ベゴニア サザーランディーを復活させたいのですが…?
トラックママ
【甲信越】
2006/11/14(火) 13:12:15
球根性ベゴニアでオレンジ色の小花が咲くものです。春に苗を買い一度こがねむしの幼虫にやられほとんど根の無い状態から大きくもならず花は2.3輪ずつ咲きながら今に至ります。ただ根元や茎の分かれ目などに1〜3ミリ程の球根のような物がついています。家の中には入れましたが、このまま枯れていってしまいそうで、どうしたらよいでしょうか。
トトロ
【東海】
2006/11/15(水) 00:52:27
ベゴニアは非常に種類が多く、冬咲きのものもありますが、一般的には、冬に休眠し、早春に芽を出し、夏に花を咲かせます。
球根ベゴニアは、10月末頃になると気温が下がり、日照時間も短くなるので、休眠の準備に取りかかります。
この頃は葉も黄変し、花も咲かなくなりますので、水は控えめにします。
茎と球根との間に離層が出来、茎が倒れたら、球根を堀上げ、乾燥させて、土や根を取り去って乾いたバーミキュライトに埋めて凍らないよう来年まで保管します。
11月中頃までに茎が倒れなかったら、茎を切り取り、強制的に休眠させます。冷蔵庫に保管する場合は、球根をよく乾燥させてから保管します。
植え付けは、4月頃になります。
植付け方ですが、まず、芽だしをおこないます。
3月中・下旬にイチゴ・パックなどによく湿らせたバーミキュライトを入れ、球根の半分程度を埋めてたっぷりと灌水。
芽が3cm程度に伸び、葉も3〜4枚程度になったら、容器(駄温鉢または素焼鉢がよい)に用土を入れて本植えします。
使用する容器は径15-18cm程度のもので、軽い用土(ピートモスを多めにし、マグアンプKを元肥として入れます)を入れて定植。
コツは球根の上部を土の上に出すことです。
その後の管理は、
表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。この場合、球根に直接水がかからないよう注意します。
蕾が見え始めたら、ハイポネックス等の液肥を週1回程度与えます。
風通しの良涼しい所で管理します。(雨には当てない)
原産地は主として中・南米の山地で夏の暑さと強光を嫌います。適応温度10℃-20℃、湿度60%程度、が一番好みの環境です。
1日の日照時間が14時間ぐらいで、気温10℃-20℃の状態で開花する性質を持っているので自然状態では、夏の前半から晩秋にかけて花が咲きます。
春、球根から芽出しをするとき、一度に多くの芽が出てきますので、余分な芽は掻き取るのですが、その掻き取った芽をバーミキュライトに挿しておけば、1本の株になります。
花の終わった後、茎を切り取ってバーミキュライトに挿しておけば、根が出てきますので、それを培養すれば球根が出来てきます。
ストレプトカーパスについても 開花宣言でいれてあります。
参考にして下さい。
トラックママ
【甲信越】
2006/11/15(水) 17:31:17
トトロさんありがとうございます。ということは、幼虫にやられた後からも鉢の中では球根が育ったのでしょうか、植え替えた時は球根どころか根もほとんど無い状態だったのです。今も2.3輪咲いているのですが、もう掘り起こして休眠させたほうがいいのかなぁ。ラベルには半耐寒性球根と書いてあるのです。「半」て微妙です。なによりもまず球根があるのか確かめてみます。そしてストレプトカーパスについても読みました。我が家の問題はなんと言っても冬越しさせる場所の確保ですが教えていただいたことを参考に頑張ります。
トトロ
【東海】
2006/11/16(木) 01:38:47
今ごろになって申し訳ないのですが、
休眠させない越冬のさせ方もありますので、お知らせします。
球根ベゴニアは低温・短日で球根を作る性質を持っています。
12時間以下の日長(秋の彼岸すぎ)と、12度以下の気温になってくると充実した株ならば自然と開花を中止し、成長をやめて休眠に入り、球根を作り始めます。従って加温と補助照明が有れば、開花を続けさせる事ができます。
そこで、昼間は日の良くあたる暖かい場所に置くこと。
夜は暖房が入り、人が遅くまで起きている部屋に置くこと。
