ピエール・ド・ロンサールの冬剪定について

[園芸相談センター]の過去ログです

ぱんだ 【関東】 2008/01/20(日) 15:47:26
はじめまして。
つるバラの冬の剪定方法についてご教授ください。

去年の初夏にピエール・ド・ロンサール苗を購入しました。(何年目のものかは不明)
鉢植えのまま置いておいて、7月の中旬にてっぺんに1つだけ花が咲きました。背丈は2mほどです。
これから、冬剪定と庭への植え替えをしようとしています。
フェンスに誘引したいと考えています。

本のつるバラの剪定を見てやろうとしたのですが、我が家のバラと全然形が違っていてどうしたらよいのかわかりません。
本ではたくさんの長い枝が派生しているのですが、我が家のバラは1本の木?が2mほど上に向かって伸びていて、根元根本近くにもう1本だけ50cmほどの枝が伸びてます。それ以外は、その2mほど伸びた木に10cm程度の枝がいくつかあるだけです。その小枝も根元近くにはほとんどなく、半分から上のほうだけです。

これでは、フェンスを覆うことはできなさそうな感じです。
2mほど伸びてる木?をどこか途中で切るべきでしょうか?途中で切れば、ちっちゃい小枝が、枝として伸びていくのかなぁと思うのですが、2m伸びた木を切ってしまってよいものかわかりません。またどこできってよいのかもわかりません。

つるバラの剪定方法を教えて下さい。
よろしくお願いします。

gardenfan 【近畿】 2008/01/20(日) 16:22:12
私も昨年の冬に購入して地植えにしました。

元々の枝から伸びたシュートは弱弱しかったのですがそれでも春には花を付けてくれました。
その後 1本のベーサルシュートが真っ直ぐ上に立ち上がりました。2.5m程度でしょうか。そのままにしておきましたが、秋に芽が動いて枝が伸びてしまいました。
春しか咲きませんので出来るだけ剪定せずに斜め誘引して枝先1/3程度を水平にされては如何でしょうか?

こんなツルバラ私も初めてです。
諸先輩のご意見をお願いします。

ガーデンポット 2008/01/21(月) 11:52:59
主枝が1本しか出てないなら、
主枝を1mくらいで切り詰め、斜め45度に傾けて植え込むとよいですよ。
上に枝がたくさんあると、そこからだけ新芽が伸びて
上のほうだけで咲いてることになるから。
ことしの花はあんまり期待できないけど
サイドシュートやベーサルシュートを出させるのが、結果的に良策だから。

地植えするとき、油粕みたいチッソ系の肥料を忘れずに
シュートの出方に違いが出てくる。

ぱんだ 2008/01/21(月) 22:44:44
さっそくの回答ありがとうございます♪
ガーデンポットさんのおっしゃる通り、これじゃぁ上の方しか花が咲かないのでは・・・と心配でした。
根元の方に主枝とは別に伸びているのはベーサルシュートというのですね。
勇気を出して、1mくらいに切り詰めてみようと思います。
gardenfanさん、せっかくアドバイスいただいたのにごめんなさい。今回は剪定でいってみたいと思います。
だけどドキドキしますね・・・

2.5mほどに伸びたシュートはどうされましたか?

gardenfan 【近畿】 2008/01/25(金) 20:18:31
ぱんだ様

>2.5mほどに伸びたシュートはどうされましたか?

斜めに誘引して1/3ほどを水平にです。そうすると1/2ほどの枝から花芽が出ると考えています。
折角伸びたシュートを半分に剪定するのはもったいないと思います。
2m位で1本なら植え替えする際には問題ありません。地上と根のバランスを考えて地上部を剪定するのですが、ぱんだ様の場合には剪定して半分にする意味が理解出来ません。

ツルバラは普通はベーサルを真っ直ぐ上に伸ばしておくと芽は動かないのですがロンサールは秋に沢山動いて枝が伸びてしまいました。年末にそういう枝を半分程度に剪定して斜め誘引しました。

n'Guin 2008/01/25(金) 22:41:24
gardenfan さま、ぱんださま

n'Guin といいます。 わたしも、ピェールを育てています。
わたしのところは、2 m ほどのオベリスクにはわせています。

おととしのことです。 太いシュートが出たのはいいのですが、あまりに太くて、オベリスクにはわすことができません。 切るにも惜しいので、そのままにしていたら、当然ながら、高いところで咲いていました。 このままでは、意味がないので、80 cm 程度のところで剪定したら、その脇から、少し細いシュートが2本出て、オベリスクに這わせやすくなりました。 去年は、この2本が、たくさんの花を咲かせて
くれました。

それを見たので、昨年のシュートは、ソフトピンチを繰り返したのですが、ピンチなんか、ものともせずに、おととし同様に、太いシュートになってしまいました。 なんとかオベリスクにはわせたいので、このところ、2週間おきに、少しずつ、水平に近づけて、ゆっくり形を作っています。

そんなわけで、gardenfan さま、ぱんださまの両方の剪定方法は、どちらも良いのだと思っています。 広いところで、シュートを自由奔放に伸ばせるのなら、gardenfan さまがおっしゃるように、あまり剪定せずに。 狭い所に収めていくなら、強めに剪定することで、誘引しやすいシュートを作ることができるのだと思います。

みなさまの書き込みを見て、いろいろ勉強させていただいています。 今後とも、よろしくご指導ください。

gardenfan 【近畿】 2008/01/26(土) 13:43:56
n'Guin様 なんと発音すれば良いのか判りません。笑

ロンサールのシュートを真っ直ぐ立ち上げたのは間違いだったと思っています。
1輪咲きのツルバラ ブルームーンやピースは太いシュート4−5m位まで立ち上がりますがそのまま水平に誘引すれば沢山の大輪になるのでOKです。
しかしラティスやアーチに誘引して面で満開を楽しみたい品種はやはり太いシュートでは誘引出来ません。

こういう品種は斜め45度にシュートを伸ばして花を咲かせ、そこで剪定して2又に分枝させてまた45度に誘引していき、細い枝を伸ばすのが翌年の誘引に適していると思います。
ツルバラの剪定は1昨年までは上の方法でやっていたのですが、去年は教科書通りの真上に伸ばす方法をやりましたが、多くのツルが太いシュートとなり誘引に困っています。笑

ぱんだ様
上記は今年の春以降に伸びるシュートの剪定方法です。今ある枝の剪定ではありませんので誤解なきよう。

ぱんだ 【関東】 2008/01/27(日) 14:51:05
こんにちは。引き続きのアドバイス、ありがとうございます。

gardenfan様
今のびている主幹を短く剪定すれば、切ったところより下からたくさんのシュートがでるのかなぁと思ったのでした。

今年は無理でも、そのうちにはフェンスいっぱいに花を咲かせたいと思っているのですが、長い主幹(太い)をそのままにしても下のほうからもシュートはたくさんでてくるものですか?
皆さんのお話をうかがっていると、元気がよくて心配ないように思えますが、なに分初めてなもので迷ってしまいます。

ちなみにフェンス高は、130cm程度で下50cmはコンクリートです。

どうぞよろしくお願いいたします。

gardenfan 【近畿】 2008/01/27(日) 17:23:30
ぱんだ様

ツルバラでシュートを出したい場合は、出来るだけ接木部分クラウンとも言いますがそこに太陽を当てることです。(バラの基本)
シュートが出ない時に全ての枝を削除してクラウンからのシュートを待つという剪定もあります。

ですから50センチ以下の部分の葉は6月に削除します。
今伸びている2mほどのシュートも水平に誘引して下さい。そうすればクラウンに日が当たります。
またシュートが3本ほど立ち上がった時に昨年伸びたシュートは6月に削除しています。こういうやり方でバラを更新していくのがツルバラの基本だと思っていますがロンサールに当てはまるかはまだわかりません。
ただロンサールは強い品種なので誘引だけで、混み合った場合だけ不要な枝を削除すれば十分だと思います。

ぱんだ 2008/02/13(水) 00:19:14
[[解決]]
gardenfan様

体調をくずししばらく見れませんで、返信がおくれすみませんでした。
クラウンに陽をあてるのですね!確かに、現在のベランダだとクラウンの部分は早々に日陰になってあまり陽があたっていない気がします。

今週末ようやく庭植えができそうです。
アドバイス通り、2mのシュートはそのまま切らずに水平に誘引します。
丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
わからないことばかりでまた質問させていただくことになると思いますが、またよろしくお願いいたします。

花の時期が楽しみです。
ありがとうございました。


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