アオダモが枯れてきました

[園芸相談センター]の過去ログです

あおちゃん 【関東】 2014/07/03(木) 19:02:56
3年前の春に3m程度で株立ちのアオダモをシンボリツリーとして植えました。
今年は初めて花をつけてすごく綺麗でした。しかし、花が全部落ちた頃から1本の幹に付いてる葉が毎日少しづつ落ち始めました。
その幹の葉がだいぶ落ちてしまった頃、他の幹の葉も落ち始めました。
今では全体的に葉が落ちる、もしくは葉が枯れてしまい、元気だった頃の1/3程度になってしまいました。
幹に爪を立てたところ樹皮の下は緑色でした。
シンボリツリーだけに思い入れも強く、このまま枯れてしまうのではと、とても心配になっています。よく最期の力を振り絞って花を咲かせるとか聞きますが、本当にそのようなことはあるのでしょうか。
できればまた元気になって葉を付けて欲しいと思っています。
何か原因等お分かりであれば教えていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

ひろし@小南部 【東北】 2014/07/03(木) 21:30:52
樹種はアオダモ、トネリコ属のバットに最適な樹種として有名なアオダモで良いのですね。同属で今さかんに植栽されているシマトネリコではないのですね。

植えている場所はどんな場所なんでしょう? アオダモは比較的寒冷な気候帯のブナ科主体の高木の樹林の中の中層を占める樹木です。水はけのよい土壌を好みますが元来が中層木なので、地温の上がらない、湿度が比較的保てる環境で木漏れ日程度の日射条件下に生育している樹種なので、開けた土地で直射光が当たる環境では下草などで日射を遮り地温が上がらず湿度が保てる環境が必要だと思うのですが。

育て方には乾燥に強いという記述も見られますが、自生環境を見ても松類の育ちが良い環境には見られませんから、それほど乾燥に強い樹種とも思えません。水切れ乾燥ということはなかったですか?

あおちゃん 【関東】 2014/07/04(金) 18:00:23
ひろし@小南部さま
こんにちは。
ありがとうございます。
アオダモで間違いないです。
場所は南向きのコンクリートの駐車場の一角を半径100cmの1/4円でコンクリートをカットしたところに植えてあります。日中はガンガン陽が当たります。
根元にはワイヤープランツがこんもりとなるくらいに植えてあります。
昨年の夏は葉の勢いも良くとても元気でした。昨年と違うところは、花が咲いたことと、ワイヤープランツが成長したことくらいしか思い当たりません。

ひろし@小南部 2014/07/04(金) 19:05:02
土の中まではわかりませんが根が成長して深くなり粘土層などの排水の悪い部分に達してしまって根腐れが始まった、あるいは土壌の単なる水不足であるかもしれません。
土が露出した部分はワイヤープランツで日陰になるとしても駐車場コンクリートが蓄熱するでしょうから本来森林の中層樹種であるアオダモには熱的に過酷な環境であると思います。

Jack9 【中国】 2014/07/05(土) 10:19:38

ここは雑談掲示板ですので、相談するところではありませんよ。
「園芸雑談掲示板」って書いてあるじゃないですか。

元気だった木が枯れる原因ってそんなに多くありませんよね。

・水が足らない時
・水が多すぎて根が腐っていく時
・病気になった時
・害虫や害獣の被害

この4つくらいは誰でも分かりませんか?

その中で、上の3つはたぶん違いますよね。
花を咲かせたり、ご自身に心当たりがないようですから。
また、病気は見れば判りますし。
そうすると、4つ目が怪しくありませんか?

