松にビール
おかし
【甲信越】
2008/10/02(木) 20:38:27
私の住む地域(新潟県某地区)では、栓を抜いたビールが余ったりすると「松にあげろ」と言って根元にかけます。(日本酒は料理に使います)
これは何か意味のある事なんでしょうか?ただ単に、そのまま廃棄するよりも・・・精神論でしょうか?お分かりになる方いらっしゃいますか?
他の地域の方はいかがですか?よろしくお願いいたします。
花梨
【関東】
2008/10/02(木) 21:00:48
前にも似たようなご質問がありましたね。参考になりますでしょうか?
【松の木は酒が好き】
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200806/08060158.txt
おかし
【甲信越】
2008/10/02(木) 21:28:43
[[解決]]
花梨様ありがとうございました。以前にもあったんですね。失礼いたしました。
たちつ
【近畿】
2008/10/04(土) 20:23:34
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簡単に考えて、松・寿留女・清酒は、祝い事に付き物で、昔は手直にあった。別に鰹節や煮干でも、焼酎やビールにお茶でも、良い。さすがに饅頭やかき餅は、食べるなり、持ち帰るなりした。
一仕事終えた後の一服に、縁側に座って、松を見ながら、スルメを口直しに、酒を引っ掛け、世間話をすることも、日常的な光景であった。
当然食べ残し飲み残しは、ドブに、捨てるより、松の株元へということになる。後は、猫が食べるか、蟻が食べるのか知らぬ存ぜずである。
その横取り防止に、穴を掘って埋める事もあったでしょう。
・・・・自然に生まれた慣例。
松に対する栄養価値としての理屈。
スルメに関しては、旨味成分たるアミノ酸が濃縮されている。銅・亜鉛・燐など水に溶けやすい金属化合物が多い。しかも徐々に溶け出し長持ちする。硬くてドロドロに腐敗し難い。悪臭がし難いなど生活の知恵から生まれたものと想像する。
今残っている事と云えば、スイレンやレンコンバスの肥料に、煮干を刺し込む程度かもね。
昔は、魚粉も良く使われた。今では高級食材の数の子も肥料であった。
酒に関しては、殺菌作用や刺激剤や醗酵菌としての効果と考えられる。
酒といっても、清酒のことで、ビールやワインは、我慢できても、焼酎やブランデー・ウイスキーでは、微妙に都合が悪い。
共通することは、いずれも、長期保存食である発酵生食品もしくは、乾燥魚肉海産物であるということです。更にアルコールとの組み合わせには、溶解濃縮作用があるということです。ここに謎解きの鍵がある。
その後、地域性や時代的背景から、いろいろと派生して、全国に言い伝えられたものと考えられます。
いずれにしても、遅効性の材料です。
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