つるばらについて
ぎょうざ
【近畿】
2007/06/28(木) 17:26:27
この5月に初めて大苗のピエ−ルドロンサ−ルと新苗のつるアイスバ−グを購入した薔薇初心者です。ピエ−ルは10号鉢にアイスバ−グは7号鉢に植えました。南側の屋根下に置いています。冬に土入れ替えとよく耳にしますが、この場合もこの冬に土の入れ替えをしなくてはならないのでしょうか?
また、ピエ−ルは花も終わり赤色の新芽?らしきものがいくつか出てきました。これは冬まで延ばしていたらいいですか?
よろしくお願いします。
シュナパパ
【東北】
2007/06/28(木) 23:02:36
はじめまして。私もまだまだ初心者のバラ3年生です。
基本的にはバラを鉢植えで育てる場合、土の入れ替えを冬季に行う必要があります。同じ土で長い間育てると、バラは忌地現象という生育障害を起こします。地植えは元肥として牛糞堆肥と骨粉や油粕などの有機物を入れますので土が肥沃になるのであまり問題無いですが、鉢植えの場合は土が少ないので生育障害が現れやすいからです。長くても、2〜3年に一度は土の入れ替えをしてあげたほうがいいと思いますよ。
実際のやり方ですが・・・。
毎年株の状態を見ながら根っこを洗って土を換えてあげてください。株が大きすぎたり、株が痛んでいて土を全て洗い流すのができないときは根鉢を崩して巻いてしまった根っこをほぐして土を半分くらい落として新しい土で植え替えてあげてください。ただし、株が大きいときは根っこを洗ってしまうと株の負担が大きいので地上部を短めに剪定したほうがいいと思います。
特につるバラの場合は地上部を短く切り詰めるわけにはいかないので、土を全て入れ替えないで、土を半分くらい入れ替えるくらいのほうがいいと思います。また、株が大きくなりすぎて鉢を外せないときは鉢の周囲を10cm位の幅で土を入れ替える方法もあるようです。10号鉢では腰を痛めないためにもこの方法がいいかもしれません。
時期は私は東北地方で冬にかなり冷え込むため、11月の上旬から12月中旬までか、雪が解け始めたころの3月位に行っています。近畿地方のことはよくわからないので、近くでバラを育てている人に聞いてみるのが一番かと思います。多分、冬季であれば大丈夫だと思いますが・・・。
ロンサールだけでなくつるアイスバーグもですが、つるバラの花後に伸びた新芽(シュートといいます)はイボ竹みたいなもので冬の誘引時期まで大事に真直ぐに伸ばしておいてあげてください。来年の花季に花芽を持つ枝なので折らないように大事に育てましょう。冬に先端を軽く切り戻してから、誘引してあげてください。
ロンサールは恐ろしいほどシュートが長く伸びます。私は地植えにしていますが、3m位は伸びます。イボ竹をつないだり、雨どいに這わせたりして真直ぐ伸ばしています。
私の経験では、鉢植えでは肥料を切らさないようにしたほうがシュートの伸びがいいです。肥料は化成肥料よりも発光油粕などの有機肥料がいいと思います。化成肥料に比べて鉢植えの土もあまり痛まないようです。鉢もプラ鉢より素焼き鉢などのほうが元気に育っています。
シュナパパ
2007/06/28(木) 23:06:14
追加です・・・。
ロンサールもつるアイスバーグも今年、鉢に植えたようなので今度の冬に土を入れ替える必要は無いと思います。今年はじっくりと株を成長させてあげたほうがいいです。
aisha
2007/06/29(金) 00:45:35
長い誘引茎を持ったつるバラだと鉢の植え替え自体が難しい場合が多く、
シュナパパも書かれている上部の土の入れ替えも現実的です。
ただ、ロンサールやアイスバーグには10号鉢ではやや小さい気もするので、
今冬に12号くらいに変えたほうがいいと思います。
(誘引する面積や株全体の量にもよりますけど)
鉢が大きくなればなるほど植え替え作業が難しくなるし、
かといって、上の部分だけ鉢土を交換しているのでは、
そのうち中の土が潰れて粘土化して水はけや通気が悪化してしまうので
ホールディガーなどを使って、鉢表面の半分くらいの割合で深く掘り抜き、
新たな用土に入れ替えるが意外と楽で効果的です。
ぎょうざ
2007/06/29(金) 08:43:21
[[解決]]
シュナパパさん、aishaさん早速ご丁寧な説明を有難うございました。
とてもわかりやすかったです。
あこがれの薔薇を大きくきれいに咲かせたいのでがんばってみます。
肥料と大き目の素焼き鉢、用意します。ありがとうございました。
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