ベランダ園芸を始めます。いろはのいから教えてくれる人を探しています。

[園芸相談センター]の過去ログです

村井和子 【関東】 2009/08/28(金) 13:03:18
新居にベランダがあるため、この秋から、そこで園芸を始め、ハーブや野菜・葉や実が食べられる木を置いて育てたいと思います。日照はそれほどよくないかもしれません。「園芸アドバイザー」のような仕事をなさっている方に直接個別に指導を受けたいと思うのですが、そういった人をどうやってみつけたらいいか、教えていただけるとありがたいのですが。

りっこ 【関東】 2009/08/28(金) 13:29:28
まずは簡単な書物の購入を勧めます。ベランダ栽培の書物のほうがより現実的と思います。はじめは欲張らないですこしづづ失敗しながら経験を積めばいいと思います。個別指導もいいかもしれませんが失敗することで疑問もわき栽培技術が身に付きやすいものです。原因などを調べて理解できないことなどが発生するでしょうが、このときはこの掲示板で相談することも可能です。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/08/28(金) 17:08:27
ベランダという特殊な環境上、園芸アドバイザー的な仕事の人からは適切なアドバイスが貰えるかどうかが定かではありませんから、やはり基本になる本をお買いになって独学でお住まいのベランダの環境に合わせた育て方をなさるのが確実ですよ
園芸アドバイザー的なプロの仕事をしている人だとベランダ栽培を長くは経験している人はそんなにいないでしょうから、おそらく的確な指導は出来ないと思います。そういう仕事は一戸建ての庭などの普通の屋外の栽培が基本になるので、ベランダという人工的な環境で同じことをやってもうまく育たないことも多いんです。すべてのベランダの環境がどこも同じということではないのですから
まず、ベランダ(特にマンションのベランダやバルコニー)は建物の建つ方角によっては日当たりが限られ、お住まいの階数によってはビル風が凄いこと、コンクリート主体の建物の為にとても高温・乾燥しやすい事です。これらは屋外の普通の庭ではほとんどありえない環境が日常起こっているんですね

もしマンションにお住まいならまずやっておくことは賃貸・分譲に関わらず、契約・入居時のマンションの決まりの書かれた書類をいただいていると思いますがベランダ(バルコニー)内の使い方の決まりを確かめて下さい。自治会や管理人に問い合わせても良いでしょう。マンションによっては緊急時に脱出するためにベランダが避難通路になる様になっている所が多く、隣の部屋のベランダとの仕切りが緊急時に人の力でも蹴り破れる様になっていたり、床に脱出口があって下の階のベランダに脱出出来るようになっています。これらの脱出経路を何時も確保しておくためにベランダでは物をあまり置いて欲しくないという決まりの所もあり、また美観を損ねると言う理由でベランダの手すりには植物を絡ませない飾らない、手すりの高さよりも背の高くなるものは置かない、木は置いてはいけない、落下すると通行人に危険なため手すりに物を置いたり引っかけるハンガータイプの鉢は禁止と決められている事もあります。ベランダの構造によっては鉢が多い・重いとベランダの素材が傷み耐久年数が大幅に減る事もあるそうで、古い建物ではベランダで重い鉢に植物を植えて沢山置いていたところ、それらの総重力に耐えきれず建物とベランダのつなぎ目の鉄筋が腐食して外れていたという恐ろしい状態をテレビで見たことがあります。大きな鉢の土が水を含んだ時には重量がかなり重くなるのが原因らしいです。特にベランダは火事などの緊急時に逃げる途中の障害物になりうるのでそれにより命にかかわることもあるので決まりは確かめておいて下さい
脱出経路を塞がない、障害物にならない様な配置が出来るならベランダ園芸ができますが、ベランダが狭いなどで緊急時に脱出が困難になりそうなら場合によっては諦めるしかありません。またそれらの理由で木の類はベランダに置かないのが一番でしょう。ブルーベリーなどの低木ならどうにか置けますが、果樹の類は年々鉢が大きくなるのと普通の果樹苗木だと自家受粉ができないので最低でも2本は植える事になるんです(一本の台木に2種類接がれたのもありますが、売っていない所もあり確実に入手できるかはわかりません)限られた土と言う環境では木の育ちが良くない上に落葉して他の部屋にも迷惑がかかるので樹木は出来れば置かない方が良いです
また、ベランダに植物を置くと鳥や虫が寄りやすいので、それに対しての対策も講じておかなくてはなりません。ベランダでは害虫が大量発生しても薬剤を撒くことができません(上下左右の部屋まで薬剤が飛び洗濯物などに付くおそれがあるため)害虫が隣のベランダに侵入したり鳥のフン害などで周りの部屋から苦情が来ることもあります
私も過去にマンション住まいをしましたが、それらの理由でベランダには小さい鉢数個を置いたのみで過ごしたことがあります。またベランダの排水口は雨水を流す程度の機能しかありませんので土が自然に流れて詰まったりすると他の部屋にも迷惑がかかることがあるので気を付けて下さいね

