バラ鉢の植替の期限

[園芸相談センター]の過去ログです

flowerdays 【関東】 2012/03/07(水) 12:00:29
バラを鉢で育てています。冬の休眠期の植え替えをまだ始められていません。
全部で20鉢以上あります。
来週あたりから時間が取れそうなのですが、これから始めるのでは遅いでしょうか?
今から根を整理したりすると春の生育に間に合わなかったり枯れたりしますか?
(例年は土を全部交換して、根も細根はなるべく落として太い根は先の部分を切って整理したりしてから新しい土にいれています)

来週から始められたとしても自分の空いてる日に雨が降ったりするとできないことも考えると、全部を植え替え終えることはできないかもしれないと心配なのですが、もし終えられなかった場合、植え替えをしなかった鉢はどうなりますか?

植え替えの最終期限はいつぐらいを目処に考えたらいいでしょうか?
3月いっぱいくらいは大丈夫でしょうか?

よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2012/03/07(水) 15:51:44

基本的に、バラの植え替えは、周年365日24時間、いつでも、好きなときにできます。

一応、晩秋から初春の 落葉後から、芽吹き の休眠期(冬眠期)が、植え替え適期と言われています。
理屈は、地温が高いと、根の病気が多発しやすい、高温脱水で株が傷む、
植え替えれば、根を傷めたり、茎や葉を切ったり、しますから、花の数や、開花にも、影響したりします。

バラの花は、新芽が出れば、その新芽に花が咲きます。(四季咲き)
一期咲きは、晩秋までに、花の蕾細胞ができて、春から初夏にかけて、咲きます。

365日可能の、意味は、体験的にも、又苗木・鉢花を見ても、周年売られています。概ね最短3ケ月で、出荷できるようです。

植え替えると言うことと、 枯れるということは、全く別の問題です。

従って、植え替え期限と言うものは、有りません。
多くの方は、10-3月に、剪定や植え替えを済まします。
初心者なら、3-5月にする方も、多い。 買った苗なら、買ったときに植えつける。

凍土凍結の心配が、なければ、12-2月と紹介されている 本も多い。
テキストの管理内容は、東京基準です。 北海道と沖縄とか、太平洋東海道側と、裏日本とか、平地や都市部と山間部でも、違います。
暑ければ暑いなりに、寒ければ寒いなりに、対処方法を考えればよい。

雨が降れば、傘をさすでしょうし、腹がすけば、時間に関係なく食べるし、眠たければ、夜昼関係なく眠るでしょう。このようなもの。

と言うことで、栽培者の、好みと技量(体験的な知恵)です。
概ね、TPOに沿った行動をしたほうが、何かと無難と言う程度。

挿し木繁殖も、植え付け・植え替えは、いつでも、どこでも、可能なので、栽培者の気分しだいですよ。


flowerdays 2012/03/08(木) 12:20:28
返信ありがとうございました。

ただ、ちょっとよくわからなかったのですが…。

>初心者なら、3-5月にする方も、多い。

休眠してない時に根をいじったりすると枯死の危険があるのではないのですか?
実際、夏に根腐れにしてしまったことがあり、それは枯死してしまいました。

私の想定してる植え替えは、というか、冬に植え替える時はごぼうのような太い根以外は土といっしょにこそげ落としてしまっています。そして太い根をいくらか短く切って整理します。そういう状態にした株を新しい土で鉢におさめます。

なので、そういう植え替え(鉢増しのような植え替えでなく)を休眠期でない時に行ってしまうとダメージがあるのかと思ってたのですが違うのでしょうか。

3〜5月ということですが、5月となるともう花のシーズンだと思うのですが、咲いている真っ最中にこのような植え替えをするのが初心者向けというのは(私はまだバラ栽培をはじめて数年の初心者です)初めて耳にしたので、え、そうなの?という驚きがあります。確認ですが、ほんとうに大丈夫なのでしょうか。

天気予報だと東京は今週いっぱい雨続きで着手できそうになく、焦っています…。

バラふぁん 2012/03/08(木) 15:55:56
根をいじったから枯れるというわけではないですね。ただし、夏に根をいじるのは
相当きついです。根が復旧するまで、クーラーの効いた室内で育てる必要があります。

根をいじれば、復旧までの間、水も栄養も吸収できないので、花は貧弱になります。
でも、枯れるところまでは滅多にいきません。

鉢替えができないなら、エアレーションだけでも行ったらどうでしょうか?
鍬を入れて、表面の土をやわらかくしてやります。土に空気が入り、水が
通りやすくなります。私の独創ではなく、どこかのバラ園で推奨している
方法です。どこだったか忘れました。

この方法でも、少々根は傷みますが、それはしょうがないでしょう。

アンソ・兄 2012/03/08(木) 16:39:57
こんにちは。芽を見て判断されては?葉が開き始めてきたら、そのような植え替えはもちろん無理だと思いますよ。芽がぐったりですよ。

自分の結論。芽がぐ〜んと伸びて葉が見えるまではゴボウでも大丈夫。

ところで、毎年ずいぶん根を切り詰めるんですね。何号の鉢かな?
あと、訳も知りたいです。品種なんかもダダ〜と書き込んでくれると助かります。 少し興味があります。良い花は咲きますか?

