ばら栽培とニームオイルの使い方について

[園芸相談センター]の過去ログです

ねこちい 【関東】 2008/10/21(火) 10:24:03
こんにちは、
無農薬でバラを栽培したくてニームオイルを買いました。
希釈方法として、石鹸水とグリセリンを混ぜるとあったのでそうしましたが、
季節のせいでしょうか、混ぜてもすぐ白く固まって上の方に浮いてしまい、スプレーもつまってしまって、使えなくなってしまいました。
ニームオイルの希釈法でなにかコツはあるのでしょうか?
オイルを直接根元に巻くというのは、危険でしょうか?
また、黒点病を無農薬で防ぐにはどうしたらいいのでしょう?
わからないことばかりで困ってます。
どうか教えてください。

せん 2008/10/21(火) 13:52:07
>希釈方法として、石鹸水とグリセリンを混ぜるとあったのでそうしましたが、

どちらをご覧になって、そのような散布方法を見つけられたのか分かりませんが、そのような方法を取られている栽培者もしくはホームページ管理者、あるいは販売者にお尋ねになった方がはやいかと思います。一般的にはあまり聞きませんし、もし目的とする効果が得られない場合の責任の所在があまりハッキリしない栽培方法はご自分の責任の範囲内で行う(実験される)のがよいかと思います。主にニームとは病気ではなく害虫にたいする抵抗力をつける資材です。(残念ながら我が家の狭い場所では、ニームのニオイも気になりますし、効果もそれほど感じられなかったので現在は使用していませんが…。)

こちらの過去ログ検索で、ニームオイルの話題はよく出ておりましたので、他の方のご意見も参考になさってみてください。
http://engeisoudan.com/search.html

>また、黒点病を無農薬で防ぐにはどうしたらいいのでしょう?

日々の栽培の中でみなさん色々と試されています。無農薬にこだわるのなら、こちらのサイトはご存知でしょうか?
http://www7.plala.or.jp/organicrose/
難しい言い回しも多いですが、病気とは様々な複合的問題をひとつひとつ検証して見直していくことで、木の体力をつけ病気になりにくくするということだと思います。それらのヒントがこちらには書かれています。

私のつたないバラ栽培の中で分かったことと言えば、病気を完全に抑えるというような魔法のようなものとはやっぱり農薬です。農薬に頼らないようにするならば、土、環境、置き場所、日当たり、水遣りの方法などごく日常の中からひとつひとつ正解に近づけていく、地味な作業だと思っています。

単純に黒点病に絶対ならないようにするならば、雨のあたらない場所(軒下)での栽培で、葉に水をかけないようにすれば黒点病にはなりません。

ねこちい 2008/10/21(火) 16:53:11
せんさんありがとうございます。
ニームオイルは害虫向けに買いました。
http://www7.plala.or.jp/organicrose/は見たことがあるのですが、ニームの希釈方法(なにで薄めるか。オイルと水なのでいい方法があればと思いました。)については書いてないように思えます。(もし見落としでしたらごめんなさい)
またもちろん個人の庭ですので、”自分の責任の範囲内”以外ではしてません。責任を押し付けるつもりもありませんので、なにかいい方法がありましたら教えていただきたく思ってます。

もう少し調べてみます。
ありがとうございました。

通りすがり 2008/10/21(火) 18:24:08
>無農薬にこだわるのなら、こちらのサイトはご存知でしょうか?

無農薬には興味があるので、紹介サイト見てきましたが、
木酢液とかニームとか、全然無農薬じゃないですね。
名前が農薬とついてないだけで・・・ニームは国によって
は農薬です。

初心者には、薬と名の付くものをなるべく使わないサイトを
紹介してあげたほうがいいと思います。

木酢液には、タールとかホルマリンが入っていることは
ご存じですよね。

ねこちい 2008/10/21(火) 19:45:54
通りすがりさんありがとうございます。
タールとかホルマリンが入っていることは知りませんでした。
なぜ良くわからないのに無農薬にしたいと思ってるかというと、庭では健康に害のないもの、ペットもいるし、そしてバラの花びらを食用に使いたいと思っているからです。
黒点病はなんとか雨を防ぐようにするとして、害虫は毎日見回ってつぶしているのですが、とても間に合わず、ニームを使いたいと思い購入しました。