花を咲かせた後、比較的に短期間で枯らせていくような被害。
コガネムシの幼虫じゃ、周囲の植物も影響を受けるでしょうから、残るはモグラとかカミキリムシ。

カミキリムシが有力ですね。
根元に木クズが無いか確認されましたか?
_

ひろし@小南部 2014/07/06(日) 21:06:03
私は単純に水切れに賭けますね。アオダモのような広葉樹は自己冷却のために多量の水を吸い上げ、蒸散しますから成長とともに水の必要量が幾何級数的に増えます。根系が自由に伸ばせる環境ならそれでも問題ないのですが周囲がコンクリートで覆われて上からの水の供給が不足気味であればやはりそれが問題だろうと思います。

植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2014/07/06(日) 21:39:49
こんちは〜♪
アオダモも育てておりますが意外に乾燥にも耐えますよ
っと云うより当方では湿気の多い所より乾燥した地質の方が順調に生育してます
散水の頻度は?
もしも、ちょこちょこ散水されているのなら根腐れの方を懸念します。

すんこ 2014/07/06(日) 21:48:26
●暑さだけで枯れることはない
●枝先から枯れてきたら、病気や害虫や根腐れを疑う
●水不足になると、水の蒸発とのバランスを取るために落葉する。水やりの頻度を増やすと回復する

落葉するのは、水不足です。

Jack9 【中国】 2014/07/07(月) 11:21:59

ひろし@小南部・植木屋 園主さんのコメントを読むと・・・。
確かに、そうですね。
何もかかれていないから、水切れ・根腐れも有り得ますね。

逆に、株立ちのアオダモと書いてありますね。(見落としてました)
だったら、カミキリムシは無いですね。

>花が全部落ちた頃から1本の幹に付いてる葉が毎日少しづつ落ち始めました。
>その幹の葉がだいぶ落ちてしまった頃、他の幹の葉も落ち始めました。

水切れの場合、こういう葉の落ち方をするでしょうかね?
根腐れの場合は、どうでしょうか?

スレ主さんそのものが関心が低いようで、また雑談板ですので、ひろし@小南部・植木屋 園主さんそれぞれの回答の理由(どうしてそう思われたか?)をお聞かせいただければと思います。
他の閲覧者の参考になるかもわかりませんので。


ひろし@小南部 2014/07/08(火) 13:32:28
私の趣味は蘭とセントポーリアの栽培と野山歩きです。ガキの頃から野山を歩いているのと、植物が好きなので、自生環境がどういうところなのか?というのは私のフィールド青森県東部、岩手県北部での話ですが主な樹種については承知しているつもりです。
成木になったブナでも周りを切り払って独立樹にすると早晩枯死するとか、積雪のたまらない山の西斜面にブナを植えても育たないとか、ツツジの名所は過去に牛馬の放牧地であったとかはげ山でも植林の必要はなく70年ほどで適地適木の森林になるとか、、、いろいろな例を観察してきました。
アオダモと言えば水はけのよい東斜面のブナ、ミズナラハリギリなどの高木の下の中層木であるという認識で、ライバルはカエデ類です。イタヤカエデは時として樹冠をとるくらいの大木になりますが、アオダモが樹冠をとることはないですね。本来明るい樹林内が最適環境で、地温も湿度も比較的安定した環境に多いです。
もちろん冬は積雪がある場所ですがアオダモはご存知のように柔軟で折れることはあまりなく、たわんで雪をやり過ごしますが、、、ために直通の樹形はめったに見られませんので、バット材に苦労するわけです。
落葉してもつるりとした幹に独特の模様が出るので見分けは難しくありません。

mocha 2014/07/09(水) 09:41:26
頼もしい植木屋園主さん、久々のお名前。

ひろし@小南部さんのコメント、面白いなあと読ませて頂きました。

植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2014/07/09(水) 12:35:04
こんちは〜♪
先ず根腐れではないかと思う点を、あおちゃんさんの文中より抜粋すると
>1本の幹に付いてる葉が毎日少しづつ落ち始めました。
単なる水切れなら、今の時期新芽が出ている頃かと思われます
ならば古葉?を落とす前に、新芽がぐったりとなるのが先に目が行くと思われます
>根元にはワイヤープランツがこんもりとなるくらいに植えてあります
ワイヤープランツが元気よく繁っているなら
ちょこちょこと散水管理をされているのだろうと推察して
アオダモには不都合(過湿&根腐れ)な条件となっているのではと推察しております

Jack9 【中国】 2014/07/09(水) 16:44:49

レス有難うございます。
真相はやぶの中だと思いますが・・・。

>花が全部落ちた頃から1本の幹に付いてる葉が毎日少しづつ落ち始めました。
>その幹の葉がだいぶ落ちてしまった頃、他の幹の葉も落ち始めました。

根腐れなら、こういう落ち方は無いかな〜と思えます。
また、逆にワイヤープランツが表層の水分を奪い、アオダモの根まで水が廻らない。
ってことは無いですかね?