たちつ 【近畿】 2012/03/08(木) 17:20:08

>休眠してない時に根をいじったりすると枯死の危険があるのではないのですか?
これは、休眠しているときでなければ、植えつけてもダメという先入観。

枯死の危険性は、常にある。休眠期に植えつけても、枯れるときには枯れる。植えつけていて、根付いていても枯れるときが有る。
休眠期のほうが、簡単で、無難という程度。
その根拠は、植木屋なら、そのようなことは云っていられない。
客の注文しだい。苗の出荷なら、冬の休眠期しか、売れないことになる。苗業者は、パートの給料が払えなくなる。

>花のシーズンだと思うのですが
花が咲いているから、欲しくなる。初心者は、栽培年間暦というものすら、想定していない。欲しいときに買う。買ったら植える。
花が、咲いていれば、花が終わったら、花を切って、植えれば、新芽が生えて、再び、2番花が1ケ月後に花が咲く。・・・・四季咲き。
花付きを貰ったら、そのまま植えるときも有る
花が咲いていないと、面白くないという発想。花がなければ、只のゴミという発想。これしかないのが、最初の一歩。だから、桜の花見に沢山の人が出向く。ついでに、枝の一本も折りたくなる。

>数年の初心者
1-2年育てれば、四季の生態の流れ・変化も理解しているので、初心者ではないですよ。営農とか、コンクール志望なら、きりがないほど奥深いものです。
初心者とは、バラとはどのようなものかという概念が、わかれば卒業
概ね1年程度。 迷いの時期。なぜ迷っているのかも解らない。
中級とは、トラブルが起こったときに、気がつき、聞くなり調べるなりして、何とか解決しょうとする考えを抱くこと。迷いながらでも修復できるかもしれない。
上級者とは、自分の好みに近いように、することができる。リスクの回避。迷わず解決できる。
・・・・ここまでは、自分中心。自分さえ良ければよい。
プロとは、安定して、より確実に、目的を達成すること。確実性と収益。
問題をおこさないという前提で、安定して、確実に、メリットを提供できる。ここで相手をも巻き込む。相手の意向と、自分の好みの整合性を採る。

トマトは、365日売っている。トマトの旬は、7月中ごろまでです。
イチゴは、晩春までのもの、でも年中手に入る。
アイスクリームは、夏の冷菓。でも、年中食べている。
親も食べるなと注意する以前に、同じように食べているし、食べても違和感も、腹痛にもならない。
これらは、プロ集団の知恵と努力のたまものです。

休眠期以外の植え付け・移殖で、枯れるのは、根を消毒したり、脱水壊死の対策を採らないからです。・・・・原因のほとんど。
一度、失敗したら、なぜなのか、どこに問題があったのかを考えればよい。植え替えるのであれば、根の状態は、どうなのか、理想的には、どうあればよいのかなど、観察すれば、しないよりかは観るほうが良い。
根は、植え替えのときしか、見ることができないからです。

というのが、私の考え方。
バラに関しては、花の一つでも、咲けばそれで納得する。
花の一つでも、見れれば、後は、枯れてもどうでも良い。
それより、どこまで、横着すれば、枯れるのかの方に興味が有る。
結構、丈夫な草花ですよ。

貴方にとって、枯れることは、恐怖かもしれませんが、バラにとっては、栽培者の身勝手で殺されたらかなわないと、必死で、生き続けようとするものです。生物にとって、子孫繁栄が根本的な本能。
生物でも、人間だけは、本能を忘れて、永遠の快楽を求めて生きようとする。性質がある。知恵による苦痛からの絶対的拒絶反応。

私は、植え替えなら、暇と気分しだいで、四季を通して植え替えている。
納得したら、終わり。・・・ムラ気があるともいう。熱しやすくさめやすい性質。

極端な話として、大和民族は、天国は、空に有るといい、星を見て、なくなった、おかぁさんなり、お父さんと例える。地獄は、土の中にあるというし、それが自然で、違和感が無い。
砂漠に行ったら、逆で、空は地獄で、土の中に、天国があるというらしい。これも自然な考えです。この世も、あの世にも、地獄も天国も無い。只単なる心のよりどころですよ。大晦日には、お寺に行って、年が明ければ、神社に行く。これが違和感の無い習慣で、科学的には、時間的な誤差は、たった1秒の違い。たった1秒でも、極端に異なる。大きな違いです。通常神社は、明日の幸せを欲するところで、お寺は、過去を対象とするところ。前者が希望を望み、後者は、過去を顧みるところと解釈しています。神と悪魔は、別の固体と考えるのが、普通ですが、私は、表裏一体の1つのものと考えています。となると、世の中に、善悪は無いという結論になる。ということは、適期適用は、楽ですが、絶対というものではない。ということは、リスクを防除すれば、自由なものとなる。従って、バラの移植植え付けは、365日できる。
又私は、自由にしているし何の不自由も感じていない。
不便・面倒といえば、ひと手間かかるという程度。 冬に植え替えるのは、寒いし冷たい・動きにくいというのが、煩わしいものです。いずれにしても、さほど変わらない。ということで、何でも、先入観を捨てて、簡単に割り切ればよいということです。このほうが疲れなくて良いものです。