どうしたら良いのかわからなくなりましたが、
せっかく買ったので他に使えるかもしれないし、やはりニームの希釈方法は知りたいと思います。
無農薬に関しては、さらにいろんなサイトをのぞいて勉強するしか無いのかもしれません。

無農薬派 2008/10/21(火) 19:55:50
同感です。
本当の無農薬栽培というのはこまめに害虫を捕殺するとか葉水をするとか
土壌改善など環境作りをするとかそういうことを指すのではないでしょうか?
農薬として禁止も認可もされていないものが必ずしも安全とは限りません。
私が言うのも変ですが自然のものであれ化学合成のものであれ何か薬剤の類を
栽培に使うのなら安全性試験がなされ農薬として公的に認可されているものを
使ったほうが無難ではないかと思います。

りっこ 【関東】 2008/10/22(水) 02:20:16
ニームの希釈方法は一つは展着剤を使用してください。もう一つは海草エキス(5000倍〜7000倍に水をいれて希釈したあとにオイルをいれます)などでも使用できます。木作液でも希釈できます。ニームオイルはこの時期では通常の商品は固形になっていますので溶けづらいです。水ではなくぬるま湯にして、更にオイル自体を暖めて溶解してから上記の液にいれてかき混ぜます。オイルは完全には全部は溶けませんので上面に浮いたカス状のものは散布器のノズルを詰まらせますので捨てます。ニームオイルの希釈倍率は商品によって品質で違いますが当方は3000倍程度で使用します。1000倍程度での使用などとあるのもでていますが効果はかわらないといいます。粗悪品ほど希釈倍率が高くなるようです。ニーム核油カスも併用したほうが害虫には効果があります。特にバッタには有効ですね。

ねこちい 2008/10/22(水) 08:12:01
[[解決]]
無農薬派 さん、ありがとうございます。いろいろ見て聞いて、よりよい栽培法を覚えていきたいと思います。またよろしくお願いいたします。
りっこ さん、ありがとうございます。
展着剤、海草エキス、木作液でも希釈できるとのこと!木作液でもいいのか!
検索してみると、展着剤(アプローチB1とアビオンEアジュバントなど)や、海草エキス(http://tamagoya.ocnk.net/product/13など)も様々があり、わたしのように食用として植物を使用したい場合、どれがいいのかわかりませんが、とりあえず、木作液で今日はやってみて、あとは、展着剤か海草エキスのなにか1つ買ってみて試してみようと思います。
そしてオイルのカス状のものは散布するとき除くのですよね。私はこの固まりを溶かして使うのだと思って困っていたのです。ありがとうございます!!
これでほぼ疑問は解決しました。

しゃなまま 【東北】 2008/10/22(水) 12:33:50
解決済みのようですが、無農薬栽培をめざすなら、真島康雄さんの[バラの診察室]を一読される事をお勧めします。

Sub-Rosa 【関東】 2008/10/22(水) 17:38:41
農薬を使いたくないと言うのなら、「特定防除資材」を使うようになります。
殺菌剤として、重曹が認められており1000倍に薄めて使用するそうです。
http://www.maff.go.jp/nouyaku/shiyouhou_list.htm

それから木酢液は毒性が強く「通りすがり」さんが書かれた以外にも
フェノールが混在しています。
http://www.maruishi-pharm.co.jp/topics/data/k010/index.html#top

ねこちい 2008/10/22(水) 19:07:41
しゃなままさん、Sub-Rosa さん、書き込みありがとうございます。
いろいろな方の意見が聞けてうれしいです!
バラの診察室は、買おうかどうしようかと迷っていた本です。
やはりかなり参考になりそうですね。購入を検討します。
ub-Rosa さんの書いてくれたサイトもみました。
重曹や酢なら常に常備してあるので、早速試してみます。
しかし、無農薬栽培というのは”言うは易し、、”の典型だなあと思いました。むずかしいとわかりましたし、少し農薬を使うこともありえるかもしれませんが、なるべく使わない方向で努力してみたいと思います。
またみなさんのご意見を聞くこともあるかと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。


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