店では手に入らないのが難点です。

まさひろ 【四国】 2014/01/18(土) 16:41:37
でも多くのサイトで食用のものも使えると書かれていますが、これについてはどう思われますか。

ばんざいうさぎ「解決後」 【北海道】 2014/01/19(日) 12:08:30
まさひろさんこんにちは。
インターネット上に多く存在する「個人が発信している情報」を、ただ信じるという事はさまざまな危険性をはらんでいます。
まず、それらは「推奨される栽培」では決してありません。
目的の違う物を転用して植えて育て「どうにか良く育った様に感じたので、見てほしくてサイトやブログに公表した」程度の物とお考えください。決して「他の人に栽培方法を教えてあげる為に書いているのでは無い」のです。
人はわざわざ失敗したことや都合の悪い事までを公表しません。「栽培出来た」と公表した人だけが特に目立つだけで「失敗したので、もうやらない」と思った個人は公表しない事が多く(公的機関なら反対にすすんで公表します)インターネット上には個人で、リスクやマイナス面が強いという様な内容の記事を書き込む人は滅多に存在しません。自分のサイトやブログにマイナス要素を書き込むと閲覧数が減ったりもあるので書くのは(無意識に)避ける人が多いです。無条件に良い所だけ取り入れず「都合の悪い事は隠れている情報」と思っておいた方が良いです・・・。

インターネットというのはとても情報が多く多彩で便利なものですが、それだけに専門家以外の人が書き込む勘違いによる情報や、自分で裏付けせずに何処かのサイトやブログから転載した間違った情報などもかなり多くて、これらも検索で区別なく簡単にヒットしてしまいます。サイトによっては開設が古くて情報が当時はそれが正しいと思われていたり常識だったのが、最近では覆されたり不都合が出てきたりで、今はすっかり変わっている事も多いです。良い事だけあえて書くという情報が偏っているところも多いものです。

どんな情報も、一応自分で裏付けしないうちは「過信しない」ように。
すぐ信じ込まず「あくまでも参考程度」に考えて、書籍や信用のおけるマスコミなど別の情報媒体でもすすんで裏付けをとって下さい。
専門家による、公表が2年以内くらいのものはほぼ間違いない情報と思っても良いでのすが、個人が責任無く個人的な都合で書き込んでいる情報ほど「どこまで信じても良い内容なのか」をお考えになる習慣を心がけてみて下さい。

私個人が感じている事は、個人が趣味で発信しているサイトやブログはあくまで「本人がその時思っている事・行った事」で「個人的な記録や日記」専門的な情報ではありません。情報発信の真偽の責任は負わ無いことがほとんど、「その時点の思いつき」な事も多いものです。

検索などで見つけてそこを訪れる人はそこの過去の情報だけを見るだけで、そのサイトやブログを継続して見ない事が多いので、もしその過去ログのずっと後の方に「あの当時は○○だと思い込んでいた事が、実は△△であった」と書かれていたとしても全く気がつきません。それに手軽にサイトやブログが誰でも発信できる様になってしまったために、以前誰かがインターネット上の何処かで書いた事を自らは裏付けせず信じ込んで「子引き・孫引き」する。酷いとコピー&ペーストのまま自身の知識(手柄・箔付け)として発信する人すらもいます・・・。インターネットで間違った情報が独り歩きしている・正しいと思われている事がらというのは、実はとても多いです・・・。

「食用目的の物でも植えて収穫できる」と書かれていても、ご自分のお住まいの地域や環境、土質や天候的な事は全く同じとは言えませんよね?
そのサイトの方がリスクまで考えず栽培し、実際は土の中にウイルス病や、病害虫を持ち込んでしまい蔓延させていても、「何かおかしいな?」程度しか感じず専門知識が無いので罹患に気が付いていない事もあり得ます。食用目的のを転用して栽培後収穫した中から次の植えつけに使うまでする人はあまりおらず(年々育ちが悪くなりがち)大抵は収穫物は全て食べて消費する為、次に植えたものの生育や収穫が良くなくても他の原因から来る物と思い込む人も多いですし。

専門家では無い人の情報、リスクの方までもちゃんと書かれていない情報は「鵜飲み」してはいけません。ただ、専門の学校まで行っていなくても独学で苦労し専門知識を多く身に付けた人や「他の結果が出る可能性がある」などのリスクも詳しく一緒に書かれていれば、大体は信用出来る情報と言えるでしょう。

単純に考えて、種芋を使わなくても良いものが採れるのなら農家はわざわざ高い種芋を使わず、自分の所の収穫した作物から良い物を選び次の植えつけに使いますよ。でも、農業を仕事にしている人はより形の揃った物、収穫量を多なる方に向けて栽培しないと、収入は農協からの借り入れなどで安定してませんから出荷量の減少は死活問題です。作物によっては豊作に成るほど単価が下がり貧乏になる事もあり得ます。そういう時は余りは廃棄して調節する事に。当地では玉ネギが豊作になると畑地に漉き込んだり放置される為、周囲は玉ネギの刻んだ刺激臭や、腐ったにおいが近所中に漂ってたりします・・・。確実に適切な形や量が収穫できる様に・途中で病害虫の発生を防ぐ為に、保障されている種芋を「あえて使います」。
個人の趣味程度の家庭菜園で「種芋なんてそんなに良いものを使わなくて良い」とお考えに成る人は、例えば「自分の車の運転は安全運転だから車の保険なんて入る必要ない」と考えてるのと似た様なものです。実際不運に遭ってしまった時の落胆は大きいものですよね?そういう思いを避けるために保障や保険はあるのです。お金を払って植えたものが芽さえも出なかったとか、病害虫でかなりの不作になってしまったら?
ウイルスが土に潜在したり、ネコブセンチュウなどが蔓延すれば根絶は難しく、場合によっては土の総とり替えや農地を放棄する事もあり得ますから・・・。

やはり行うからには予想よりも良い結果になって欲しいですよね。リスクを自分で克服できる自信や研究心があるのならあえて条件の悪い環境下での栽培も良いでしょうが、家庭菜園での栽培で「苦労してでも・・・」と考える人はほとんどいません。
いまどき農家の人でも省ける手間暇に関する技術はすすんで取り入れていますし、あえて行おうとするのは「奇跡のリンゴ」の無農薬有機栽培の理想を貫かれた方や、専門を仕事にしている研究者くらいでしょうか・・・。

まさひろ 【四国】 2014/01/19(日) 14:05:44
ばんざいうさぎさん、わざわざ長文で回答していただきありがとうございます。
藤田智さんの本(野菜づくり徹底Q&A)にもスーパーで買ったサトイモを使えると書かれてはいますが、全部食べてしまいます。

まさひろ 【四国】 2014/01/23(木) 22:58:23
[[解決]]
ばんざいうさぎさん、ありがとうございました。


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