超初心者です! バラを育ててみたいのですが・・・消毒について。

[園芸相談センター]の過去ログです

ユリ 2012/02/27(月) 12:57:07
最近引っ越してきた新築のマンションに住んでいます。
南向きのベランダが広くて、洗濯物を干してもガランと殺風景なので、何か植物を育ててみようと思います。
いろいろとインターネットで調べたのですが、季節のお花での寄せ植えがひとつと、大きめコニファー一鉢、あとはバラを育ててみたいのです。
ですが、バラは消毒が大変だとよく聞きます。
仕事をしているので、それほどたくさん面倒をみることができないのですが、育てられるでしょうか?

お薬類も、予防的にまくものや、発症してからまくもも、種類が多すぎて初心者には覚え切れません〜><

まず今、大苗から鉢植にするとして、消毒したほうがいいんですか?
マシン油?でいいのかな。
それとも、このまま芽吹かせて、できるだけ風とおりのいい場所で育てて、害虫や病気が出てからの対処療法でいけますか?
消毒は、よく見かける肩掛けタイプ、スプレータイプの容器が実家にあります。
今のところ一鉢だけのよていなので、そんな大掛かりなものは使わず、よく園芸店で見かけるハンドスプレータイプのものでいいのでしょうか?

わかりやすく、一ヶ月に一回、どれどれをどういう風にまく!とかんたんにに教えてくれるサイトなどありましたら、ご教授ください〜

お願いします!

たちつ 【近畿】 2012/02/27(月) 15:04:37

その問題は、先入観と価値観の問題です。
一つ一つ問題を書き出して、考えればよい。

バラは、比較的小さくても綺麗に咲くし、手ごろである。
そこで、下調べしたら、バラ=消毒となって、薬害などトラブルが起こりそうで心配である。バラの消毒は、絶対必要か。

世の中で、絶対なものは全く無い。限りなく絶対値に近いものは、沢山アル。それは、自分で定義するものである。仮に自分で、絶対ダメと定義したとしても、納得する代用品・方便はアル。その代用品・方便を探せばよい。又は、諦める・忘れるとすれば良い。

私たちは、病害虫と戦いながら、バラを育てるのが、好きなんだから、
バラと消毒は、セットとして、考えて又、紹介している只の非合理的な暇人です。バラの営農家なら、病害虫の克服をしないと、失業か転職しなければならない。(転作という)しかし、病害虫の克服と消毒は、別の問題です。
消毒(農薬の使用)しなくても、バラを育てている人や営農家の人たちも沢山います。只農薬の使用が一番楽(手暇コストが)な方法なので、農薬を使用するだけです。エコの農法とか減農薬・無農薬栽培と言います。
いずれにしても、一つの方向から考えた一面です。

例えば、一つの方法として、バラの花束3000円と一鉢?一苗?3000円は、同じ価値とした場合、花束を何年も生かすことはできない。冷凍とかドライなら別ですが。同じように、活け花感覚の使い捨て感覚で、鉢花を育てればよい。病気(害虫)なれば、そのときの気分で、消毒するなり、買い換えるなり・捨てればよい。どの道枯れれば捨てるのが普通なんだから。愛着や未練・思い出という価値観があるから、割り切れないだけです。それらを廃棄すれば、簡単なことです。
洋服や着物を見れば良く判る。いくら高価高級ブランド品であっても、着なければ、只のタンスのゴミ。似合うと自分自身で思い込んでも、他人から見れば、只の通行人ですよ。マニアなら別ですが。
いろいろと貰うけれど、私にとっては、猫に小判的代物です。
2-3回使ったら、いつの間にかなくなっている。無いよりは、あるほうが良いと言う程度。

それから、病害虫の消毒農薬で、完全万能なものは無い。
しないより、したほうが遥かに、合理的と考えられる・効果があるという程度です。
殺虫農薬でも、生活害虫駆除のキンチョウのシューエアゾールのように即効性は無い。シューなら一噴きで、一瞬に蚊やゴキブリは、死ぬ。
農薬の噴霧なら、一瞬には、死なない。薬害回避のために、効果が優しくなっている。
しかも、害虫にしても、病原菌にしても、雑草にしても、世代交代が早く・変移もある(耐性)・子孫の生産量が多い。
人間にしても、今年のインフルエンザは、予防接種ワクチンの効果が極めて薄く、猛威を振るっていると騒がれているようなもの。
インフルエンザウイルスの人工改造(遺伝子組み換え亜種)も生産されている。保健衛生上にも、新薬としての経済価値や軍事的にも、必要とされ、一度確立されれば、生産は、誰でもどこでも容易く作れるし、検視爆弾以上の効果?影響が見込まれる。
だから、論文発表が世界から、指し止め食った。尤も、博士が日本人と言うことも会ったこともアル。結果的に猶予期間の後に、発表された。
タミフルの歴史や権利者や背景を調べれば、良く判るかも。
鳥インフルエンザにしても、鶏は廃棄しても、白鳥は駆除しなかったのかとか

と言うことで、そないに神経質にならなくても良い。

単純に、先入観を捨て、価値観と問題点を書き出して、考えましょう。

尚 農薬の取り扱いには、相当の神経を使ってくださいね。
農薬は、この世で唯一、免許なしに、大学に行かなくても、だれてもいつでも使用できる毒物ですから。せめて、目的使用の厳守と、取扱説明書程度は、100回ほど書き写して、理解してくださいね。

私は、このように考えます。


ユリ 2012/02/27(月) 16:39:04
こだわって真剣にやりすぎるのではなく、失敗してもいいや!ぐらいのスタンスでバラを育て、病気や虫の対処はその時々(気分?)で手で駆除したり、ニームをまいたり、農薬散布をしたり、決してひとつしか方法がないわけではなく、個人の自由、ということ。。。でしょうか?
すいません、あまり頭がよくないので、難しいことはよくわかりませんっ・・・・><

そもそも最初から、高いバラの苗を買うべきじゃない、ということでしょうか。
スタンダードや枝垂れ咲き(?)のような仕立て方のバラを買おうかと、主人と話し合っていました。
その場合、日照時間は株全体にあたる時間のことか、上の葉っぱの部分のみをいうのか、それによって置き場所ちがうよねぇ、と。
・・・うちの夫婦は、そろってのんきで夢見がちなんです^^;

たちつ 【近畿】 2012/02/27(月) 18:41:43

個人の自由です。気分しだいですよ。色々な方法を試してみればよい。

>そもそも最初から、高いバラの苗を買うべきじゃない、ということで
>しょうか
高価で有ろうが、廉価であろうが、自由ですし、値段や栽培方法の難易度を云っている訳では有りません。

私は、小遣いが有れば、気に入ったものなら、5万でも10万でも買うし、全く同じものを、パレット纏め買いしていた時期もあったし、
衝動買いした場合も、多かった。・・・そのときに迷わず買わないと、
後で、探すのが大変というのが理由です。そのときの印象が膨大に膨れ上がる。後悔しガッカリと落胆する性格ですから。
競馬やパチンコから比べれば、安く付いたからです。競馬で、万馬券とっても、翌週にはもう無いと言うことです。 花なら、いくら枯れても、全部枯れることはない。どちらにしても、暇つぶしとしては、同じ
という価値観。釣りに行っても多ければ、月に20万程度使う。会社も休むし、つりに行ったら、当分家には、帰ってこない。という金銭感覚。
尤も、仕事も趣味も家庭も子育ても、只の暇つぶしと思い込んでいる。
それでも、生きていける時代であった。欲しいといわなくても、勝手にプレゼントしてくれた時代だった。

何でも良いので、気に入ったのなら、育てて、観ればよい。
経験と言う個人個人の、基準・尺度がなければ、解決しない。
マイナス面を発見したら、プラスにするには、どうすればよいか、そこで考えましょう。 愛着の問題です。
薔薇苗が1万円としても、高いと言えば、高いし、安いと言えば、安い。3本100円としても、高いと言えば高いし、安いと言えば安い。

3本100円のほうが、買いやすいという心理程度。
概ね、何でも高いほうが、愛着心が、湧きやすいものです。
高くても、安くても、気に入ったものが、最高の選択です。
いずれも、可愛いバラは、可愛いバラ達です。

