バラのマルチング資材

[園芸相談センター]の過去ログです

あやおり 2007/04/02(月) 20:36:46
地植えのバラのマルチング資材ですが、コスト、効果、使いやすさ、見栄え等を考えたら藁が一番なのでしょうか。他に何かあって、納得したら使いたいと思うのですが…
風で飛ぶというのは、何の場合でも工夫しますので問題にしないで下さい。

gardenfan 【近畿】 2007/04/02(月) 21:58:19
地植えのバラのマルチですね。

私は今年、とある理由でポリ乳酸の黒マルチフィルムで2月からマルチしましたが、多分それ以前に施肥したものがほとんど流出しないので多肥になりすぎると思います。お茶の栽培なんかでは省力栽培になるらしいですが...バラではお勧め出来る方法ではありません。地温を上げるつもりでマルチしました。

では何がコストも含めて良いか? それは皆さんの周りの環境によります。近くに農家があって稲藁や籾殻を無償で頂戴出来るのであれば勿論それらが筆頭になります。地植えに稲藁、鉢に籾殻マルチです。それらには納豆菌もついています。
但しDIYで購入となると結構高い値段が付いていますね。
5月にはそれらを焼却して草木灰にしてバラに与えると花色が充実すると教えられます。

R・ひろき 【関東】 2007/04/02(月) 22:49:45
 こんにちは。
 コストは、何が安価に手にはいるかは、人によって違うので、これはというものはないですね。
 ピートモスも大量にまとめて買うと良い品でも比較的安いです。
 見栄えも好みの問題がありますが、私は見栄えだけならバークチップがいいです。これはほんとに好みで。
 藁は、留めるときにハンガーか何かを切って固定しますから、それがなんとなく不格好な感じです。これも好みの問題です。風だけではなくて、小鳥が引きちぎることもあります。
 効果は、なにを目的にするかによって違ってきます。

 私の場合ですが、春から秋までは断続的に敷き替えて、冬になる時に一斉にはがし、冬場はむきだしです。
 この敷き方はバラ会式ではなく、個人的なものです。冬になる直前に剥がすのは、当地がさほど寒くなく、冬場マルチングが無くても根が傷まないという前提があり、その上で、マルチングにおりてきたハダニ等々の越冬を阻止するという意味があります。有機物は、別途稲藁堆肥等々で補給しますから、初冬のマルチングは鋤き込まずにあっさり捨てます。
 春先に表土を温めたい場合は、冬場敷いておいて、春先にマルチングを取り去ります。
 黒点病が出ることはなくなってきましたが、出た場合は、その時点でマルチングを敷き替えます。うちのマルチングは病気予防の効果を狙っているためです。
 うちの庭はやや湿りがちなため、湿気が逃げて行きにくいタイプのバークチップは、蒸れそうで敷きにくいです。また、夏場の乾燥予防のためなら稲藁が良いのですが、それほど乾燥しない庭であるため、稲藁にする意味はさほどありません。夏場乾きやすい場所でしたら、稲藁がいいですね。

 その他、マルチング資材がコガネムシの産卵を呼ぶこともありますから、気をつけてください。近辺はコガネムシが少ないほうですが、以前、2号ピートモス(長いピートモス)に何も入れないでマルチングしたところ、そこだけに何匹か寄ってきていました。今は、パーライトの軽いのを1割くらい混合して細かいタイプの普通のピートモスを敷いています。
 このピートモス、綺麗に敷いておくと、ネコが来てしまいますから、小さい空の鉢を置いてみたり、長い支柱を立ててみたりして、ネコ除けしています。

 牛糞や堆肥など、肥料分がある程度あるものは、花の前に敷くと花が乱れることがあります。敷くなら花の後がいいと思います。

あやおり 2007/04/03(火) 06:05:33
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gardenfanさん
R・ひろきさん、わかりやすいアドバイスありがとうございます。
>ピートモス、綺麗に敷いておくと、ネコが来てしまいますから、小さい空の鉢を置いてみたり、長い支柱を立ててみたりして、ネコ除けしています

こんな細かいところまで教えていただくとうれしくなります。


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