鋤き込むとは?
DO
2007/04/05(木) 08:58:29
よく「鋤き込む」と言う言葉を目にします。
単純に解釈すると「混ぜ合わせる」たとえば“土と堆肥を「混ぜ合わせる」という事”かな、と思いますが如何でしょう。
そうだとすれば気になるのは、土壌改良や土作りの時“腐葉土や牛糞堆肥をよく鋤き込んで”とありますが、この「混ぜ合わせた」土に花や野菜などを植えると根に悪い影響を及ぼすのではないか、と言うことです。
その辺を詳しくお教えいただきたいと「ド・初心者」の私は思っています。
たちつ
【近畿】
2007/04/05(木) 11:36:26
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「鋤きこむ」も「土と腐葉土等を混ぜ込む」のも同じようなものですが。
土と良く混ぜ込むとは、植物とは関係なく単独で混ぜる事。
例えば、ケーキを作るときに、小麦粉と卵と砂糖を混ぜるようなもの。
極端に言えば順番はどうでも良い。
鋤きこむとは、植物が植えてあって根元に、穴をあけて埋めるとか、先に腐葉土を撒いておいて耕すとか。土を解すとか。追加するの意味。
甘みが足らなければ、砂糖とか塩を足して調整するようなもの。
畑とか田んぼに、雑草が生えていたら雑草を取除かなくて、そのまま耕して埋め込むとか、藁・堆肥を先に撒いて、耕す・耕運するようなもの。
一般園芸上は、樹木の寒肥を施すときによくででてきます。
本来は、冬には樹木は休眠していますから肥料は要りません。
又、昔には即効性の化学肥料もありませんでした、あるとすれば家畜堆肥とか腐葉土など有機腐食堆肥しかなかった。そこで昔の人は、いつ肥料をやればよいかと考えて、冬に株元付近に堆肥などを埋めておけば、徐々に分解して、春の芽だし時分から肥料の効果が現れてくると考えました。ここに寒肥の始まりとなる。寒肥ですから、化学肥料ではなく、緩効遅効性の有機堆肥とか腐葉土で無いと都合が悪い。
又家畜糞尿堆肥も、今は糞が殆どですが、昔は殆どが藁だったし、家畜の食べ物も草藁ばかりで、今のように穀物主体の飼料ではなかった。
従って、腐葉土も牛糞(藁)も同じ様に扱えた。肥料を施すというより、土質を変えて軟らかくする・微生物を集めて肥沃にする。強いては根張りをよくするイメージ。
>根に悪い影響を及ぼす
は、大切な考え方です。
其れは、肥料の量の問題です。濃度・密度の問題です。それに塩分とか未醗酵時に発生する醗酵ガスの問題です。
適度な量なら問題ありません。施肥量や施肥時期・回数は肥料の種類と植物の生育状況によって決まります・変わります。
腐葉土も、多すぎても少なすぎても保湿管理に影響してきます。
何事も程ほどにということです。これを適当という。
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