日当たり時間は、多いに越したことは有りませんが、3時間も当たれば十分それなりに咲きます。
基本的に、何でも、植木鉢に直射日光を当てないことです。特に夏場。
風は、植木鉢に当てないと、ダメです。

>スタンダードや枝垂れ咲き(?)のような仕立て方のバラを買おうか
>と
これも好みですが、成長する既製服ですから、その都度、剪定や芽継ぎとか、メンテが必要です。
老後の盆栽いじりののイメージ。
尤も、ほっておいても、3年程度は花は咲く。
景観(姿格好・見栄え)は、日々変わる。なにぶんバラは、生き物ですから。 人に例えれば、髪の毛のメンテのイメージ。
メンテしだいで、ボサボサにでも、格好良くにもなる。
最初の姿を良く観察しておけば、後々楽になる。特に茎の構造。教科書的存在。しつこく観察する。芽の出方、伸び方、花の付き方とか。
バラは、新芽が生えて、熟成すれば(茎の伸びが止まると)、その先に花が咲く。
ただし、例外として、元気よく、伸び続ける枝は、将来の茎になるものですから、花は咲かない。これは、挿し木して、予備苗とするとよいかも。適当に土に差し込んでおけば、大抵は、根が生えてくる。新しい株となる。
ここでの注意は、株元に瘤がある。ここは接木部分で、その下と上は、種類が違います。
人で言えば、男女ニューハーフのイメージ。
下は、野生系の野バラが多い。花は一重で、小さい。
下から、芽が出れば、発見しだい摘み取る。摘み取らないと、上の豪華な部分が、傷む弱る枯れるとなる。

上が、よそいきの豪華な花が咲く。

同じ、挿し木するのなら、上の部分を挿す。

最初は、何もわからなくても、好きで、一生懸命育てていれば、ある日に突然に、博士のように良く判るようになる。体験と研究に熱心になること。 それは好きであることですよ。これが一番楽。

このようなもの


バラふぁん 2012/02/28(火) 12:41:28
私もベランダ栽培で、バラが8本とコニファー2本(ムーングロー)です。

1年目は、怖いもの知らずで、3日おきに臭い農薬も散布していました。2年目
からは抑えています。

ベランダ栽培は欠点も多いですが、雨がかかりにくいのは大きな長所です。
黒点病にかかることがまずありませんので・・・。

農薬は匂いが少ないことを基本にしています。どの農薬も少しは匂うので、
夕食時の散布は避けています。

おすすめは
ダイアジノン(コガネムシ対策)
オルトランDX(アブラムシ対策)

この2つは定期的に与えています。鉢に撒くだけです。少し匂いますが、葉の
消毒薬よりはかなり少ないです。この2つはおすすめです。あとは、病気の
葉が出た時は、対処法として消毒します。葉の病気の予防はしていません。

1年目のバラはうどんこ病にかかることが多いですが、2年くらいたつと嘘の
ようにおさまります。

ベランダ栽培の大きな欠点は雨がかからないため、ダニが大繁殖することです。
この対策は、粘着君とダニ対策薬(今名前がでてきません)です。以前はダニは、
とにかく水をかけるしかなかったのですが、今はいい薬がでています。粘着君は
農薬として認定されていますが、基本的に澱粉なので環境被害がほとんどありま
せん。匂いもありません。というわけで、なるべく粘着君を使いましょう。ダニ
が発生するのは概ね7月から9月です。葉が汚い黄色になるのでわかります。
温暖化のせいか、東京では昨年11月にもハダニの発生がありました。

最初はニームとか木酢液とか、いい加減な薬は使わないことをおすすめします。
きちんと農薬を使いましょう。慣れてくると次第に農薬を減らせるようになり
ます。農薬の使いかたを勉強していなければ、病気になった時に全く対処が
できません。それから、あまり匂いの強いバラはベランダ栽培では避けたほう
がいいです。匂いが強いと虫が集まってきます。まあ、花のにおいは元々、
虫を呼ぶためなのでしょうがないわけですが・・・

強健と呼ばれるバラがいいですね。弱いバラは、農薬を大量に必要とします。
これはベテランであろうと同じです。

gardenfan 【近畿】 2012/03/02(金) 19:08:11
新築のマンション

何階でしょうか?

