クレマチスの赤渋病(赤さび病)について
およよママ
【近畿】
2012/05/09(水) 20:28:38
我が家には10株ほどの鉢植クレマチスがあります。
毎年、この時期から赤渋病に悩まされています。
毎朝見回り、罹患した葉は処分し、薬剤散布もしていますが、それでも軒並みかかってしまいます。
ですが、花はとても沢山咲きますし、奇形もありません。
旧枝咲きはありませんので、あと一週間ほどの間に切り戻しを兼ねてばっさりと切ってしまいますので、あまり影響を感じないのです。
毎年新芽の方の葉がなくなってみすぼらしい鉢を見るたび、ほっといても大丈夫じゃないのかなあ・・・なんて思ってしまいます。
もちろん、かからない環境を整えてあげるのが一番なんでしょうが、管理が悪いのか毎年かかってしまうのです。
ちなみに、周りはみかんの畑だらけなので、素人考えでそこから飛んでくるのかしら・・・なんて考えています。
クレマチスを育てている方、赤渋病による悪い影響について教えていただけないでしょうか?
犬塚信乃
【東海】
2012/05/16(水) 20:35:55
およよママさん、こんばんわ。
クレマチスを育てているとき、壁にぶちあたるのが「赤さび病」ですね。
何より見苦しいのが辛いですよね。
でも、生育上の障害はそれほど無いように「私は」思いますので
経験上の対処をお話しします。
先ず、赤さび病はどうやっても、必ず、毎年、発生しますよね。
それは、バラ科ナシ属のサビ病の様に宿主がいて
適正な季節の到来ごとに、転移と発病と越冬を繰り返すサイクルの
連環が出来上がっているからだと思います。
ですから、対策としてはその連環の輪の一端を断ち切れば良いのではないかと。
実際は、新梢咲きの品種のみだそうですので
生育の障害を承知の上で茎葉を除去して
硫黄石灰合剤で消毒するのが最も効果的かと思います。
羅漢部分を切除して隔離した上で
マンネブ剤や有機銅剤等で消毒するのが次善の策かと思います。
薬剤の適用等は考慮しておりませんので悪しからず。
およよママ
【近畿】
2012/05/18(金) 13:39:53
犬塚信乃様、ありがとうございます。
経験からのアドバイス、とても参考になりました。
私も去年までは罹患部分の切除と消毒をこまめに行う事で最小限に食い止めてはいたのですが、10鉢ほどになると、それも大変でした。
今年のGWに祖母の家で見事に咲いた10数年物のクレマチスが、やはりさび病だらけだったのですがそれは見事に咲いていたのを見て、自分のやってた事は何だったんだろう・・・と考えてしまったのです。
生育上はあまり影響はないようでしたら、神経質にならずに付き合っていきたいと思います。
もう一つ、ご存知でしたら教えていただきたいのですが、さび病は茎にもかかるのでしょうか?
新枝咲きのものはばっさり剪定しますので、あまり関係ないのですが、新旧両枝咲きのものは長めに残す枝も作ろうと思っています。
罹患した葉は切ってしまいますが、もし枝も罹患しているのなら残すとそこからまた広がりますよね?
なので、枝もかかるのでしたら、新旧も今回はばっさり行った方がいいのかと思ったのですが、どうなんでしょう?
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