ゴールドクレストの手入れは?

[園芸相談センター]の過去ログです

花子 2010/11/15(月) 19:47:26
最初は小さな鉢(直径20cm)に寄せ植えの中心としてクレストを配置しました。その後クレストだけを玄関の片隅に植えました。毎年成長を続けて、わずか3年の間に高さが6mの巨木になりました。このまま益々成長するのでしょうか?樹木の成長と共に根の部分は容姿の倍の成長をしているとの事。「家の基礎を狂わす状態」になるのでしょうか。
アドバイスをお願い致します。

べっぴーの 2010/11/16(火) 10:35:23
もともとゴールドクレストは高木になる種類です。植えてすくすく育てるからにはそれなりの土地と空間が必要なものです。
ただし、他の樹木に比べ比較的根の張りが弱く(もちろん想像以上に広がっていますが)台風などで倒れやすいとう性質もあります。
手入れ、といっても、もともとの性質を変えられないので、今後も用地に余裕があるかぎりすくすく育つでしょう。
小さいうちに切って大きさを制限することは可能だったのですが、いずれ幹ばかり太って頭のちょん切られた姿にしかなりません。すらっとした容姿とはかけ離れた形を楽しむことになります。
最初から根の張りを制限するなどしてもいずれは限界があります。
です。
土地に木を植える場合、将来の姿を予想して植えるのは基本中の基本です。
コニファーでも生育の干満な、成木でも数メートルのものなどいろいろあります。
用地と空間に余裕がないなら早いうちに切って入れ替えるほうがいいのではないでしょうか。
十メートルを超えてから切り倒すと、費用やらなにやら、で大変だと思います。そこで倒木でもされようものなら。。。

花子 2010/11/17(水) 18:43:58
べっピーのさん、アドバイスを有難うございました。クレストがこんな大木に生育するなんて知らなかったし「木」のイメージも無かったので驚いてます。我が家は敷地も空間も余裕が無いのでこの際根元から鋸で切った方が良いのでしょうか?その際は地下の根の成長も止まるのでしょうか?真夏の西日と台風の強風を防いでくれてる為、決断が出来ませんでした。隣の「ゆすら梅」の木の成長の妨げにもなってます。今なら
まだ業者の手に任せず処分できる範囲です。バッサリ切るのか少し残すのか・・再びアドバイスをお願い致します。

べっピーの 2010/11/18(木) 12:11:08
これは、ご自分でお決めにならないと。。。
私が言えるのは、この姿でこの大きさをとどめることは無理。
どうするか、は貴女がこの木に何を期待するか、による、ということです。
西日をさえぎる、台風の強風をさえぎる、だけならばっさり途中で切るとともに刈り込んで仕立て上げる、という選択肢もありますが、これは毎年やらねばなりません。
どの程度土地に余裕があるかも分かりませんが、それでも木は年々太く、根を張ります。
更に、これは途中でちょん切るので今までと形が大変異なります。
大きくならないよう、時々根に切り込みを入れたりする、、、。

枯れてしまえば、あとは根は腐るだけです。
心配なら念のため切り口に除草剤などを塗っておくとよいでしょう。
吸収されて植物体に広がって効果を表すものがいいと思います。

西日を避ける、強風をさえぎる、なら他にも候補はありそうですが、根の張りのしっかりした、西日にも強い、あまり大きくならない、というものを探すのもいいと思います。

べっピーの 2010/11/18(木) 12:11:48
ちょっと補足です。
途中で切るのを毎年するわけではありませんが、刈り込みは毎年行なう必要がある、と言うことです。

mutin 【関東】 2010/11/18(木) 19:57:22
ゴールドクレストって、よく枯れるといわれているらしいですが、育つときは育ってしまうんですね。拙宅でも、台風で斜めに傾いてしまったのですが、そのまま4m近くなってしまいました。
これまで自分で剪定していましたが、さすがにどう選定してよいかわからなくなつて、結局、隣の方の知り合いの植木屋さんに剪定してもらいました。お願いした内容は、高さを1mほど下げてもらうことと、適当に枝をすいてくれ、です。結果的に枝を約3/4ほどに刈ったという感じになりました。他の木も手入れしてもらって、半日かかって1万円ほどでした。初めての経験で高いか安いかどうかわかりませんが、出来に満足しています。
そんなわけで、植木屋さんに相談してみるのも一つの方法と思います。

花子 2010/11/19(金) 18:21:33
再びのアドバイスを有難うございました。昨日、自分で不要と思われる枝を切りました。先端は高枝挟みでも届かないのでそのままに。何とか
「ゆすら梅」が自由に枝を伸ばせる程度になりました。けど、姿は優雅な原型とは程遠いトランプのスペース景に。昨年きんもくせいを剪定して頂いた園芸専門家が見たらびっくりするかも・・西日、強風にもかろうじて守られるかな。べっピーのさんの言われる「根に切り込みを入れる」ってどうすればいいのでしょうか? 来年は処分するつもりだったけどアドバイスを頂いて少し、欲が出てきました。

べっピーの 2010/11/19(金) 21:13:55
大きさを止めるなら先端を、というより幹を切らないと意味ないですね。
もうだいぶ大きくなってしまっているので難しいかと思いますが、主に、植え替えに備えて
植木では 「根回し」という作業をします。
根が、だいたい幹を中心に四方八方にのびているわけですが、そのうち太いねの途中あたりに
何本かスコップなどをさしてねを切る訳です。
これは、いきなり植え替えるために掘り起こすと根が一度に少なくなってかれてしまうのを防ぐために、あらかじめ少しずつ根を切っておいて、2年ほどかけて慣らしておく、というものですが、根が少なくなるので、生育もやや押さえられます。
とはいっても熟練を要求されます。
本来、木を大きくしたくない場合は、根の張らないよう制限されたところに植えたりするのの応用編といえましょう。やりすぎると枯れてしまいますし、剪定と組み合わせて行う必要があり、通常はゴールドクレストではしません。
ただし、これをしなくても剪定だけで、成長はコントロールは可能です。
ゴースドクレストの自然樹型はいずれにせよあきらめざるを得ないと思います。
その大きさを維持するわけですが、根はしっかり張っているので、毎年、なんとかすくすく
伸びようとして手間はかかるでしょうし、幹は年々太くなるので、かなり個性的な姿になるでしょう。
求めるものが風よけ、日差しよけ、だけなら樹型はきにしないでしょうから、別にかまわないと思いますが、芯はしっかり止めてください。

姿も求めるなら、自然の姿で美しく、大きさもコントロールが楽なオリーブなども候補に入ると思います(大きめの木はちょっと手に入れづらいかもしれませんが)。


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