シマトネリコの葉が変です。

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです


Fun 【近畿】 2008/02/08(金) 17:10:55
業者さんにシマトネリコの木を植えてもらって2年半ほどになりますが、今年は特に黄色くなって落葉し、残っている葉は黄緑っぽくて葉全体に黒いシミのようなものが出ています。年が明けてから特に目立つように思うのですが、やはり病気なのでしょうか?どう対処したらよいのかわからないのでアドバイスをお願いします。

たちつ 【近畿】 2008/02/08(金) 20:17:05

根の盛衰に支障ありかも。

円周は360度です。そのうち30度程度を株元から枝先の真下まで丁寧に掘って、根の成長がどのようになっているか? 腐敗していないか? 根の皮がボロボロっと剥離しないか? を観察してみればよいかも。

根は、枝と同じで、
株元より太い太根(樹を支える根。太陽に当たると茎芽を作る可能性がある。)
次に中根(毛根を作る根)
先端が毛根(養分・水分を吸収する根で、寿命が大変短く弱い。常に作り続けないと健康的に成長しない。柔らかいので虫もよく食べる。白い根)

よく生える・成長する土の環境。
土が柔らかいこと。
酸素・通気があること。
水分や栄養素が程良くあること。
やや酸性であること。

古い土・悪い土。
粘土質・・・・酸素が通気が無い。
泥土・雨が降ればジュクジュクで粘る。当然天気がよければ、カチカチに固まる。・・・根が水虫になる。
アルカリ系土・・・根が融ける。金属栄養素が固体化する。液体イオン化しないと、栄養として、吸収できない。
粘土質より、岩土・砂地なら、栄養が少ないものの、隙間もあり、栄養を求めて根は、長〜く伸びて、栄養や水分を探しにいく。
但し、砂地は、水分や栄養が雨水で流れて枯渇しやすい。特に夏場に弱い。

対策。
そこで、粗い腐葉土や枯れ落ち葉で、隙間を詰め込む(鋤きこむ)と、程よい水分と栄養が、倉庫(腐葉土)に一時的に蓄えられる。
当然土も柔らかくなる。
細かい腐葉土は、ヘドロ化して、糊となる。
余談として、水も接着剤の働きがある。実験例・・紙を水に濡らして、ガラスに張れば、接着する。乾いていれば、接着しない。
接着剤のポンドだけが、糊ではない。

一般的に、表土が乾燥気味なら、根は地下深くもぐる。土が固ければ、水位が高ければ、地表浅く生える。(深くもぐれない。酸素が少ない。ジメジメなら水虫になる。)
植木鉢の根の生え方も同じ。

今回の場合は、夏ごろから、弱り出し、暖冬だったこともあり、この急激な寒さで表面化したものと想像します。


たちつ 【近畿】 2008/02/08(金) 20:24:08

根を見て、60度づつの6等分して、飛び飛びに3ケ所に腐葉土や赤玉土を鋤きこんで、土を柔らかくする。
株元より、枝先真下あたりが良い。
新緑の5月まで、様子を見ないと仕方が無い。 と思う。


Fun 【近畿】 2008/02/11(月) 15:09:21
たちつさん。具体的なアドバイスありがとうございます。地上に出ている葉や木はよく目につくので見るのですが、根元は水をやるばかりであまり気にしていませんでした。天気の良い日に一度やってみます。


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