生ごみ乾燥処理後の堆肥の作り方
リオ
【四国】
2009/04/22(水) 16:03:50
生ごみ乾燥処理機でできた肥料は、どのように使えば肥料として利用できますか?
堆肥にするには、どのようにすれば良いでしょうか?
米のぬかもあるので、この両方を使って肥料にしたいのですが…。
試してみたのは、プランターの中で両方を土と混ぜて水をかけ、1〜2ヶ月置いて、今、そこにトマトを植えつけています。4日経っていますが、無事のようです。こんな使い方で良いでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/04/22(水) 17:48:19
生ゴミ乾燥処理機では、ただ乾燥しただけでありそのまま使うと土の中で水分を吸って腐っていき植物の根を傷めて枯らす場合があります。これからの時期外の気温が上がるほど菌が活発になり枯れる可能性がありますのでそのまま使うのはお勧めできません
お庭があれば、庭土や使い終わりの古土、完熟腐葉土などに2〜3割くらい混ぜ米ぬかは少量混ぜて下さい(多いと腐りやすい)それで時々全体を混ぜながら数か月積んで置き、不快じゃない匂いになったら堆肥として土に3割くらいまで混ぜて使えます。はやく完熟させたいなら堆肥化促進剤など使うと早く良い堆肥になります
もしマンションのベランダなどでお庭がなければ段ボール堆肥の作り方で堆肥化するしかないでしょう
トマトの土にそのまま入れてしまったのこと・・・まだ4日目ならこれから影響が出る可能性もありますね・・・。特に土と混ぜて寝かせる時に少量の水は必要ですが多すぎると好気菌が殖えられずに腐敗菌をはじめとする嫌気菌が優勢になっている可能性があります・・・。少量の水と混ぜてから時々全体を混ぜながら寝かせていたのなら大丈夫かと思いますが、多めの水を与えながら混ぜずに置いていたのなら地中で乾燥させていた生ゴミが腐敗している可能性があるかも・・・
トマトの土を掘って深いところの土を取り出し匂いを嗅いでみてください。土の香りなら問題ないかと思いますが、腐敗臭や酸っぱい匂いなどの気になる匂いなら早めに根を傷めないよう掘り出し市販の土に植え替えてあげて下さい。そのままだと枯れてしまう恐れがあり、まだ植えかえて4日目くらいなら少し植え痛みが起こるかもしれませんが枯れてしまうまではいかないと思います。匂いのある土は、酸っぱい程度の匂いならその土の量の倍以上の土や完熟腐葉土や堆肥化促進剤を混ぜ時々よく混ぜて空気を含ませれば数ヶ月後にはちゃんとした堆肥が出来上がるはずですが、腐敗臭があるなら地域の取り決めに従い処分するのが良いです
生ゴミ乾燥機と生ゴミ堆肥化の機械を同じものと思っている方も多いようですが乾燥機はただ量を乾燥させて減らすのと腐敗を抑える働きしかないので、処理後は改めて堆肥の材料として他の資材と混ぜて熟成させ堆肥にする手間がかかります。特に庭のない方だと後の堆肥へする手間と場所の確保が大変なので最初から堆肥化促進機能がある機械の方を買うのが良いでしょうね
リオ
【四国】
2009/04/22(水) 18:32:05
ばんざいうさぎさん、詳しい解説ありがとうございました。
確かにちょっと無謀かとは思います。
あるものを無駄にせず使いたいのと、お金をできるだけかけないで栽培したいので今回、このようなことをしてみました。言い忘れましたが、古い土の再生剤も入れています(昨年トマトを栽培した土で、今年の苗は接ぎ苗です)。水は多すぎないで時々かき混ぜていたもので、臭いはありません。米ぬかは少しです。
また、根が直接触れるところには普通の土にすべきだったと今、反省しています。ただ、今回は実験的にやっているので、もう少し様子を見てみようかと思っています。そして、毎日観察して、肥料負けするようであれば、掘り返そうと思っています。
あなたの文を読みながら、EMぼかしのようなものを入れると良かったのかなと思ったりしますが、やはり可能な限りお金がかからない方法を選択したいとも思っています。
また、ぬか漬けをしているので、ぬか漬けの乳酸菌(塩分があるからダメでしょうね)やヨーグルトなどを入れるとどうなのかなとか思ったりしています。
現段階では、掘り返すかどうかはもう少し様子を見てから決めようと思います。
ありがとうございました。
りっこ
【関東】
2009/04/22(水) 19:36:55
一番無謀なやり方ですね。ばんざいうさぎさんがおしゃる通りです。当方も4年半ほど生ゴミ乾燥処理機を使用しました。先月故障して修理見積もりをしたら2万4千円ほどかかりますとの返答で断念しました。現在は新品で(通販)4万4円円、補助金が2万円で同じ金額で容量が2.5kgから3.0kgのが入手可能だからです。そのため今では以前に使用した18L容器2個でEM菌を利用したやり方に戻りました(菌は一袋600gで220円、2ケ月ほどもちま)。
さて、リオさんがお持ちの説明書に書かれているとは思いますが、当方の説明書にはこのように書かれています。「完熟堆肥にして園芸に活用する方法」ぼり袋の下側に穴をあけ、その中に乾燥処理物8L:腐葉土10Lの割合でよく混ぜ合わせる。その上から湿らす程度にじょうろで散水する。袋を閉めて日陰で夏場は1ヶ月、冬場は3ケ月で堆肥になります。完熟堆肥でも直接植物の根に触れないように埋めてください。との注記もありますね。
根を傷める原因の多くは肥料あたり、発酵熱、ガスの発生です。
プランターならなお更狭い範囲ですから問題が起こる可能性があります。
当方は乾燥処理物を30L程度の丈夫な袋(肥料袋や培養土袋)に溜め込み、地中堆肥化を行います(米ぬか、植物残渣、生雑草、乾燥処理物にカルスNCRを土の中で混ぜ込む)。そのまま2〜3週間ほどしてから種や苗を植え付ける。もちろん苗などの植え付け時には肥料はいれます。乾燥処理物は地中で堆肥になっていますし、ガスも発酵熱もでません。菜園やプランターでのやり方も一緒です。現在はEM菌で発酵させた処理物を土中に埋めて3週間してから苗を植えつけています。(バケツが満杯になったらそのまま10日ほど置き、次に土の中に入れて2週間ほどしてから苗を植えつけています。どちらも成長は順調ですよ。
又、簡単なのはコンポスターがあれば乾燥処理物をいれて土をかぶせていくやり方です。段々に重ねていけばやがて堆肥ができています。EM菌で処理した生ごみも同じやり方でできます。
リオ
【四国】
2009/04/23(木) 07:36:36
[[解決]]
りっこさん、ありがとうございました。
やっぱり無謀だったようです。今日、掘り返します。
堆肥化の説明書は無くしていました。
やはり、尋ねてよかったです。
ありがとうございました。
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