痛んだバラの復活にむけて・・

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆう 【東北】 2006/10/10(火) 10:11:20
植えて二年目の地植えのバラなのですが、
台風のような強風が二日くらい続き、見てみると、殆どの葉がちぎれて飛ばされていました。

比較的残っている方でも三分の一くらい、全部で五枚くらいしか残っていないもの、一枚も残っていないものもありました。

マルチングも追肥(バイオゴールド)も全て無くなっていました。
もちろん蕾もありませんが、
このような状態の株には、もう一度追肥やマルチをした方が良いのでしょうか?
切り戻す事などは何もせず、メネデールを与えただけの状態になっています。

植えてあるものは、ERが中心なのですが、
昨年12月頃まで咲いてくれていたので、比較的四季咲き性の強い品種だと思うと、本当に残念で諦めきれません。

どうぞ宜しくお願いします。

R・ひろき 【関東】 2006/10/10(火) 17:17:23
 こんにちは。

 我が家は関東ですが、やはり、強風を伴った雨のあと、強い風が二日続き、バラの葉が飛び散りました。


 三分の一くらい残っているものについては、
・葉が無くなった枝を上から少しずつ切っていき、固い手応えのある部分まで切り下げてはと思います。
 株に力がある場合は、そこから芽吹き、今年中に咲くこともあると思います。
 もし、株のほうが元気をなくしている場合は、出た蕾は摘んでおいたほうが来年のためにはなると思います。

 全部で五枚くらいしか残っていないものについては、
・折れた枝、擦れた枝、あまりに細くてスカスカな枝を取り除き、そのまま様子を見られてはと思います。
 葉を失う前に、十分に力を貯めているときは、花もついてくると思います。

 一枚も残っていないものについては、
・同じく、折れた枝、擦れた枝、あまりに細くてスカスカな枝は取り除き、灌水を控えて様子を見てはと思います。
 今まで普通に育っていれば、葉が開いてくると思います。出てきた葉を大事にして、できれば花は咲かせないほうが来年のためのように思います。

 ERは強いものも多いので、いくらか咲かせても枯れるということはないと思いますが、どの場合も、バラのそのときの様子を見ながら判断してみてください。

 枝を切り戻したあと、今ある葉を守るために、できれば、薬剤散布をしておいたほうが無難です。
 大風と雨のあとは、黒点病等が感染しやすくなります。

 マルチングのほうは、もういちど敷き直ししたほうがよいと思います。

 肥料のほうは、個々の株の様子によりますが、葉を失っていますので、例年より少なくしてみてください。弱った株には与えないほうがよいと思います。
 灌水も、回数を少なく、過湿にならないように気をつけてください。

 バイオゴールドの追肥を、いつ施肥されたかにもよりますが、すでにいくらか溶けて土中にあると思います。
 比較的調子の良い株に肥料を置き直す場合、少し少なめにするか、あるいは、バイオゴールドなら、クラシックの元肥のほうをお勧めします。これは窒素分が少なく、これから冬に向けて、追肥より良いと思います。

 二年目の株ということですから、一年以上手元に置かれたと思います。その間に、「この株は強い。」「これはまだ十分に成長していない。」「ちょっと弱めかな。」という印象が、各株にあると思います。その育てた経験と、今現在の被害の様子をあわせてみて、

・今年花を楽しめる株
・来年に向けて力を貯めさせる株
・とにかく回復を最優先する株

 等に分けて考えながら、様子をみながら、これから世話をしていくと、今年もそこそこ一部の花が楽しめ、来年もまた開花が楽しめるような世話が出来るのではないかと思います。

ゆう 2006/10/11(水) 19:32:23
[[解決]]
お世話になっております。
ご返答、本当にありがとうございます。

目で見て解かるくらいにスカスカになった枝(上部)が何本も有りました。
今時期ならばクラシックの方が良いと教えてくださって本当に感謝です!
それらの枝を切り戻して、病気予防と、タ肥、過湿、に気をつけながら

>・今年花を楽しめる株
>・来年に向けて力を貯めさせる株
>・とにかく回復を最優先する株

を、私なりに見極めるべく毎日様子を見ていきたいと思います。
本当にありがとうございました!またよろしくお願い致します。


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