アブチロンの寄せ植え

[園芸相談センター]の過去ログです

ちぃ 【関東】 2010/03/08(月) 17:19:42
アブチロンの小型ベラシリーズのピンク・イエロー、中型ジュリア・こんぺいとう、大型いちごみるく・サテンピンク・ブルーアブチロン等長方形のプランターに、組み合わせて一緒に植えてみようと思います。全くアブチロン初心なので、黄色とピンクなど組み合わせて、色が交じるとかの心配や他の宿根ラバテラとの寄せ植え等、大きく場所とる以外問題はありますか?。今は黄色とピンクは離して植えてありますが、春に寄せ植えのプランターを作りたいと思っていますので、アドバイスお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/03/09(火) 17:44:36
アブチロンだけの寄せ植えも含めて、宿根草や低木同士の寄せ植えは一時的に楽しめるものの、長年にわたっては大きくなると植え替えができなくなりだんだん維持できなくなる事も多いので、寄せ植えはあまりお勧めできませんね・・・
これが低木や宿根草、一年草などいろんな性質の植物の寄せ植えなら工夫次第で楽しめるのですが、将来根が張る植物同士はあまり近づけて植えない様にする方が植物自体が健康な姿で長く楽しめますよ

一番の問題は育つうちにプランター内でそれぞれの根が絡み合ってしまい、大きくなってプランターから出すと根鉢状態になっているので一本一本に分けて植える時に、根を傷つけてしまう恐れが大きいこと。普通の植え替え程度の細い根が傷むくらいならそんなに心配ないのですが、寄せ植えしたものなら無理に分ければ土を落として一株ずつ外す事に成り土が落ち過ぎてしまい根がかなり傷みます。土ごと根を切っての株分けだとアブチロンではプランターの壁に沿って横に伸びた太めの根も傷めてしまう恐れがあり、そうなると地上部も刈りこまない事にはいずれ根痛みで枯れてしまいます
また同種の品種違いの寄せ植えというのは、育つ間に強い性質の品種に弱い性質の品種が負けてしまったり、最初の寄せ植えの植え痛みなどでどれかだけが早々に枯れる事もありえます。その場合、ずっと枯れた品種の所だけが空間になってしまい全体のバランスが悪くなったりしがちです。また寄せ植えしたまま大きくすると隣り合った株の枝の重なる部分が良く育たなかったりで一株一株に分けた時にそれぞれの樹形がかなり悪くなっている事も多い為、それを解消するのに大きく刈りこむ事に成ります。株自体には何年もの寄せ植えはあまり良くありません・・・

小さい株の時だけでも寄せ植えで楽しみたいのなら、一株一株それぞれをビニールポットに植えつけて、植えつけた状態のままプランター内に寄せておき、底や隙間に鉢底石や発砲スチロール、又は軽い土など詰めて固定し、上はバークチップなどで覆い寄せ植え風に見せて楽しむのが良いですよ。毎年株のビニールポットの大きさを増し、プランターの大きさも替えれば2〜3年は楽しめる事と思いますが、将来は一株一株を鉢に植えるか地面に植えてあげるのが良いです。工夫次第では最初から一鉢ずつに植え、寄せて周りを何かで囲い、鉢などで底上げして隙間には宿根草や一年草の鉢やポット植えなどを置いて立体的に寄せ植え風にみせる事も出来、これだと毎年何時の時期でも配置を替えたり組み合わせを替えたりと飽きずにいろんな寄せ植え風を楽しめますよ

ちぃ 【関東】 2010/03/09(火) 21:45:59
ばんざいうさぎ様
アドバイスありがとうございます。大型のは地植えしたり、植え替えのことを考えて、参考にします。


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