つるバラのシュートの扱い方
みく
【関東】
2011/07/29(金) 22:48:43
新苗のつるミミエデンを8号深鉢で育てています。
主幹は50cm程度で上部より1m20cm前後のシュートが3本出ています。
これを3本の支柱にまっすぐ固定してあります。
扱いが分からないのは、おそらくべーサルシュートというものだと思いますが主幹の下部の接ぎ部の上辺りより4〜5本のシュートが長いもので20cm程伸びてきました。
1.これは上部のシュート同様、冬の誘引まですべて支柱に固定して伸ばしておいた方が良いのでしょうか。
2.成長の遅れているものはピンチしてしまった方が良いのでしょうか。
3.冬の誘引の際には上部・下部すべてのシュートを利用するのですか。
ネットや本で調べてみたのですがはっきり書かれているものがありません。
新苗及びつるバラは初めてなのでいまいち理解に苦しんでいます。
よろしくお願いします。
R・ひろき
【関東】
2011/08/11(木) 08:23:16
こんにちは。
地上50センチくらいの場所から出てくる長い枝は、やや高めの位置から出ているサイドシュートだと思います。
つるバラの場合は、根元から出てくるベーサルシュートが無い場合に、なるべく低い位置から出てくるサイドシュートから残していきます。低い位置のものを生かすことにより、枝を更新していって育てます。(古くなった枝は木化していって、芽が出にくくなりますので、なるべく残さないようにするためです。)
この株の場合は、新苗でまだ若い苗ですから、今の主幹自体がまだ若く、上の方のサイドシュートを生かしても大丈夫とは思います。
(ただ来年からは、なるべくベーサルシュートが早く出るように、場合によっては、主幹の上の方から出る芽は摘んでもいいと思います。上の方の芽を摘むと、下の方から芽が出始めることもあります。)
今年(すでに主幹の上からよさそうな長い枝が伸び出している状態なら)は、
1.これから下の方が伸びれば、下の方を優先して固定しておいてください。
2.成長が遅れているもので、上のものと下のものがあれば、上のものを間引いてください。
秋以降は枝が充実しにくくなりますので、ごく小さいものは、上も下もかきとります。株の大きさにもよりますので、バランスを見て。
現状、上の方を伸ばしているので、下の方はさほど伸びないかもしれません。今年については5本を2本にしてもいいかと思います。
3.誘引のときは、枝先からハサミを入れ、硬く締まった部分だけを残した方が花がよく咲きます。同じ硬さで枝が多すぎる場合、下の方を優先します。(理由は古い枝の部分を残さないため。ただ今回は新苗なので、上を残してもさほど影響ないかも)
みく
【関東】
2011/08/12(金) 18:15:10
R・ひろきさん こんにちは。
お忙しい中ご指導ありがとうございます。
まず現在の状況です。
上部のシュートは160〜200cmで3本で、2番目の長さのシュートの中ほどから20cmの脇芽が1本発生しています。
下部は60cmが2本と20cmが2本、あとひとつは膨らみかけて止まってしまったようです。
2mの支柱3本と輪っかを利用したオベリスク風に仕上げる予定です。
主幹はおっしゃる通りまだ青々している事や上部のシュートの方が成長がよさそうなのでメインに使いたいと思います。
下部のシュートですが誘引時には成長の良い2本に絞り下花用に使いたいと思います。
蕾が付いていないので秋までは株の充実のためには多くの葉を残した方が良いと言う記述を読んだ事があります。
そこで、今現在不要と思われる上部シュートの脇芽や下部のシュートの成長の遅れているものは生え際から剪定するものと思いますが、その時期は直ぐにでもか冬の誘引の時か9月の剪定の時のどちらで行った方がよいのでしょうか。
もうひとつ、誘引時に刺をすべて取ってしまう方もいらっしゃいますが、早い段階で取ってしまうと何か問題がおきるのでしょうか。
日々の観察中に何度も引っかけてしまって(素手でやるのが問題なのですが)
お時間がお有りの時にでもよろしくお願いします。
gardenfan
【近畿】
2011/08/12(金) 19:05:00
ミミエデンの場合は9月の剪定はありません。
出来るだけ多くの葉を残してください。
>誘引時に刺をすべて取ってしまう方もいらっしゃいますが、早い段階で取ってしまうと何か問題がおきるのでしょうか。
刺をとる必要はありません。刺も光合成を行いますので出来るだけ残すのが正解です。但しスタンダードの場合は誘引する時に本数が多いので年末に葉と一緒にバリバリと取っています。
みく
【関東】
2011/08/18(木) 23:01:23
gardenfanさん、こんばんは
早くにご指導いただいたのにお礼が遅れてしまいました。
教えていただいた通りになるべく葉を残したいと思います。
若干、黄色くなったり枯れてしまった葉もありますが壁に触れていた部分なのでたぶん暑さと直射日光で日焼けを起こしている感じです。
刺の光合成については若いうちは緑色をしているので葉緑素を含んでいるのでしょうか。
刺の処理はあきらめて誘引の時にでも気が向いたらやってみます。
シュートをまっすぐ固定するのも限界が近づいてきました。
あとはルーフから斜め上に好き勝手に伸びてもらう感じです。
R・ひろき
【関東】
2011/08/20(土) 09:34:43
大変お返事が遅れてもうしわけありません。
夏ばてしておりました。(昨日からちょっと涼しく復活)
シュートの脇芽などですが、ハサミを使った剪定というより、つまんで取るというような感じで、ハサミを使わないですむ部分は使わないほうが良いです。
というのは、柔らかな部分にハサミを使いますと、そこから傷むことがありますので。摘まんだほうが後の状態が良いです。時期も真夏にやるより、秋、涼しくなってからのほうがいいと思います。冬でもかまいません。
柔らかい棘は、我が家ではそのままにしております。
緑の間は光合成もしますし、棘を取るとそこが傷になり、夏などはそこから枝が病気になることも。病気にならないまでも修復に力を少し使います。
例外は、明らかに頭に刺さりそうな位置に出てきたつるバラなどの大きな棘です。一度頭を1センチくらい切ってしまったことがありまして、危ない位置のものは枝が固まり次第(ある程度棘が固くなってきたら)、危なくない程度に欠いておくようにしています。
怪我をするような場所の棘は、柔らかい時期を避けて取ってしまってもいいと思います。
みく
【関東】
2011/08/23(火) 19:41:51
[[解決]]
R・ひろきさん こんにちは
夏バテでしたか、まだまだ暑い日があると思うのでお気を付けください。
茶色く固まった棘は比較的簡単に取れますが、若い棘はしっかりとひっついている感じで取りにくいですね。
きっと無理にとると生傷のような状態にって細菌に感染しやすくなるのですね。
先っちょだけでもと思いましたが、若い棘はそのままにするようにします。
さすがにR・ひろきさんようになりたくないので、誘引時に頭に刺さりそうな棘は処理した方がよさそうですね。
すみません、読んだ時にやけてしまいました。
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