バラの病気
城津
【近畿】
2007/01/06(土) 03:39:22
愚問・偶然かも知れませんが、以前から、気になっていることです。
カイガラムシの湧くバラには、アブラムシやウドン粉病がなく。
黒星病の発生するバラには、虫瘤や葉切り蜂が寄り付かないように思うのですがどうでしょうか。
住み分けしているのか、環境の好みなのか そのように感じます。
黒星病も、野放しの方が少なく、殺菌剤を撒けば撒くほど、ひどくなるように思います。
ウドン粉病も、私の木芙蓉には真っ白になりますが、近くのバラには伝染しません。黒星病とウドン粉病は、敵対関係にあるように思います。固有の宿主と寄生の関係かもしれません。
私のバラは黒星病の出捲くり、黄金虫さんいらっしゃ〜い。像虫さんおめでたふで、カイガラムシ・虫瘤・ウドン粉病からは年賀状すらきません。冬になれば、挿し木用の穂木頂きますから、気になって仕方が有りません。
又、散歩中に、だれかが捨てたのか流れ着いたのかして、根付いたのか川原に生えている園芸種の蔓バラには、貝殻虫が付いていても、他の病害虫は見当たりません。堤防ですから、草刈で茎がなくなり新たに生えてくるものは、病害虫が見当たりません。検体数も少なく偶然なのかも知れません。
公衆トイレの目隠しバラも病気が少ない。虫食いはあります。臭いから其れが殺菌しているのかとも思われます。(アンモニア臭殺菌・糞尿臭殺菌?)
コガネムシも葉きり蜂もゾウムシさんも、同じバラでも好き嫌いがあるようです。大体寄り付くバラ株・花冠も決めているように思います。。1m離れていれば、寄り付かないものです。 虫食いバラの花を貯め水に浮かべておけば、其処に新参もののコガネムシが寄ってきて溺れたりも多く見受けられます。新しい花も沢山咲いているのにどうして。 (^_^;) フェロモンそれともマーキング (・・?
どなたか <(_ _)>
さらら
【関東】
2007/01/09(火) 18:53:11
12月にNHKで放送された番組で、りんごを無農薬で育てる方の話があり、とても面白く拝見しました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
数々のすばらしいコメントを残されています。
「私の栽培は目が農薬であり、肥料なんです」
なんて、生産農家では珍しい発言をなさっていて、しかもそれを本当に実行していました。回りからは、変人だと思われていたようです。
もう一度、再放送してくれたら、と思います。
R・ひろき
【関東】
2007/01/09(火) 19:20:45
こんにちは。
こういう話は、その現象を見た人がどう感じるかということなので、そのように解釈したなら、そうなんじゃないでしょうか ということだと思います。以下、私の観察を書いてみます。
我が家の近所のバス停のノバラは、ほぼすべての害虫や病気が出そろっています。益虫もいれば、害虫もいて、それぞれの数を保って、彼らなりに生活しています。ノバラはその体力で何とか持ちこたえ、花を咲かせて、かろうじて実をつけ、翌年芽吹いています。
これが一切手をかけていないバラの姿。やや日陰ということもあり、バラと病気と害虫の力が伯仲していて、毎年手に汗握っています。
同じ現象を見ても、人により解釈は違うでしょう。また、自分に都合の良い部分だけ見る(たとえばテントウムシがくるとか)場合もあります。
ただ、幾つかのことは、法則性のようなものはあります。
ハキリバチは、庭に何百品種あっても、特定の数品種にやってきて、執拗に切り取っていきます。
ゾウムシ、スリップス、コガネムシにも好みの花があります。
バラクキバチも、株をえり好みしています。
どの現象に法則性があり、どれに法則性がないかは、たくさんバラを植えて、日々観察していくとよくわかってくると思います。
どこかの放任バラを観察するときも、必ず通年の観察をするようにすれば、放任するというのがどういうことなのかが見えてくると思います。一部の現象を観察しているだけでは、十分ではないでしょう。
なお、観察するだけではなく、調べることも必要だと思います。
バラに寄生するうどんこ病は、バラにのみ感染します。
他の木がうどんこ病まみれでも、バラにそれは感染しないのです。
私的な話になりますが、
・一部の現象を切り取って考えない。(バラをたくさん、それも通年、できれば何年も観察する。)
・観察するだけではなく、まともな本で調べる。
・恣意的な解釈は避ける。
というのは、若輩者の私自身に対する戒めでもあります。