まず、園芸に関して全くの素人なら図書館で園芸の本を何冊も読むと良いです。まず植物が好む土に付いての「土作り・堆肥の本」できれば段ボール堆肥について書かれたのも読むと生ゴミが減り良質の堆肥が手に入り、これを土に混ぜれば肥料を抑えての栽培が可能です
次にベランダ園芸にの基礎に付いて書かれた本を何冊か読み、解りやすいものを一冊でも購入されて手元に置いて読んで実践してみましょう。できるだけ害虫を寄せ付けない栽培をし、出てしまったら殖える前にマメに補殺しておきましょう(マンションの高層階でも結構害虫は付きます)

ベランダ栽培で一番気を付けるのは、コンクリートの床に直接鉢などを置かない事です。特に夏場はベランダ全体が熱を持ちとても高温になることもあるので、スノコの様なものではなく花台や木の棚などで(レンガや金属は熱を貯めるので向かない)高さを作って鉢やプランターをおきましょう。あと、基本的に陶器の鉢(普通の植木鉢やテラコッタ鉢)だと乾燥しすぎて萎れたり枯れます。乾燥しづらいプラスチック鉢が向きます。鉢は小さいものを使っているとすぐ水不足になるのでなるべく大きなもので栽培、水やりも早朝にたっぷり与え(夕方から夜の水やりは根の成長には良くないです)、鉢皿に水は溜めないのが良いです。それ以外の時間は昼間から夕方は外気温が高すぎて土ごと植物が煮えます
し水が残っていても同様になります

ベランダ栽培というのはお住まいの建物により条件が少しづつ違い、実際全く同じ環境にでも住んでいなければプロでも解らない・気が付かないということも多いものです。だれでも最初は初心者で失敗しながら覚えていくんです。失敗を恐れず、何が原因だったかを考えながら試行錯誤しながら、だんだん上手に成っていくのですし、その方が人に教えてもらうよりも上達も早いものです
あと、家庭菜園のサイトの掲示板の様な所で仲間を集めて意見交換などしているところでベランダ栽培している人たちの部屋に参加して情報交換などするのも良いものですよ

ゆい 2009/08/28(金) 20:34:53
そういった方は日ごろ市民農園など自身の土地を解放して教えておられると思いますので
直接個別にというかたちはなかなかむずかしいように思います。
お近くにあればですが、農園に参加しそこでの栽培を楽しみつつお宅のアドバイスも受けられるのが良いかと思います。


mao 【関東】 2009/09/18(金) 00:22:29
回答もトピ主さんの成否もないのでいかんともしがたいのですが、
わたしの考えを少し書かせてくださいね。

概ねばんざいうさぎさんのご意見に賛成なのですが、
なぜベランダ専門がいないかといえば早い話が
極端な話人それぞれ全く異なる環境で育てているからだといえると思います。
この掲示板をざっくり見ていただくとわかるのですが
同じベランダにしても、日照時間広さ高さなどは違いますね。
わたしなら非常にハイリスクな家庭教師はやりたくないと思います。
ベランダ栽培って、かなりご本人の好みと資質の問題だと思うので、
似通った環境の方と情報交換される方が重要だと考えますが、いかがでしょうか?

もし解決された場合は解決済チェックお願いします♪


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