つるばらと、つるに育てられるの違いは?

[園芸相談センター]の過去ログです

さっぽう 【関東】 2007/10/11(木) 15:05:56
バラの品種の解説を読んでいると、つるばらではない品種のもので、例えば
イングリッシュローズで、比較的大きく育つようなものなんかには、
「つるバラのように扱える」「クライマーとして育てられる」という記述がよくあります。
この「扱える、育てられる」というのが、どういうところを指して言っているのかが
よくわかりません。どういう意味合いなのでしょうか?
こういうバラも、つるばらのように横に倒すように誘引したほうが
花付きが良いのでしょうか?

愚問だったら申し訳ないですが、どうも気になるので(ERの購入を検討中なのです)
教えていただけませんでしょうか。お願いします。

ぽー 【関東】 2007/10/11(木) 19:07:29
こんにちは。
あまり詳しくはないんですが、うちにもそういう性質(半つる性)のバラがいますので、わかる範囲で。
お尋ねのバラたちは本来はつるバラに分類されていないけれども、仕立て方によってはつるバラのようにも育つし、木立ちバラ(ブッシュローズ)として楽しむこともできる、ということだと思います。

つるバラのように育てるとはつまり、出てきたシュートは成長期は支柱を立てて真っすぐに伸ばし、冬の休眠期に横に誘引します。そういう育て方をすれば大きく育ち、花もたくさん咲くでしょう。
また「クライマーとして〜」とは、そのバラの本来の樹形を挿しているのでしょう。
というのは、一口につるバラといっても大きさや枝の分かれ方、伸び方がさまざまなんですね。その特徴によって、クライマー(クライミングローズ)とかランブラー、シュラブなど、つるバラもいくつかの種類に分けられ、それぞれ向く植え場所も違ってきます。

このへんのことを詳しく知りたければ、
http://muratabaraen.jp/mb-top-frame01.htm
こちらの2章、3章あたりをお読みになってください。
つるバラの育て方についてのHPですが、「イングリッシュローズも半つる性の品種が多く、四季咲き性を求めるよりは、春の花の咲く風景を重視した剪定・誘引を行ったほうが美しい花を得られると思います」といった記述もありますよ。

また植え場所の都合などで、つるバラとして育てるよりはもっとコンパクトに、木立ちバラとして育てたいということであれば、冬に強めの剪定をする・花が咲いたら切り戻す、など普通の木立ちバラと同じような育て方をすればいいわけです。
イングリッシュローズは四季咲き性が強く、切り戻せばまた次の蕾がつきますので、こういう育て方もできるわけです。

育てる人の好みや都合で、どちらの育て方もOKなバラ・・・という理解でいいと思います。

さっぽう 2007/10/12(金) 17:50:57
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なるほど…、イングリッシュローズをつるばらのように育てる場合は
四季咲きにさせないで、春の花がら切り後についた蕾も咲かせないで切って
シュートを伸ばすことに集中して育てるという感じなのですね。
リンク先もありがとうございました。後でじっくり読んで勉強します。


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