今回、園芸相談というより、私の感想というような書き方になりました。
どうでしょうか という問いかけなので、このような形にしてみました。ご参考までにお読みください。
R・ひろき
【関東】
2007/01/10(水) 07:24:57
こんにちは。
昨日書き忘れました。
>黒星病も、野放しの方が少なく、殺菌剤を撒けば撒くほど、ひどくなるように思います。
この件も、調べて実験し続けていくと、どういうふうに農薬を使えば黒点病が出なくなるのかというのがわかってくると思います。
反証をあげてばかりで申し訳ないのですが、黒点病だけなら、二週間に一度程度で、まったく出ないようにも出来ます。
しかし、適当に農薬を使うと、かえってバラの葉を傷めて、病気をひどくすることがあります。
殺菌剤を撒けば撒くほど酷くなると感じても、人により、その後の行動はさまざまです。
農薬を使うからダメなんだと考える人もあれば、自分の使い方が悪かったのではないか、バラを傷めない使い方(バラに負担をかけないような使い方)があるのではないかと考え始める人もいると思います。そのあたりは好き好きでいいと思うのですけれども。
城津
2007/01/15(月) 05:06:50
さらら様 R・ひろき様 お返事ありがとうございます。
農薬を使用する事の善悪をお聞きする心算ではありませんでしたが、
もしも、私の思い付きが、薔薇栽培の方々の間では普通に見られる事であるならば、例えば、カイガラムシを集めて、無水アルコールに漬け込み、ろ過し、アルコールを蒸発させ、水に溶かせば、一種の農薬が出来るかも知れないと思ったので、ご質問しました。
もう少しこのスレッドを残しておきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
R・ひろき
【関東】
2007/01/15(月) 09:45:44
こんにちは。
>もしも、私の思い付きが、薔薇栽培の方々の間では普通に見られる事であるならば、例えば、カイガラムシを集めて、無水アルコールに漬け込み、ろ過し、アルコールを蒸発させ、水に溶かせば、一種の農薬が出来るかも知れないと思ったので、ご質問しました。
カイガラムシではありませんが、黒点病について、黒点病の葉を利用して、バラに抵抗力をつけさせようという本を見せて貰ったことがあります。
ずっと前のことなので、題名等忘れてしまいましたが、直訳調の本でした。思い出せなくてすみません。
考え方は基本的に城津さんと同じだと思います。
探せばこの方向の試行錯誤の記録等もあると思うのです。私が見かけたのはその本ですけれども、虫についてもあるかもしれないですね。
城津
2007/01/15(月) 11:57:19
R・ひろき様 度々のお返事ありがとうございます。
ごめんなさい。例題が矛盾していました。
黒星病の発症した葉は、まずいので虫が付かない。黒星病のX成分で、虫や他の細菌病を防除する。 にしないと矛盾しますね。
>黒点病の葉を利用して、バラに抵抗力・・・
同じような発想をする人がいるものなのですね。
其のほうでも探してみます。
R・ひろき
【関東】
2007/01/15(月) 12:47:39
こんにちは。
私が書いた部分、何による何に対する効果かというところを読み違えていたと思います。
黒点病の件は、黒点病に罹った葉で、黒点病への抵抗力をつける何ものかで、何とかしたいというような内容だったと思います。
ひとつの病気や害虫に罹れば、他の病気や害虫は絶対に出なくなるという病気、害虫があれば、それを抽出して撒きたいというような内容でしょうか。また理解が違っていたらごめんなさい。
話はそれますが、抵抗力をつけさせる物質ということでは、農薬でも、「病害抵抗性を誘導する化学農薬」というのがあります。バラ用ではないのですけれども。
城津
【近畿】
2007/01/15(月) 18:41:31
[[解決]]
R・ひろきさん 度々のご指導ありがとうございます。
私の方が間違って、質問していました。趣旨は、R・ひろきさんの解釈どおりです。
農業化学生態学 ミクロ分野 というものがある事をしらなかった。
>「病害抵抗性を誘導する化学農薬」
の意味・発想も、単語も知らなかった。バタフライガーデンの段階で、
気が付くべきでした。
この辺からイロイロと調べてみます。
スッキリしました。ありがとうございました。
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