ハイポネックス液肥とタケダの液肥

[園芸相談センター]の過去ログです

HCめぐり好き 2007/07/01(日) 16:46:49
ハイポネックス液肥に比べてタケダの液肥は同じ量で半値くらいで売ってますが、

効きが悪いんでしょうか。
それとも品質が低いんですか。

教えてください。

カフェオレ 2007/07/01(日) 21:17:52
武田花工場はたしか 窒素、燐酸、カリウムの含有量が5-10-5、ハイポネックスはたしか 6-10-5ですので、保証成分としてはほとんど差がない(ハイポネックスが1%だけ窒素が多い)といえます。その他両方とも微量元素などとプラスしていると書いてあります。これらの成分は詳細はわかりませんので、後は植物との相性としか言い様がありません。

例えれば、お酒の銘柄による値段の違いのようなものです。(ある人は値段分の差があるといい、ある人はないという。むしろ安い方が良かったという人さえいる。)この辺は各人、一家言お持ちの御仁が多いので、あまり断定的なことはいいません。

追加するとすれば、もともとハイポネックスは舶来ブランド(昔ハイポネックスの粉末肥料は定番だった)で、武田は国産ブランドというブランドイメージ差もあるかもしれませんが。

安価 2007/07/01(日) 23:29:36
ホームセンターブレンド品ブランドも更に安いですよ。

液のコスト自体は、5円か10円程度とかなり安いものです。殆どは容器・流通・人件費と儲け。値段設定は、売れるか売れないかの問題。
幸い、トップメーカーが高いので、それより安くすれば売れる。
概ね、後発メーカーは価格が安い。ホームセンターブレンドは、少量ロット生産ができて、尚且つ比較的良く売れる類似品であればよくある。
付加価値が高ければ尚有利。容器などに一般性があれば尚良い。
余程粗悪品で無い限り、殆ど変わらない。例え違っていたとしても、消費者には区別が付かない。
昔は、1円安ければ1km歩くと言われたものです。
コスト逆算売価設定法・比較低価法・売価還元法(売価に率を掛ければ仕入れ値が解る。その他符帳表記とか)・・・・POSが普及する以前の話。

夢丹 【九州】 2007/07/02(月) 00:03:57
 ハイポネックス原液&花工場原液&トップドレッシングの肥料について2年に渡り自分なりにテストしたことがあります花は深山オダマキ、3鉢ずつ9鉢(出来るだけ平均値を出すため)その結果はトップドレッシングが花色葉の艶ともに一番、根の張り具賄や 葉の数、花数、などはほとんど変わらず大差なし。別にテストしたのですが意外と好結果が出たのはブドウ糖、近年多種多様の肥料が出回っていますが、ブランド名や値段に惑わされることなく、気候や栽培地、花の種類など諸条件により自分なりの方法を探すのが一番だと思います。活力剤についても同じことです、超高価な物と有る程度やすい物を使用してもほとんど変わりません。
心理的に高価な物はよく効き やすい物は効きが悪い、というのではなく自分なりに納得のいく物を探すことが必要なのかも。現在私の栽培状況は山野草中心に種類80種以上 鉢の数300超、使用用土は、鹿沼土 日向土、赤玉土 ゼオライト ベラボン 炭 ・・・肥料 花工場原液(メイン)、トップドレッシング、バイオゴールドオリジナル、マグァンプK、ハイポネックス原液、ブドウ糖、・・・・活力剤 メネデールのみ、状況によりこれらをブレンドしたり単独で使用。

かん 2007/07/02(月) 00:38:18
むずかしいですね。人間の薬なんかでも、同じ内容でも、安いのと高いのがあって、どこがどう違うのか悩ましいです。

主成分は同じでも、吸収性が違うとか、夾雑物が違うとか、まるっきり同じではないことはわかっています。

最近、なんでもかんでも安ければいいというので、世の中おかしなことになっているような気がします。中国製の薬とか、本物でない肉とか・・。たいして違わないから、偽でもいいということにはならないでしょう。もちろん、高いものが単純にいい、ということはないでしょうが、メーカーだって、単に売れるから高くしているということはないだろうと思っています。結果として組成は似ているとしても、その組成にするために研究費はかかっているわけですし。

