ピエールドロンサールを、地植えする際に
ふまきら
【北陸】
2011/09/10(土) 11:50:23
初めてのバラです。
H23,3月に購入し、鉢増しする形で現在の8号鉢に植え付けています。昨年は、花を咲かさず今年の春は28個の花を見ることが出来ました。ずっと、西南向きの玄関に置いてありますが、花ガラを摘んだ以外は剪定も植え替えもせず、現在に至ります。花ガラを摘んだあとから新しい枝が20cmほど伸びているところもありますが、シュートは全く出ていません。樹高1メートル、枝の広がりも1メートル程度と思います。
日当たりが結構強く、黒い陶器の鉢がかなり熱くなっていることに気づき最近、家の東側へ移動させましたが、葉がハダニにやられている部分も多いため、元気そうではありません。
東側へ移動する際鉢を落として一部割ってしまい、その割れた20cmぐらいの範囲にコガネムシの幼虫が2匹いました。全部退治したかったのですが、今、根鉢を崩すとよくないと思い割れた部分をガムテープで補修したままの状態です。
質問ですが、この冬このバラを家の南東側に地植えにしたいので教えてください。
@根鉢は崩した方がよいですか?根を洗う?
A根を触るのなら、上部も短く切り詰めた方がよいですか?
B万全の状態ではないので、地面に下ろすのはもう1年待つ?
バラの本は何冊も読んだのですが、実際自分がどうするかと考えると、全然わからなくて。
よろしくお願いします。
ふまきら
2011/09/10(土) 11:51:27
いきなり、間違えました。
購入したのは、H22の3月です。すみません。
gardenfan
【近畿】
2011/09/13(火) 21:04:36
ロンサールの状態 相当悪いですね。
>花ガラを摘んだあとから新しい枝が20cmほど伸びているところもありますが、シュートは全く出ていません。樹高1メートル、枝の広がりも1メートル程度と思います。
昨年挿し木した株でも1mほどは立ち上がるのが普通です。
基本的なことがなされていないように思われます。
今年の春の枝数は何本でしたか? 4本ほどあってそのまま花柄つみだけですとシュートは出にくいです。
また新しい枝が20センチしか伸びていないのも理解できません。
またコガネムシの幼虫も7月にオルトラン粒剤などをまいておくと問題ありません。
そして夏場の鉢対策としてアルミホイルや屋根下地材の遮熱ルーフィング材を鉢の上にカバーするとか日陰に避難させるとかしないと暑さで根がやられます。
以上 バラの夏の基本。
これからが回答。
8号鉢の根鉢はそのままに。そして土を追加して付き固めて下さい。多分スカスカになっていると思います。支柱が風で吹かれて大きな穴が開いてグラグラになっていたりしていることも多いです。。
そして10号鉢の中に8号鉢を二重に埋め込んで、しばらく日陰に置いてください。
年末にガンシュがないか根を確認して、問題なければ地植えも可能と思いますが、もう1年鉢でしっかり管理してからでも遅くないと思います。
基本的な栽培法を学んで下さい。
大苗を1年間鉢植えで育てて様子をみて、翌年に地植えに下ろすのは正解だと思います。
R・ひろき
【関東】
2011/09/14(水) 05:39:53
こんにちは。
今現在、コガネムシの幼虫がいることが確認されているので、少なくとも今年の冬は、すべての土を落として土替えする必要があります。その際、大苗より少し長めに切り詰めたほうがいいかと思います。地面におろすのは、また一年鉢で様子見してからのほうがいいと思います。虫を退治すると同時に根の状態を確認、瘤の有無などを見てください。
西南で、鉢の色が黒いのは少し難しいことがあります。北陸なので関東よりは影響は少ないと思いますが、夏の太陽に当たると黒い陶器の鉢はかなり暑くなります。できれば鉢だけにでも日よけをしてください。日よけは段ボールや木の板でつい立を作るくらいでも大丈夫です。
