オールドローズの夏剪定について
gardenfan滋賀
2010/07/19(月) 14:59:58
ポールズ・ヒマラヤン・ムスクなんですが去年地植えにしましたが、買ったときはヒョロヒョロとして細くて長い枝が3本ほどありました。
春に1本6−7ミリのシュートが伸びて、6月に10ミリほどのシュートが2mを越えています。このまま太いシュートを伸ばしても枝数が少なくて来春は寂しいので夏剪定をして分枝させようと思います。
現在3mを越えていますが、2mのところで分枝しています。
このまま放置するか、剪定して分枝を促進した方が良いのでしょうか?
またオールドローズでこのような夏剪定をする品種にはどのようなものがあるのでしょうか?
我家のORは、これ以外にはヨーク&ランカスター、ラ・ベル・サルタンがありますがこれらはシュートが沢山シュラブ状に伸びていますので夏剪定は不要と考えています。
ゆきえ
【関東】
2010/07/24(土) 20:21:02
こんばんは。いつも丁寧なお答えを参考にさせていただいております。
ORはブルボン系しか育てたことがないので、以下は持っている本に書いてあることです。
・ポールズ・ヒマラヤン・ムスクは一季咲きのクライミング(ランブラー)、つるの長さは8m以上、枝がしなやかで多く良く伸びる。
・ダマスク系の一季咲きヨーク&ランカスターは冬剪定は行わず、夏剪定を行うOR(8月上旬に、樹高1〜1.3mくらいの位置で剪定。または枯れ枝や生育の止まった枝を整理する程度。芯は止めない)。
とあります。この本では、ダマスク系は夏剪定を行うとあり、このほかにイスパハン、カザンラク、セルシアナ、マダム・アルディ、マリ・ルイーズ、レダなどを挙げています。
実際に育てたことのある方から、お叱りを受けるかもしれません。
gardenfan滋賀
2010/07/25(日) 16:25:20
ゆきえ様
ご返事ありがとうございました。
オールドローズやシュラブ系のデルバールやオースチンの剪定には悩ませられます。
マダム・アルディやヨーク&ランカスター、ラ・ベル・サルタンなどはシュートが沢山立ち上がっていますのでそのまま真っ直ぐ伸ばして、古い枝を削除するだけでOKだと思っていますが、
太いベーサルを出したポールズ・ヒマラヤン・ムスクは、やはり夏剪定で分枝させて方が良いのかな?と思っています。ただラティスの上まで行くと真っ直ぐではなくなりますので、そのままで分枝しますが、積極的に剪定して分枝を促進した方が良いのかどうか...
元々あったヒョロヒョロとした細い枝は既に全くありません。
もし宜しければその本の紹介をお願いできませんか?
ゆきえ
2010/07/26(月) 23:16:48
こんばんは。本当に初心者用の本&どこでも手に入るものばかりでお恥ずかしいです。でもって、乱読癖(積読癖?)で…その数ある本に書いてあることをまとめてお知らせしました。とりあえず、その中から
・「バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック」NHK出版
→ORの系統ごとに剪定方法を紹介
・「つる植物で庭を彩る」NHK出版
・「バラとつるバラの素敵な庭づくり」成美堂出版
→ポールズ・ヒマラヤン・ムスクの写真入り紹介(ほんの少しですが)
バラの本はほとんどが花姿の写真のみで、株全体の写真が掲載されていないのが不満です。
おっしゃる通りでORやシュラブ系のバラの剪定には悩むこと限りなしです。我が家のブルボン系ORは1つはツルバラ扱いにしてフェンスに這わせていますが、他方はどうも放任にしたほうがなんとなく嬉しそうなので、今年から結わえていた枝をはずしてやりました。
剪定については、わたしのようなものからgardenfan様にお伝えすべきものなどは何もありませんが、本に書かれているポールズ・ヒマラヤン・ムスクは一季咲きで細くしなやかな枝をどんどん発生させるという印象だったので、クライミング扱いでシュートは特に剪定しなくて、夏でも誘引をできる品種なのかな…と思いました。でも、実際は太いベーサルが出ているのですものね。
申し訳ありません、役立たずです。
ゆきえ
2010/07/27(火) 14:29:20
追記です。
ところで、gardenfan様のお庭は広くて立派なのでしょうね。羨ましいです。ポールス・ヒマラヤン・ムスクなどはおそらく3年くらいすると壁面(やラティス)いっぱいになってバラのお庭って感じになるのでしょうね…(ため息)。私の庭は、本当に猫の額のようで…大きくならないバラを選ぶのが大前提です。
gardenfan滋賀
2010/07/30(金) 22:35:20
ゆきえ様
>「バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック」NHK出版
ご紹介ありがとうございました。帰宅途中に紀伊国屋さんがありますので即立ち読みしました。
ダマスクローズだけ夏剪定すると書かれていましたが、その理由は書かれていませんでした。この理由が大事だと思うのですがそういう配慮がないのではないかと思いました。
マダムアルディやヨーク&ランカスターがダマスクだとされていますが、オールドローズの夏剪定の必要は感じられません。
オールドローズの夏剪定 は太いベーサルが立ち上がった場合に分枝させるためだと思いますが、そういうことを的確に書かれている本がありません。
>ところで、gardenfan様のお庭は広くて立派なのでしょうね。羨ましいです。
とんでもございません。狭い敷地にツルバラを密植しています。
北側にはニュードーンが両翼4−5mほど展開しています。
ボビージェームスもあります。でもこういうバラも剪定でなんとか始末できますよ。
>大きくならないバラを選ぶのが大前提です。
コルデスのシンデレラをお薦めしています。病気にも強くてシュート更新も早いので鉢の行灯仕立でも地植えでもコンパクトに仕上がります。
今年3年目ですが大阪の14Fのアパートですが、春先の散布1回でなんとか今まで病気に対処しています。
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