サツマイモが蔓ボケ?
ケーズ
2010/07/18(日) 09:02:33
5月1日に「なると金時」の苗を150×50×5の畝に株間30aで5株植え付け、黒のビニールマルチを施しました。
※ 土の状態は、昨年サトイモを作った後の土(後作無し)に、今年の3月ごろに苦土石灰をまいただけの状態から畝を立て、畝の中央に深さ20aの溝を掘り、底にN5P5K5の有機配合肥料を200gほど元肥としてまきました。
私が参考にしている園芸の本のサツマイモの育て方に記載されている
「苗が活着すれば追肥、以後20日ごと2回追肥、計3回の追肥」
にならい、
5月末に各株元に化成肥料を追肥
6月20日に各株元に元肥に使用したものと同じ有機配合肥料を追肥
したところ、恐ろしく蔓が茂りだし、各株とも蔓の長さが2m近くになりました。
7月10日ごろに最後の追肥をしようと思ったのですが、あまりにも蔓が生い茂っているものですから、追肥は行いませんでした。
これって、やはり蔓ボケ状態なのでしょうか?
蔓ボケならば、今後、どのように対処すればよろしいでしょうか?
ちなみに、
蔓返しの手間を省くため、畝の周りに簾を敷いています。
それでも簾の隙間から根を張ることがあるので、週に1度は蔓を持ち上げて根付かせないようにしています。
ケーズ
【近畿】
2010/07/18(日) 09:58:38
居住地は近畿です。
それと、各株から何本も蔓が伸びているのですが、そのままでいいのでしょうか?
○本仕立てみたいに脇芽かきをしたほうがよいのでしょうか?
シンジ
【関東】
2010/07/18(日) 11:16:08
蔓は夏になると急に繁茂しだしますので、蔓ぼけだとは明確には言い切れませんね。 元肥は化成肥料ですと、目安100g/m2 窒素:リン:カリに比率が1:10:10程度だそうです。 お使いの有機配合肥料が200g/m2だと多いような気がしますが、有機分の配合比率が不明なので何とも言えません。窒素分が多いような気がしますね。 元肥を入れる場合の留意点は窒素の含有量が少ないものを使用します。蔓ぼけ対策としては、カリ単肥の施肥で根に発達を促すことですが、量をどの位入れれば良いか調べましたが探せませんでした。 私は前作の夏野菜の残存肥料分の他に米ぬか・苦土石灰を元肥に入れて、追肥はなしで育てています。
ケーズ
【近畿】
2010/07/19(月) 22:18:02
シンジさん、遅くなりましたがありがとうございます。
>私は前作の夏野菜の残存肥料分の他に米ぬか・苦土石灰を元肥に入れて、追肥はなしで育てています。
別の園芸の本では「肥料は思い切って少なめに」とありました。
肥料過多(化成肥料はP8N8K8ですので、明らかに窒素分が多そうです・・・)による蔓ボケの可能性が高そうです。
もう少し様子を見ようと思いますが、何か対処することはありますでしょうか?
例えば、適当なところで蔓を摘芯?するとか、たくさん出ている蔓を間引くとか・・・
シンジ
【関東】
2010/07/20(火) 21:27:29
ツルボケとなると、やはり窒素分が多すぎたということですね。 関東南部ですと、5月上旬に苗の植え付けを行い、9月中旬頃には甘さはのっていませんがある程度の大きさになり収穫は可能になります。 以上から考えるに対策の期限は7月末前後ではないかと思います。インターネットで調べましたが、栽培途中での対応方法には行き当たりません。すべてが元肥に窒素分を極力少なくということでした。 私も栽培初期の頃(20年以上前)前作の残肥料分で栽培して、つるぼけになりました。 以来窒素分の過多には留意して栽培しています。
ここからは、実績があるわけではなく、自分だったらだめもとの対策として考えた方法です。効果のほどはやってみてのことになります。 実施するかどうかはご判断ください。
(1)何割かを現状の状態で育てて様子を見る。
(2)残りに対して以下の対策を講じてみる。
・勢いの強い蔓の先端を摘心し、株に負担をかけて蔓の勢いを抑えてみる。 以前、トマト栽培で元肥に窒素分を入れ過ぎて葉が繁茂した時には効果がありました。
・つる返しを9月中頃まで10日に1回程度行い、蔓の途中から根を出せないで、少しでも土中の窒素分を吸収させない。
・カリ肥料は根を強くしますので、カリの単肥を10g/株程度2週間から3週間おきに、8月待つ頃までまく。
ケーズ
【近畿】
2010/07/24(土) 22:45:44
[[解決]]
シンジさん、大変遅くなりましたが、ありがとうございます。
シンジさんから御教示頂いたことを実践し、様子を見てみようと思います。
全5株のうち
・2株は現状放置。
・2株はカリ単肥を施す。
・1株は摘芯。
(蔓返しは週に一度は行っているので継続実施)
たとえ1株でもいいので、サツマイモの天ぷらができるぐらい、収穫できると良いのですが・・・
これも、家庭菜園素人には良い教訓となりました。
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