開花中の鉢への水やり

[園芸相談センター]の過去ログです

佐東 2009/04/24(金) 16:28:29
お世話になります。水やりの基本について教えて下さい。
色々な植物の育て方について書かれているものを読むと、「開花中や、この時期は水を欲しがります」という時の水やりについて、「たっぷりと」という表現が使われています。「毎日やりましょう」と書かれているものもあります。これは、鉢の土が乾いていなくても、水をやりましょう、ということなのでしょうか。
水は、乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりを実践していますが、例外の時期もあるとの理解でよいのでしょうか。よろしくおねがいします。  

せん 2009/04/24(金) 18:03:57
>「開花中や、この時期は水を欲しがります」という時の水やりについて、「たっぷりと」という表現が使われています

同じ植物でも花が咲いていない時と比べると、開花中は土の渇きが一段と早くなります(これが、水を欲しがっている状態)。そして、開花している時に、水を完全に切らしてしまうと、植物によっては花が復活しにくく、せっかくの花も台無し…という事になりますので、「タップリあげましょう」となります。
ただこれは、植物によっても違いますが、「常に湿っている状態にしましょう」という事ではありません。今まで3日に1度の水遣りで済んでいたものが、急に乾きが早くなりますので、2日に1度、あるいは1日1度と欲しがるようになります。基本は、乾いてきたらタップリあげるで、日数が縮まると考えます。1回に与える水の量の多い少ないではありません。

>「毎日やりましょう」と書かれているものもあります。これは、鉢の土が乾いていなくても、水をやりましょう、ということなのでしょうか。

毎日やりましょうといわれる場合は、基本的には季節柄であったり、土が極端に少ないもの(盆栽とか)、あるいはツツジの仲間(根が乾燥に弱いもの)でしょうか。夏場は地植えを除く鉢栽培では、ほとんどの植物が毎日の水遣りを行わないと、土がカラカラになるので「毎日」という表現を使いますが、言い換えるとこれも、「土が毎日乾くから毎日あげる」という季節限定の表現でしょうね。でも、毎日あげる、とは覚えずに、「乾いたらタップリ水やり」が水遣りの極意ですので、コチラを基本として覚えておけば、たいていの植物は育てられます。

>水は、乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりを実践していますが

これで良いと思います。

佐東 【関東】 2009/04/25(土) 10:22:18
[[解決]]
せんさん、わかりやすい説明をありがとうございました。
花の季節になり、気になっていたことがすっきり解決しました。これからは、自信を持って水やりが出来そうです。
それから、昨年こちらの掲示板でお世話になったバラの粉粧楼も、元気に春をむかえました。今、たくさんの蕾を付けています。本当にありがとうございました。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター