じゃがいもの花

[園芸相談センター]の過去ログです

しゅうくん 【関東】 2006/05/11(木) 16:22:58
じゃがいもの花が咲き始めましたこのあたり埼玉南部の菜園の人は 芋に栄養がいかなくなるので 花を欠きとるといいます 北海道では延々と花畑になっていますが 花を取るのは賢明なことでしょうか

Iwasaki 【近畿】 2006/05/11(木) 18:05:45
しゅうくんさん 今日は
じゃがいもの花を摘む理由ですが 花を咲かせる為にじゃがいもに蓄えられる養分が使用される為 芋が大きく成り難くなるのを防ぐ為です。
同じ様な事では チューリップ等の花の球根で解ると思います。
チューリップを花が散る迄咲かせて置くと 球根はかなり小さく成っている筈です。そして小さく成った球根では翌年には 花は咲きません。
じゃが芋も同じで せっかく大きくなりかけた芋の養分を花に使わせれば 栽培面積に対する 収穫量も少なく成ります。
又 北海道等の大量生産を行っている所では 花を欠き取る人件費や手間が大きく成る為に行わないのだと思います。

Orenti 【近畿】 2006/05/12(金) 14:23:19
初めまして
私自身は家庭菜園で当初、そのような養分不足の話しを聞き、花を取り去った覚えがあります。今は取り去らずにそのまま花を咲かせて栽培を楽しんでおりますが収量や大きさに、「影響があった?」ってな具合で記憶しています。
かえって手間や切り口からの雑菌の影響を考えてしまいます。
また、私の近くの農家では欠き取っていないようです。

ただ、地方により花が咲いて実が出来る品種の場合、どの程度の差が出るのか分かりませんが、その場合は欠き取る必要があるのかも知れません。

もし、ご自身が栽培されていて本数に余裕があるようでしたら差違を確認して見るのもいいかもわかりませんね。

しゅうくん 2006/05/12(金) 20:01:40
[[解決]]
ご経験を含めてのお返事ありがとうございます
そうですね 同じ品種のもので 比べてみることにします 
本数が少ないので 影響がわかるかどうか解りませんが やってみます

ハッピ−マン 2006/05/12(金) 20:06:26
しゅうくん、こんばんは。Orentiさんのお話の実験は面白そうやね〜。
花を取った方がたくさん取れて、花を取らなかった方が少なかったら、花を取るのが正解!ということになるね。

でも、ジャガイモの花を咲かせる力と、イモを太らせる力が同じならそういうことがいえるけど、もしそうでなかったら、どうなるのかな?

ジャガイモの種芋は、発芽してジャガイモの茎や葉をつくることで大方使われてしまう。花やイモは大きく成長したジャガイモの木が自分の力で花やイモを太らせる。それに必要なものは何でしょうね。日光、肥料、水。それとも葉っぱの数かな〜???。

もし、成長途中で花を取るとイモが太るとすると、成長途中でイモを取ると花がたくさん咲くのだろうか? しゅうくんや、皆さんはどう思いますか?

Iwasaki 【近畿】 2006/05/13(土) 12:33:33
ハッピ−マンさん こんにちは
昔の記憶ですが 確かジャガイモにトマトの接木をして 両方収穫しようとした人のニュースを テレビで見た記憶があります。
其の時の結果は ジャガイモに関しては駄目だったと記憶しております。
トマトに関しては 記憶にはありませんが (^_^;)

Orentiさんのお話の実験は面白いと思いますし 結果をお知らせ願えればと思います。
イモ類も球根同様に 養分を蓄えるメカニズムは ほぼ同じです。
実際花や茎の成長には 植物は大量に養分を消費します。
花を咲かせた後のプロセスとして結実と種子の成長が有ります。
どの様な植物でも子孫を残すのが最優先になる為 親株の肥大成長よりも 種子の成長の方が殆ど優先されます。
ジャガイモは普通採取して蒔きませんが 品種改良の時は採取して蒔かれますから 種も取れると思います。
ついでに Orentiさん 実験のついでに 種も採取されて 種からも挑戦してみては如何ですか。

Iwasaki 【近畿】 2006/05/13(土) 12:37:47
すみません 訂正します。
 「Orentiさん 実験のついでに・・・」から 「しゅうくんさん 実験のついでに・・・」に読み替えてください。

ハッピ−マン 2006/05/14(日) 13:09:58
しゅうくん,解決済みのところすみませんね。
Iwasakiさん、いつも詳しく分りやすいご説明ありがとうございます。

しゅうくんは、貯金をしていますか? 貯金が貯まったら必要なときに出して使いますよね。貯金の目的は老後のためとかいろいろある。
ジャガイモがせっせと光合成をしてイモを太らせているときに、アクジデントが発生して木の本体の調子が悪くなったとき、それまでイモに蓄えられた養分が木の成長・維持に回されることがあるのでしょうか?ジャガイモとサツマイモでは、イモの付く場所が根と茎という差異がありますが、どうなるのでしょうか?

これに似た質問というか、話題を30年ほど前にしたことがありました。その時の答えは、茎に成るものはすべて次世代のため、根は消耗品であり100%次世代のものとは言えない〜とのお話しでした。

 鶏の場合などは、卵を産み続けているときにカルシュウムが不足するとフトモモの骨のカルシュウムが卵のほうへまわります。動物も食料が不足すると皮下脂肪が成長維持に回ります。植物にはそういう機能があるのでしょうか? これが知りたいことです〜♪。

しゅうくん 2006/05/16(火) 22:49:26
解決にしてしまっていたので このようなご返事を頂けていたなんて。
ありがとうございます  久しぶりで古い頭をフル回転させて読ませていただきました 皆さんのお話を読みながら ふとやまと芋を育てた時ことを考えました あの時は雄花が咲きムカゴがいっぱい付いたけどお芋の大きさは考えませんで 大きなムカゴを料理に使っていましたっけ ハッピーマンさんのお話の中でで芋は次世代のためでないとするとただの根の変形でしょうか 普通の植物の根と同じと考えて球根とは別のことになるのでしょうか  先週の土曜日に 肥料を入れていない男爵が10本ありますので 5本花を欠いて見ました 肥料を入れて育てた キタアカリは肥料がむらになっているかも知れないので実験はやめて 昨日皆欠きました 時期が来ましたら報告させていただきます ちなみに何年か前につくった品種に種ができることがあると謳ったじゃがいもがあり2.3個なりましたが 男爵や キタアカリは咲いた後すぐに結実せずに落ちます


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