空間と、横着こそ、最大の美徳。という結論。自由性ともいうかも。

このようなものと考えています。


miki3 【関東】 2012/03/08(木) 22:51:27
>例年は土を全部交換して、根も細根はなるべく落として・・・
>植え替えをしなかった鉢はどうなりますか?

 物事にはやった方がいいことと、やらなければいけないことがあります。 毎年必ず行なわないといけない作業ではないので、今年は小さい鉢から手をつけて、大き目の鉢はお休みしたらどうですか。
 植替える場合は、根をそれほど切らなければ新芽が痛むなども少なくなります。なお今の時期は根を切っても枯れることはありません。

miki3 【関東】 2012/03/08(木) 23:06:56
>3月いっぱいくらいは大丈夫でしょうか?

 時期について聞かれるから、本に書かなければいけないから最も適した時期は・・・と答えたり書くので、それ以外が駄目なわけではありません。
 一寸理解が難しい表現も入るけど(ごめんなさい)たちすさんのおっしゃるとおりです。

miki3 2012/03/08(木) 23:08:28
「たちす」でなく「たちつ」さんの誤りです。

ふじりん 【関東】 2012/03/09(金) 16:35:06
 flowerdaysさま、

 住まいが関東ということで、鉢の土の交換時期は過ぎています。
 もう芽出しが始まって当然根も動き始めているので、やめた方が良いです。毎年されているのであれば、今回はしなくても平気だと思います。
 2年に一回程度でも良いと思います。 今回は表面の固まった土を軽く耕してあげて肥料を加えるのが良いでしょう。
 6月梅雨時期後半あたりに鉢ましが必要であれば、根鉢を崩さない様に鉢から抜いて一回り大きな鉢に植えれば良いと思います。

 もうこの時期に土の植え替え云々よりは冬選定を急いだ方が良いですね。
  

 たちつさんの言うこともごもっともですけど、ここに質問されてくる方にとっては答えになりません。お気に入りのバラを5月頃に咲かせる為に基本があるので、それはそれで大事にしたいですよね。

 

バラふぁん 2012/03/09(金) 17:43:29
スレ主は関東なので、肥料はまだ早いですね。

今年は例年より、芽出しが2週間以上遅れてます。
しっかりとした葉がでて、炭酸同化作用が始まらないと、肥料は根を腐らせるだけです。
葉からの蒸散が行えるようになって、ようやく根からの水分、肥料の吸収が始まります。

今年は、もう少し待ったほうが良いですね。

土の表の掘り返しは同意見です。

flowerdays 2012/03/10(土) 15:12:54
[[解決]]
皆様ご意見ありがとうございました。
初心者ゆえ、まだ内容がよく咀嚼できてなく、ちょっと混乱しています。
とりあえず、今年は例年のような植え替えは避けたほうがいい(できないわけではないがやるなら自己責任で)ということなのかな、と理解しました。

植え替えのやり方に関しては、どうしてこういうやり方を毎年しているかというと、最初は本に書いてあるとおりにやっていたからです。
でも、やはり病害虫のチェックのために中を見たいというのがあります。毎年1株はコガネムシの幼虫がいますし、根に小さなコブみたいなものができている株も数鉢毎年みつけます(それが病気なのかどうか確信はもてません。癌腫?と思いつつ、ついてる根を取って植え替えると今のところ枯れたり生育に問題が出たことはないので)。
それと、何度かやってみて、土を落とすけど細根を刈り込んだりはしないで植え替えたことや、植え替え漏れてしまった鉢があったことがあります。それらのその年の様子は、根の整理をがっつりやった鉢に比べると生育の勢いが穏やかでした。
がっつりやった鉢のほうは花のつきも多く、全体的に生育の勢いが強く感じました。印象としてはカンフル剤を与えたかのよう…という感じです。
植え替えで落とすまでもなく、コガネムシのせいでゴボウ根以外まったくない状態になってた株も、ダメかと思いつつ植え替えたら翌年は例年より元気なくらいで面食らったこともあります。
想像ですが、根がなくなったバラが焦って必死に生育しないと!と頑張ってる気がします。
それがいいのかどうかわかりませんが、こうすると春の花が良くなる、というのが私の中での経験だったのでそのようにしていました。

今年は寒いので、気温的にはまだギリギリかなという気もしますが、芽の状態をみつつ、様子を見ながらやってみたいと思います。


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