バラの肥料

[園芸相談センター]の過去ログです

アイコ 【関東】 2011/05/26(木) 06:20:58
バラを育てて2年目です。
バラの肥料の事ですが、鉢植えには骨粉固形を地植えには
サプリのバラ専用を規定どうりに与えています。
地植えは周りに花が植えてあるので深く掘って寒肥ができません、
このような肥料の与え方でいいものでしょうか?

R・ひろき 【関東】 2011/05/26(木) 22:51:25
 こんにちは。

 深く掘って施肥しなくてもだめということはありません。
 土がそこそこやわらかく、水はけがよければ大丈夫だと思います。

 うちも深く掘って教科書通りの寒肥ができない場所がありますが、ほどほどに茂っています。たしかに強いシュートがたくさん出たり、株が早く大きくなったりということはないですが、もともと広くない庭なので、そのくらいでいいかと思っています。

たちつ 【近畿】 2011/05/26(木) 23:00:01

>深く掘って寒肥ができません
次の植え替えや休耕期に、ついでに腐葉土でも漉き込めばよいかも。

寒肥の意味

寒肥とは、肥料ではない。

寒肥とは、科学的な意味合いの肥料でなく、有機質を土壌に混ぜ込み、
土壌を肥沃な土質にすること。
寒肥は、化学肥料が一般化する以前の、国語で、その頃は、人畜糞尿堆
肥が主な肥料だった。これは、主に肥料成分と有機質成分のという、両
面の性質がありました。
栽培の土は、今では、土から土壌と言う国語に言い代わりました。
栽培に適した土壌は、無機質と有機質が程よく混合されている必要があ
ります。ところが、有機質は、分解されて無機質に変わっていきます。
そこで、有機質を補充する必要があります。
昔は、肥料とは堆肥ですから、施肥することによって、自動的に、有機
質が補充されていましたが、化学肥料(無機肥料)が、主流になってきま
すと、有機質がなくなり、土壌は、無機質ばかりになってしまいます。
無機質ばかりの土壌は、硬く固まり、根の成長を妨げます。
昔の、無機肥料は、草木灰しかなかった。(灰分とは、今のミネラルの
ことで、有機質の燃えカスで、Ca・K・P・Mgのアルカリ成分)

そこで、寒肥を施すとは、農閑期の冬に、有機質(堆肥)を施すと、冬の
間に、堆肥が土壌に馴染み、春の根や芽の成長時期や種まき時期に、そ
の肥料成分が、優しく効いてくるので、作業効率も、肥料効率も、時期
的に良いと言うことです。今では、寒肥とは、肥料と言う意味より、土
壌改良の意味合いに、使われます。
休眠期(冬)の根が動かない時期には、肥料は、必要がない。

今では、寒肥は主に、多年草特に、果樹庭木などに施す意味合いに用い
られる。
草花には、植え付け、植え替え時に、腐葉土が用いられている。
従って、実質的には、意義もなく死語となるべきものですが、言葉だけ
が、園芸書や園芸サイトで、独走している。のが、現状です。

同じように、瓦礫と言う言葉も、本来は、屋根瓦・煉瓦・陶器の破片や
岩石の欠片の意味ですが、それらは、役に立たない・家を壊すときに、
山ほどできると言う意味合いから、震災津波の被害跡をガレキのが散乱
していると報道されている。不思議な言葉遣いです。ガラと表現すべき
と思います。
ガレキの燃料化って、瓦礫は、燃えない。苦し紛れに、ガレキとカタカ
ナ表現にしている。
このようなものです。


アイコ 2011/05/29(日) 20:33:58
[[解決]]
肥料は深く掘って施さなければいけないと思っていました。
寒肥が土壌改良の意味だとは知りませんでした、冬が来たら
肥料と共に腐葉土も一緒にほどこします。

R・ひろきさん たちつさんありがとうございました。

gardenfan 【近畿】 2011/05/30(月) 22:47:48
解決済みですが、

不耕起という方法もありますよ。

腐葉土や籾殻薫炭に米糠をブレンドしたものを1−2週間ボカしたものを株の上に覆うようにしているだけで、微生物が繁殖して、下の土もホクホクの土に変わっていきますよ。
接木部分も覆われる位にしても全く問題ありませんよ。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター