土について

[園芸相談センター]の過去ログです

みるみる 2007/04/06(金) 19:50:47
園芸初心者です。2週間前にペチュニアの苗を購入し、植えました。
土は普通に売っている「花の園芸」という10リットル入りの土です。
なにぶん初心者で何も知らないので、その土の中に肥料と油粕を入れ育てています。底に石も入れていません・・・。

昨日、園芸の本を購入し読んだところ「赤玉土」を6割入れてくださいとありました・・・。
今から赤玉土を購入し、植え替えした方がいいのでしょうか?
一応、苗は弱ってはいませんが気になります。どうぞ助言をお願いします。

【東海】 2007/04/06(金) 21:08:36
お住まいはどこでしょう?関東でしたら赤玉土主体で問題ないですが、地域によって最適な土は異なります。
園芸の本は大半が関東をメインに書かれていることが多いので、他の地域の方は注意が必要です。

なお、植え替えは植物に負担をかける行為ですのであまり頻繁に行わない方が懸命です。まず、様子を見てはいかがでしょうか。
また、肥料は土の中に混ぜるより、植えた後に上に置いたほうが良いです。肥料が直接根に触れるとどうしても根が傷みます。

やよい 【北陸】 2007/04/06(金) 22:25:07
>花の園芸
と言うのは培養土ではないでしょうか?
http://www.gardener.co.jp/goodsoil2.html
品質の良い培養土であれば上サイトの“品質表示を確認しましょう”の所に書いてあるように袋の表面にきちんと品質に関しての表示があるはずです。
培養土であればブレンド済み土ですのでそのまま使えます。
赤玉土などを使って自分でブレンドする場合は赤玉土:腐葉土(7:3)と言うように使えばいいのでは。肥料は元肥としてマグァンプK等を使う方が大半だと思います。小粒で2ヶ月の効き目と言うことなので元肥が切れる頃に液肥を定期的に与えます。
油粕は窒素肥料主体なので花の咲く草花にはあまり向かないと思います。
昔園芸の基本をあまり知らなかった頃私も鉢底石を使うことを知りませんでした。園芸書を比較的熱心に読む(図書館で借りる)ようになって初めて知りそれ以来鉢底ネットと鉢底石を使うようになりましたが確かに使うほうが水はけが良いので植物は良く育つような気がしますが
現時点で植物の状態が悪くなく水はけもよければ今更植え替えの必要はないのではと思います。次回の植物から実行すれば良いのですから。

ぽー 【関東】 2007/04/07(土) 04:33:21
「花の園芸」という商品名で検索してみましたが見つかりませんでした。あまりメジャーなメーカーさんじゃないのかもしれませんね。
この商品名でしたらおそらく、やよいさんがお書きのように、そのまま使えるようにブレンドした培養土だと思うのですが・・・。
ご心配なら、袋の表示の「使い方」をよく見てください。
あるいは、袋に原材料名が必ず表示されているはずですから、そこに書いてある原料(成分)名を書いてくだされば判断できますよ〜(^^)

園芸書に「赤玉土を6割入れる」と書いてあるのは、赤玉土と、みるみるさんが買われたような培養土を混ぜろ、という意味ではありません。
やよいさんがお書きのように、自分でブレンドするときの目安です。
一般に赤玉土と腐葉土を7:3(または6:4)でブレンドしたものを「基本用土」とか「万能用土」と呼び、多くの植物に使うことができます。もちろんペチュニアもこれで育ちます。
が、「いちいち自分でブレンドするのはめんどくさ〜い」とか「何種類もの土を揃えるのは大変」という人も多いですから、それであらかじめブレンドされた培養土が売られているんです。
この場合、植物によって好む環境が少しずつ違いますので、赤玉と腐葉土以外にいろんな土壌改良剤などをプラスして「野菜の土」とか「観葉植物の土」なんて名前がつけられています。
「花の園芸」という名前でしたら、おそらく一般的な草花用ブレンドでしょうから、ペチュニアにはそのまま使って大丈夫だと思いますよ。

肥料ですが、油粕はどのくらい混ぜ込みました?
油粕はチッソ(N)主体=葉を育てるのに適した肥料で、これが効き過ぎると、花が咲きにくくなります。化成肥料を混ぜたのなら油粕は不用、入れるとしたら苗が若いうちに少量施す程度でよかったんですが・・・。
また朋さんがお書きのように、根に直接さわると根をいためる心配もあります。
(マグアンプKのような化成肥料は根にさわってもいためない加工がしてあるので、元肥として土に混ぜても大丈夫です。肥料のパッケージには、必ずこうした使い方が書いてあるはずなので、それを確認して使ってくださいね)

もう一つ、鉢底石ですが・・・これは水はけをよくするのが目的なので、鉢のタイプによってぜひ使ったほうがいい場合、使わなくても大丈夫な場合があります。
▽鉢底に穴やスリットがたくさん入っているプラスチック鉢の場合は、鉢自体の水はけがいいので、鉢底石を入れても入れなくてもあまり差がないようです。鉢底石を入れると、それだけ培養土の量が減り、根を張るスペースも減ることになります。私はこういうプラ鉢には、土がこぼれないよう底にネットと腐葉土を敷くか、鉢底石を入れる場合も軽くひと並べする程度にしています。
▽鉢底の穴が1つしかない鉢(素焼きやテラコッタ鉢など)は、鉢底石を多め(鉢の高さの1/3〜1/4)に入れて水はけをよくします。
▽よく見かけるヤシマットの吊り鉢などは、水はけがよすぎて困るくらいなので、鉢底石は入れません。

・・・というのが基本の考え方ですが、あとは臨機応変。水はけがいいようなら、私もわざわざ植え替えることはないと思いますよ。

なお、「水はけがいい」とはどんな感じかというと、
「ジョウロなどでたっぷり水やり→ひと呼吸おいてから、鉢底から水が流れ出てくる」
感じです。底から流れ出すまで時間がかかり過ぎたり、ふつうの勢いで水やりして鉢のふちから溢れてくるようだと「水はけが悪い」と判断できます。

慣れないうちは、いろいろ試行錯誤があると思いますが、頑張ってくださいね!


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