事実は別にして、見方・考え方って真逆になることも多いんですね。
_

すんこ 2014/07/09(水) 17:47:00
アオダモをうえてある半径100cmの1/4円の場所に、3年前で3メートル
程の株たちの木、よほど横なぐりの雨でも降らないと、地に水はいきわたらないでしょう。
 >日中はガンガン陽が当たります。
あおちゃんさんは、感覚的に水遣りがたらなかったと、おもいませんか。

植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2014/07/09(水) 22:09:49
こんちは〜♪
ココは雑談板ということですが
スレ主さんは質問をされていますよね
だったら質問文よりわかる範囲で回答を寄せてあげるのが筋ではないかと思います
何も書かれていないと云う事ですが結構書かれていると思いますよ
よって↓
>1本の幹に付いてる葉が毎日少しづつ落ち始めました。
その幹の葉がだいぶ落ちてしまった頃、他の幹の葉も落ち始めました。
今では全体的に葉が落ちる、もしくは葉が枯れてしまい、元気だった頃の1/3程度
っと説明があります
これだけ見ても日頃から良く観察&管理されているマメな方と思えませんか?
また葉を降り始めてから現在まで結構日が経っている様子だとも思いませんか?

普通は葉を降り始めたら、先ず最初に思い当たるのは水不足での枯れではないかと疑う
だったらマメな方なら、まずやる事は散水を行い様子を見る!
引き続き葉の落葉は止まらなければ
なお一層散水で復活させようと前にも増して散水を繰り返す
・・・これが今現在の状況では?と推察しました

普通水切れでの落葉ならば
1〜2回タップリ散水すれば完全に枯れていないならば落葉は止まりますよ
地植えでの根腐れの進行状況はイキナリ落葉とはならず
徐々に弱り新芽の伸びが止まり古葉から落葉し始め
細い枝枯れが顕著に出始め最終的に全体が枯れに至ると思いますよ

植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2014/07/09(水) 22:12:31
>その幹の葉がだいぶ落ちてしまった頃、他の幹の葉も落ち始めました。
>今では全体的に葉が落ちる、もしくは葉が枯れてしまい、元気だった頃の1/3程度

これも↑あおちゃんさんの記述からの抜粋です

落葉 2014/07/10(木) 10:34:21
いつの間にかカウントも上がってしまいましたね。

ただ単なる一時的な生理落葉・自己保存性落葉(葉振るい)じゃないのでしょうか。
今頃は、新芽も萌えていることでしょう。

ポイントは、いまだに、頂上芽葉先芽がクターっとしたままなら、問題もあるでしょうが。

対策として
今後も落葉したり、若葉が萌えたりの繰り返しをするようなら、
根周り(横枝の穂先の真下あたり)を、根を切らないように丁寧に掘り返して、腐葉土を混ぜて埋め戻すことも良い予防対策になるかもしれませんね。・・・・本来は、寒肥を施すとして、初春から活動する根張り促進対策として、晩冬にする作業ですが。

その時に、新しい根の育ち具合・根や幹の害虫・根の腐食カビ菌も観察すれば良いかもしれません。
なにぶん、地下部の根系は、掘り返さないと見ることができませんからね。

又、下の方に葉がなくなったことが、スカスカになったことが気になるようなら、株立ちということですから、取敢えず、1本下から1/3程度の高さか、50cm残して、幹をズバーっと伐採して、ヒコバエを生えさすのも一つの方法です。
上手くいくようなら、好みの仕立て方になるように、他の幹も同じように、総本数の1/3-1/2程度順に、例えば2-3月毎に、切っていけばよい


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