ポール仕立てのバラのバランスについて

[園芸相談センター]の過去ログです

Tradescant 【九州】 2009/05/15(金) 11:54:30
お世話になります。
100坪ほどの庭で、地植え中心にバラを育てております。
ピエールドロンサール、ウェスターランドを、
直径30cm、高さ3m50cmの丸太に、それぞれポール仕立てにしているのですが、
どちらも東向き、南向きの方向にのみ大量の花と葉を付けて、
北、西向き(特に地際から腰の高さ位まで)は貧相な状態です。
薬剤散布は開花前に一度行っただけですが、どちらの株も、
黒星病がその貧相な部分にのみ出ています。
全体的には双方ともものすごい樹勢なのですが…。
バラ園などではポール全体、全方向にバランスよく花も葉も茂っている様子を
見かけますが、何かコツはあるのでしょうか。
それともポール仕立てだと、個人で管理している限り、こんなもの?

ちなみに両方のポールとも、日の出からほぼ日没まで日が当たります。
季節風の影響は冬から春先にかけてとても受けていると思います。
冬場の剪定、誘引は、「バランスよく」を何よりも心がけています。
それなのに。。。。。
芽出しのころは我ながら惚れ惚れするほどの(笑)茂りようなのですが、
開花時期にかけていつの間にか貧弱になって行く…という感じです。
今の時期は見た感じ、ぶっといポールの片側だけに、ごつい葉と花が
わさわさ茂っている、というか。

特に深刻なトラブルでもないのでしょうが、
バラにお詳しい方のご意見が伺えたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。

とおりすがり。 2009/05/16(土) 17:31:34
んー、新枝を下にも誘引してるのかな。
どうしても下のほうは古い枝ばかりになりがちだからね。
あとは、誘引時の枝の角度が無さ過ぎるとか・・・
要はどうやって頂芽優勢を崩すかですよ。

n'Guin 2009/05/18(月) 13:39:08
Tradescant さん、こんにちは。

私の経験は、ピェール・ドゥロン・サールのみです。 2m超のオベリスクに、巻き付けています。

芽出しの頃はそろっているとのことですから、日なた側が密着しすぎて、日陰をたくさん作ってしまうことが原因ではないかと思います。

私も以前、そのようになっていました。  
日差しがあたる側が茂ってしまい、影を作り、
日差しがあたらない側が、完全な日陰になってしまう
ことに気がついたので、巻き方を変えています。

日なた側は間隔をあけて巻くことに留意し、そこからでる枝の芽も
少なめに剪定してしまいます。
一方、日陰側は、間隔は最低限(10 cm)程度にして、そこから出る
枝も長めに確保しておきます。

このようにすると、日なた側は少々数が少ないのですが、日陰側を
遮ることは少なくなります。
日陰側のもほうも、長く伸びた枝から芽が出るので、
日陰になりにくいようで、どちらもかなり茂っているように見えます。
もちろん、一本一本をみると、日なた側のほうがしげりはよいのですが、花数が著しく異なることは避けることができます。

今年は、おおよそ、日なた60%、日陰40%ぐらいのバランスに
なりそうで、満足しています。

なお、黒点病などの病気があると、花数には当然影響します。 
こちらは、いろいろ対策をとったほうが良いと思います。 
今年は、病害虫が少ないのか、我が家では黒点病もうどん粉病もほとんど発生していません。

# 1〜2枚出たが取ってしまうと、それ以上拡がらない株が3つ.
# 残りの10数本は無病です。 ありがたいことです。

R・ひろき 【関東】 2009/05/20(水) 13:26:21
 こんにちは。

 ピエールドロンサールを玄関ポーチの内側と外側に誘引しています。
 やはり花つきは日向のほうが良いです。

 ポールですが、よく売られているものは丸太ではなく、丸い筒のようになっていて、骨組だけだったり、丸太タイプでも直径が小さかったりします。

 気をつけて巻くと日陰部分にもある程度太陽が差しこむような形状です。
 直径が10センチ程度なら丸太タイプでも、日の出から日没まで太陽が回る間に後のほうにも日が当たります。
 でも30センチでしたら、かなり日陰になりやすいと思います。

 直径10センチくらいのものに巻くときも、びっちりと巻かずに、少し浮かせて巻きます。
 結果、直径30〜40センチのものに巻いたのと同じくらいの太さになります。
 浮かせればそのぶん、後のほうにも日が当たります。

Tradescant 【九州】 2009/05/22(金) 21:33:22
[[解決]]
とおりすがり。さん、n'Guinさん、R・ひろきさん

返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
とおりすがり。さんのおっしゃるように、両方とも下のほうは大変な太さの枝が多く、
途中シュートばかりで、枝数はそんなに多くありません。
また、原因についても、 n'Guinさん、R・ひろきさんのおっしゃるように、
上のほうの葉の陰になる部分が多いことが一番かもしれません。
特にウェスターランドの葉の大きさと数は半端ではありません。
ポールは、ものすごく太い電柱のような丸太を使用しており、
これに誘引時、力技でがっちり結びつけていくものですから、いけなかったのかもしれませんね。
今度からは、日向部分と日陰部分の分量を考えたり、ポール自体の形状を
オベリスク型にしてみたり…と、もっと知恵を絞ってみます。

あまりにも初歩的なことにお答えくださって、うれしかったです。
どうもありがとうございました。


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