移動させる前に、もしぐらぐらするとか、そのようなことがありましたら、かなり根が食われていると思います。退治できたのは割れた時に出てきた2匹だけですから、今年の秋にかけてさらに食われると思われます。
株がかなり弱った様子で、それが進行していくなら、今根鉢を崩しても構いません。なぜなら、根鉢を崩さずにそのままにしておいてコガネムシに食われるリスクのほうが、秋に土を崩すリスクを上回るからです。じわじわ食われて落葉したり、ぐらぐらしたりして根が無くなっていくほうがバラにとってマイナスです。
株の様子によりますので、葉の数、ぐらぐら具合などを書いてみてください。
ふまきら
2011/09/14(水) 12:17:23
お二方から、コメント頂き感謝です。
やはり、状態はかなり悪いですよね。かなり暑い思いをさせてしまったと反省しています。取り急ぎ、鉢にアルミホイルを巻きました。
現在の状況ですが、今の所そんなにぐらぐらはしていませんでした。びくともしない、と言う状況ではありません。
枝数は、根元から2本の太い枝が出ていて、それぞれが5〜6本に枝分かれしています。その各枝に花が咲きました。
葉は、かなり茂っているのですが、ハダニのせいか葉の色が白っぽいものがほとんどです。
お二人共通のご意見は、もう1年鉢で様子を見てということですので、
そのようにしようと思います。オルトランも買ってきます。
追加で、アドバイスいただけることがありましたら、よろしくお願い致します。
ぱっせんじゃあ
2011/09/16(金) 21:31:57
オルトラン粒剤は、地中のコガネムシ幼虫への効果は期待できません。特にこの時期ですから二齢又は三齢に育っているでしょうから、殊更期待しない方が賢明です。(自身と仲間が体験・実験で実証済み)
M△△乳剤の土壌潅注、△△△△ノン粒剤の地中混和等は有効ですが、用法も・バラに適用もありません。順法・公式には 土を洗い流し幼虫を除去するくらいしか出来ないようですね。
鉢の水没法もよく言われますが、普通に48時間程度では多くが生き残ります。気相を完全に抜き、完璧な酸欠に出来れば大丈夫ですけれど 難しい・・・これも 自身含み、複数の方が実験済み。
クマと一緒、これから冬眠までにせっせと食い溜めし、来春 更に食べて蛹になって羽化、鉢植えでは根量に限りが有り 奴等も限られた区域で当該植物のみ食害するため被害が大きい --- これが生態です。
金分
2011/09/16(金) 22:04:02
コガネムシの幼虫にはダイアジノンでしょう。オルトランは効能にコガネムシの幼虫も含まれていますが、気休め程度の効果ですね。
gardenfan
【近畿】
2011/09/16(金) 22:05:48
オルトラン粒剤を7月に鉢に撒いておくとコガネムシの幼虫はほとんど居なくなります。ダイアジノンはばらに適用がありませんので、即効ですが使えません。
それと今なら台風通過で支柱などが揺らされて鉢の土が緩んでいるのと、腐葉土などが分解して用土が少なくなっていることも多いので、用土の追加と突き固めをすると根も保護されて、幼虫達も突き固めで弱くなります。
オルトラン散布+鉢の水没1時間+用土追加+突き固め作戦
一度試されては如何でしょうか。
ふまきら
2011/09/20(火) 12:24:23
[[解決]]
皆様、ありがとうございます。
こがねむしの幼虫は、やっかいですね。
成虫はちっとも見かけないのですが、庭を少し掘ったりすると
いつでもでてきます。
7月が、退治の適期だったのですね。
この雨が止みましたら、効果を期待しつつオルトラン+水攻めを
試してみます。そして、冬には根を洗って土替えに挑戦してみたいと思っています。
地植えのピエールが咲き乱れる庭を夢見て、もう少し勉強します。
どうもありがとうございました。
初心者用掲示板@園芸相談センター