私は14Fですが、最初は持って来た時についていたダニが大繁殖しましたが、2年目からは、今5年になりましたが、全く薬剤散布していません。高層階ならほとんど無農薬でも可なのかと思います。
バラはシンデレラとリブ・タイラーです。
外部から病原菌や害虫を持ち込まないために(自分に付着している)、帰宅したら衣類を脱いで風呂に入ってからベランダに出るような配慮をしています。

【東海】 2012/03/10(土) 20:55:47
 バラは品種によってかなり耐病性などに差があります。
 病気そのものも、黒点病、ウドンコ病などいくつかの病気があり、それぞれ強い弱いがあります。ちなみにダニも強い品種と弱い品種があります。丈夫な品種といっても、そのそも病気にかかりにくい品種と、樹勢が強くて少々病気がついても関係なく花が咲くので気にする必要ない品種とあります。

 バラはあまりに品種があって個々の品種の話をしても無意味なので、とりあえず気に入った品種に挑戦してみるしかありません。ただ、本などで「病気に強い」と書いてある品種でも多少は消毒が必要です。「病気に弱い」と説明があるような品種は覚悟が必要です。
 業者の商品カタログは普通欠点を書かないので耐病性に関してはあまり頼りになりません…

 近年でこそガーデンローズは耐病性を優先して選抜してますが、一昔前までは農薬を使用することや切花用品種は温室栽培をする事を前提にした育種がなされてきたため、多くのモダンローズは農薬無しでは育てられないのです。

gardenfan 【近畿】 2012/03/11(日) 00:30:15
バラの薬剤の選択はご自分で勉強していただくことにして、
薬剤どうのこうのというよりも病気に強いバラを選ぶというのが大事かなと思います。

バラの苗の販売時には、タグに強健とか書かれているのが多いですが、それを信用してはいけません。病気とくにウドンコなどに弱くても強健と書かれて販売されているみのが多いです。

ではどうするか?
基本は照り葉の品種を選ぶことです。照り葉→葉のキューティクルが多い→葉に病原菌が侵入しにくい...ということです。

私も最初は、ズブニールドラマルメゾンや、フンショウロゥ、バロージロードランなどをタグに強健と書かれていましたので(無知でした)購入しましたが、しっかりウドンコ病が発病して自分の栽培方法が下手なのかと思いましたが(バラの栽培を止めようと思いました)、これらの品種はとても弱い部類になります。
こういう品種を購入しないことです。
ドイツのコルデスは、耐病性を4星で表現しています。3星以上の品種ならほとんど薬剤要らずです。
有名なFLのアイスバーグは2星の評価です。

それと追加ですが。
>切花用品種は温室栽培をする事を前提にした育種がなされてきた

こういうことは良く言われますが、温室栽培をする事を前提とはなんでしょうか? 雨が当たらないので黒点病は配慮せずにウドンコ病に強い品種を育種してきたというのでしょうか?
実はそういう配慮は全くなされていません。販売出来る優位な特長があるか、採花本数が多いかということで育種されてきました。
ローテローゼに替わる赤バラとして有力なサムライ(メイアン作出かな?)もウドンコ病にとても弱くてハウス栽培農家泣かせの品種です。

でも多くの切花用品種は、普通のガーデンローズと同じ程度の耐病性かと思います。LEX+のアバランチェのシリーズなどの話です。

繰り返しになりますが照り葉のバラを購入して、低農薬でバラを楽しまれることをお薦めします。

【東海】 2012/03/11(日) 11:24:29
>温室栽培をする事を前提とはなんでしょうか?
 おっしゃるとおり、花の品質や花持ち、葉と花の茎のバランス、採花量、棘の少なさ、年間を通じて安定的に出荷できるかどうかなどを優先して耐病性を二の次にしているかと思います。
 病気に強いかどうかは切花の消費者には関係有りませんからね。


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