バラの薬剤散布について教えてください。

[園芸相談センター]の過去ログです

まき 2007/05/03(木) 00:30:57
最近、初めてバラを育て初めた初心者です。
バラの育て方の本を一冊購入しましたが、いまいち薬剤散布のことがわかりません。ネットでも調べてみましたが、よくわかりませんでした。

黒点病には「石炭硫黄合剤」を散布するとかありますが、病気ごとの予防薬剤を散布しないといけないのでしょうか?
あるネットでは色んな薬剤を自分で混ぜて散布するのがのっていたのですが、園芸店で手軽に購入できて初心者にお勧めの薬剤はありませんか?いったいどの薬剤を一株につきどれ位与えればいいのかわかりません。与えるのは二週間に一度で良いと書いていたのですが、それでいいのでしょうか?

薬剤散布には細心の注意を払い、長袖、長ズボン、マスク、手袋を着用することとあったのですが、やはりそこまでしないといけませんか?それらの服は、一回ごとに手洗いまたは他の洗濯物とは別にして洗濯するべきなのでしょうか?

質問だらけですみません。どうかよろしくお願いします。

コンスタンティン 2007/05/03(木) 19:32:31
悩んでいらっしゃるようですが、バラの栽培に関する本は沢山出ています。先ずそういった本を一読されて、その上で疑問点を質問されることをお勧めします。病気ごとの薬剤散布。薬剤が病気ごとになっていますから当然です。薬剤散布の際のマスク&手袋着用も最低限守るべきことです。自分の体がどうでもいいなら、別に強制はしませんが。
薬剤も混ぜていいもの。混ぜてはいけないもの。薬剤を購入してラベルをキチっと読めば書いてあります。
さらに石灰硫黄合剤は基本的は冬季に施すものです。そういったことも、本に載っています。サイトをよくよく検索すれば丁寧に解説している物もある筈です。
頑張ってください。

まき 【関東】 2007/05/04(金) 00:34:31
コンスタンティンさん、ご回答ありがとうございます。

薬剤散布の際のマスク&手袋着用は、1苗ぐらいなので大丈夫かなと思ったのですが、やはりきちんとしないといけないみたいですね。理解しました。

バラの薬剤散布のことですが、本には病気になる前に予防することが大事と書かれてあり、黒点病には「石炭硫黄合剤」を散布することとしか書かれていませんでした。石灰硫黄合剤は冬季に施すものなのですか。バラの本は、ネットで中身を見ないで買ったので、失敗しました。きちんと本屋さんで初心者の本を購入したいと思います。

書き方が悪かったですが、園芸店で「花や緑の虫と病気に」と1本でアブラムシ、うどんこ病、黒点病に効くスプレーが売られていたりしますが、これをバラの病気予防として散布することはどうなのでしょうか?やはりきちんと病気ごとの予防薬剤散布をした方が効果的なのでしょうか?
お分かりになる方がいましたが、教えてください。
よろしくお願いいたします。

R・ひろき 【関東】 2007/05/04(金) 03:53:17
 こんにちは。

 1株だけということでしたら、市販のスプレー剤が便利です。
 缶のものと、AL剤と、両方ありますが、どちらかというとAL剤のほうが失敗が少ないです。
 スプレー剤を使う場合は、缶に書いてある距離(30センチくらいのことが多い)、離してスプレーしてください。

 薬剤散布のときのマスクと手袋、防除衣着用等は、購入される薬剤によって多少違ってきます。書いてあるとおりにすることをお勧めします。
 ためしに園芸店で、カダンセーフというスプレー剤を見てみてください。これは農薬ですが、かなり軽装でも大丈夫だったと思います。
 除虫菊から抽出した成分を主にしたスプレー剤、パイベニカは、有効成分が天然由来、軽装で大丈夫そうな気がするかもしれませんが、メーカーの勧める装備は、農薬用マスク、手袋、長ズボン……等々、きちんとしたものが必要です。
 このように、ひとつひとつ確認しながらやってみてください。


>園芸店で「花や緑の虫と病気に」と1本でアブラムシ、うどんこ病、黒点病に効くスプレーが売られていたりしますが、これをバラの病気予防として散布することはどうなのでしょうか?やはりきちんと病気ごとの予防薬剤散布をした方が効果的なのでしょうか?

 スプレーの効能書きに、アブラムシ、うどんこ病、黒点病とありましたら、その3つに効くということです。
 アブラムシにしか効かないもの、うどんこ病にしか効かないもの、黒点病にしか効かないものというのを別々に使うこともありません。
 ただ、アブラムシもいないのにアブラムシ用を含むものを使いたくない場合は、病気だけに効くスプレーもありますから、それを探して使います。

 予防に効くか、治療に効くか等も、スプレー剤に書いてあると思います。
 病気の場合ですが、予防したい場合は、サンヨールAL、カダンD等です。
 カダンアタックワンALは、どちらかというと治療剤です。
 (治療剤でも、黒点病の斑点を治すことは出来ません。うどんこ病の白い粉は、効けば消えることもあります。)


 スプレー剤も一種類をずっと使っていると効かなくなる例もありますから、カダンアタックワンALを買ったら、もうひとつ、成分が重ならないものも使ってみてください。成分は、小さな字で書いてあります。(サンヨールALとカダンDは重なりません。)

まき 【関東】 2007/05/05(土) 22:28:09
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R・ひろきさん、大変丁寧に解りやすく、ご回答くださりありがとうございます。
薬剤も予防に効くか、治療に効くか等いろいろあるんですね。
スプレー剤も成分が重ならないものを何種類か使うようにしますね。
薬剤名も教えてくださり、助かりました。
まずは、サンヨールALとカダンDを購入したいと思います。そのときに、カダンセーフスプレー剤も見てきますね。
本当に助かりました。ありがとうございました。

R・ひろき 【関東】 2007/05/06(日) 12:08:20
 こんにちは。
 追記です。
 サンヨールALとカダンDは予防剤で、カダンセーフは初期症状用の治療剤です。
 やや病気が進んだときは、その他の治療剤を使ったほうが早く治ることがあります。早く治るタイプのほうが大量に出回っていますから、私があげた以外の銘柄を手に取り、治療剤とあったら、たぶん、早く治るタイプです。
 ただ、服装等、極端なことをいいますと、それぞれのスプレー剤によって違いますから、買う前に瓶の説明書きをみて、あまりに重装備で使いにくいものは避けると、後々作業が楽です。


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