安い土を使ったために、虫が大発生して困ったことがあります。信頼性というのは非常に大事です。私は、多少高くても、信頼性を大事にします。自分で、すべて試してみて、というのは正しい姿勢なのかもしれませんが、現実には無理でしょう。土には個性があるし、ましてや植物なんて個性だらけ。どうやって比較するんでしょうか。何百本も同じ植物を育てている生産者ならともかく・・・

ぽー 2007/07/02(月) 07:12:00
こんにちは。
液肥に関しては、以前はハイポを使っていましたが、2年前からタケダの花工場に変えました。うちには肥料食いの植物(とくに夏のペチュニア)が多いので、似たようなものなら安いほうがいいなと思って。
結果は、「別に差は感じないなあ」です。
ハイポと花工場の違いより、むしろその植物の生育段階に応じた施肥のタイミングとか、濃度とかのほうが、差が出てくると思っています。
(たくさんやればいい、というものでもないので)
肥料でも有機肥料だと、原料の差がかなり大きいみたいですけどね。

それと、かんさんへ
トピ主さんがお尋ねなのは、具体的な液肥の効果に関してです。
土の話は、まったく別の話題になりますから、一緒に論じると話がややこしくなったり掲示板が荒れるモトになります。
土について話題になさりたければ、新しいスレッドをお立てになるほうがよろしいと思います。


ちゃっぴー 【甲信越】 2007/07/02(月) 19:34:08
 以下は多少の知識と独断と偏見による想像ですがあながち間違いでもないと思います。

価格戦略からの考察
 液肥の場合はハオポネックスは老舗一流ブランド・液肥のパイオニアというイメージを守り値崩れを防ぎ同時に利益を確保する為当初の価格を維持する。利益は広告と商品開発へまわす。武田は液肥では後発メーカーですのでまずはシェアを拡大すると同時にその価格のままでも将来的に採算の取れる価格を設定。ホームセンターのプライベートブランド・ストアブランドと呼ばれるものは中小メーカーに開発を依頼または中身そのままでデザインのみ変更とするOEMみたいなもの。だから初期投資は0・広告費0・発注した数量のみ売れればその後は売れ行き次第で廃番または定番化すればよくリスクは小、中小メーカーも販路の拡大するため少々の無理は利く、ホームセンターの利益は結構ある。
 この考え方は多くの商品に共通すると思います。

性能・効果の考察
 約2倍の価格差が効果も2倍違うかというとそんなことはない。花の場合は何をもって2倍とするかもあいまい。
>効きが悪いんでしょうか。
>それとも品質が低いんですか。
この場合は差はあるのでしょうが明確な違いは無い、わからないといったところだと思います。
 基本的な考え方は一流メーカーは万人が満足する品質を、後発メーカーは一流以上の・勝るとも劣らない・価格に見合ったそれぞれの品質を、ストアブランド・プライベートブランドは8割以上の納得する品質を目指すのだと思います。

まとめ
 価格差=効果の差とまでは液肥の場合は言えない。しかし僅かな差を実感しそれが価格の差に見合うものと個々人が判断し納得して使えば問題ないこと。とかく日本人は高いもの=良いもの・高ブランドイメージ=高くて良いものと思いがちです。もちろんそういうものも多々あります。極端な例は化粧品。笑い話で1,000円ではまったく売れず5,000円にしたら良く売れたなんてのもあります。安かろう悪かろうのものも多々あります。

からしみそ 2007/07/02(月) 20:24:56
ブランド料でしょう。

昔からあるよく知られたブランドと見慣れないブランドが同じ棚にあれば
よく知ってるほうを手に取りたくなるのが人情(?)というもの。
そこでこちらを手に取ってもらうためにはどうしたらいいか。
かなり安ければそりゃー心も(手も)動くってもんでしょう。(笑い)


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