大葉の追肥
くみちゃん
2012/06/13(水) 19:16:55
大葉の追肥に液肥をやりたいのですが、具体的にどんなものがいいのでしょうか。
まくら
2012/06/13(水) 22:15:31
チッソ分(N)の多い液肥じゃないですか。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2012/06/14(木) 12:59:46
肥料というのはそれぞれの種類の性質を生かして用途別に使い分ける必要性があります。元肥は土に混ざっていないのでしょうか?普通一般に売られている液肥はその性質から野菜類にはあまり向かないと思うのですが・・・。
大葉の様な紫蘇類なら元肥や堆肥の入っている土なら特に追肥は必要ありません。もし堆肥も元肥も入っていない土ならゆっくりと長期間効く性質の化成肥料を極少量パラパラと株元に撒き土と軽く混ぜておくくらいで、即効性があり効き目の短い性質の液肥は必要ないと思います。
紫蘇の様な香りを重視するもの(ハーブも同じ)は即効性のある肥料で急成長させてしまうと細胞が軟弱で香り成分が少なくなったり、反対に土と液肥に含まれる同じ成分がだぶってしまい過剰になりすぎて葉が固くて変な香りに変化したりする事があります。液肥は即効性と効き目が短期な為しょっちゅう何度も繰り返し土に与えるため肥料分が過剰になりがちで必要以上に早く育ってしまい(その分細胞が軟弱)植えてる土の状態によっては紫蘇が変な味になってしまいます。柔らかめの葉を食べたいなら、植え場所(置き場所)を変えて直射日光よりも日光量を減らし、密植ぎみにさせて水切れを起こさせない事です。
栽培農家はほとんどがハウス栽培をしているので葉が柔らかですが、個人が露地栽培するのでは市販の状態の葉は難しく、葉は少し硬くなりがちです。
元々紫蘇はある程度肥えた地力のある土に植えれば肥料無しでもどんどん育ち、そういうものほど香りのしっかりした美味しい物が出来ます。
植物の香りと言うのは害虫などへの防衛のために放出される成分なので、丈夫に育つほど強く香りますが、甘やかして肥料を与えすぎれば弱くなります。人間で言えば美味しい物ばかり与えて育てた子は肥満児になりやすく病気への抵抗力が弱くなるのと同じで、甘やかすほど防衛能力も低くなってきます。
畑植えですか、容器植えですか?どんな土に植えているでしょうか。
使用している土や堆肥によっては、手元にある肥料を安易に使ってしまうと成分が偏り過ぎ良い物が作れなくなってしまいますのでご注意ください。
特に畑に牛フン堆肥が入っているのに、更に窒素分の多い肥料を使ったりすれば軟弱な葉に育ってしまい香りが弱くなれば害虫も寄り易くなり大発生につながる事もあります・・・。
くみちゃん
2012/06/14(木) 16:25:21
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まくらさん
参考になるご回答ありがとうございました。
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