ただし夜の温度が24℃を越えると開花が難しくなります。
これは強制的に長日を作り、休眠しないようにするためです。開花を続けさせるには100ルックス(新聞が読める程度)の点灯を日長との合計が12時間以上になるように行う必要があります。9月は1時間、10月は2時間、11月は3時間、12月は4時間、1月は3時間、2月は2時間、3月は1時間が目安です。また、室温は10度以下にならないように管理します。
肥料を切らすと花が小さくなります。りん酸の多い肥料は避けて、液肥を2000倍とうすくし、水やり代わりに与えます。
水やりは乾いてからが原則。(但し、乾かしすぎにも注意)
球根ベゴニアの根は毛根で、水分と共に酸素を好み、停滞水を嫌います。従って、受け皿に水を常時溜めて置いてはいけません。
少し手間がかかるので、大変ですが、こんな方法もあります。
トラックママ
【甲信越】
2006/11/21(火) 13:21:54
トトロさんありがとうございます。ベコニアってほんとにたくさんの種類がありますよね。このサザーランディーという種類は球根性といっても花姿からしてもあの大きくなる球根性のものとは、ちょっと違うような…同じ品種を育てている方はいらっしゃらないのかな?経験談がお聞きできればありがたいです。
piyo
【北海道】
[URL:http://piyo2.exblog.jp/]
2006/11/24(金) 14:18:08
サザーランディー、育てています。
暖地なら屋外越冬できるくらいの耐寒性があると聞いています。
うちは北海道なので室内に取り込みますが、今年も初霜が降りるまでは外に置いていました。
休眠させる為には球根があることが絶対条件ですので、今の状況では難しいですね。
但し「1〜3ミリ程の球根のような物」はムカゴです。
これを来春発芽させることによって、命を繋ぐことはできます。
(赤ちゃん球根と同じなので、開花まで数年かかります。)
トラックママ
【甲信越】
2006/11/25(土) 16:43:30
piyoさんありがとうございます。piyoさんは、冬の間、取り込んだ後も花はさいているのですか?それとも掘り上げて乾燥、休眠ですか?それが掘って見たら球根らしきもの(2×4cm大程)がありました。私はだめもとで鉢のまま室内で保管してみようかなと思っているのですが…
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/11/26(日) 07:41:42
ベゴニア サザーランディー(Begonia Sutherlandiiですので スザーランディーがより正しいか)育っています。球根ベゴニアの一つではありますが、扱いは、例外的にシュウカイドウと同じでよいと感じています。
当初の越冬は、地上部のない鉢植えを室内で半乾燥状態で過ごさせました。
3年目からは、吊鉢から地面に落ちた部分が自然発根して、毎年開花しています。甲信越では、厳しいかも知れませんが。
☆有機菜果種吊*Suginami*TOKYO☆
ぷ
2006/11/26(日) 09:47:04
余談
Sutherlandi なら、英語読みでは さざーらんでぃ でいいでしょね。
Su の u は 口をあまりあけない、ア で発音されます。
Sun は サン が一番近くて、 スン とはいわないので。
ぷ
トラックママ
【甲信越】
2006/11/28(火) 13:22:21
タネツリさんそしてみなさん、ありがとうございました。なるほど、しゅうかいどうは毎年庭で咲きますのでこれを目安に春まで休眠させてみます。タネツリさん、半乾燥状態とは?鉢のまま水遣りも無しで春まで置いておくのではだめでしょうか。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/11/28(火) 21:50:51
>鉢のまま水遣りも無しで春まで置いておく
そうしていました。
Sutherlandはスコットランドの地名ということで、検索すると、ス対サは、1対6でした。失礼しました。
トラックママ
2006/11/29(水) 18:01:14
[[解決]]
ありがとうございました。春が楽しみです。
初心者用掲示板@園芸相談センター