「実成」や「一才」とは?
たろ
2006/09/30(土) 20:20:37
よく「実成カイドウ」「実成クチナシ」や「一才桑」「一才マユミ」などと名前がありますが、一体、この「実成」や「一才」は何を区別した名前なのでしょうか?
クダラナイ質問で済みません。あまりにもそういう名前の付いたものを見かけるので、気になっています。
よろしくお願いします。
cat
2006/09/30(土) 21:58:34
「実成」とは、そのものズバリ「実が成る」(多くの場合、そのサイズで)ということ。主として盆栽など。
「一才」とはもともと若齢(または小木)で実が成る性質。
たろ
2006/10/01(日) 11:28:54
catさん、ありがとうございます。
つまり一才は、樹齢のことになるのですか?一年くらいの樹でも実を成らすという。。。
実成はそのものですよね。実成の方はある程度年数が経たないと実が成らない、ということ。ですか?
たちつ
【近畿】
2006/10/01(日) 16:44:05
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「実成カイドウ」・・・ハナカイドウは果実が少ない・実がなりにくい。原種系のカイドウ(接木台・挿し木し易い)は、実が良く付く。
「実成クチナシ」・・・一重の大型クチナシは実が良く付く。八重・小クチナシは実が付きにくい・少ない。
「一才桑」「一才マユミ」は、茎・草丈が小さくても実が良く付くの意味。
続けて、買って翌年には苗が小さくても、若くても花実が付く・短期間に花実が付くの意味。
最近の住宅事情と辛抱ができない等により、コンパクトで早く花実が付かないと売れない。
いくら、一才といっても、一才ユズとか一才サクラ・一才桜桃などは、
生育が良すぎたり、管理が悪いと、花実の成る事を忘れて、樹ばかり大きくなるものもある。それでも、一般品種よりかは、遥かに花実生殖反応は早いものです。
想像ですが、花芽分化済み枝を接木していると考えます。
一才XXとか、実成りXXとか言う品種は無い。通常品種名・学名は表示されていません。特殊処理済み苗の意味。
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cat
2006/10/01(日) 18:43:51
一才とは多分に誇張された表現で、実際に樹齢1才(発芽した、あるいは挿し木した当年)に結実するわけではありません。
たちつさんご指摘のように、正式の品種名などではなく、一種の商品名あるいは慣用名のようなものですね。
たろ
2006/10/01(日) 20:22:55
[[解決]]
たちつさん、catさん、ありがとうございます。
一般に園芸用の樹でなるべく早く楽しむように処理をしてあるものを、流通名にしているのですね。
確かに最初から花が付くのに4〜5年掛かると言われたら、早く花を見たい人達には、じれったいのでしょうね。
勉強になりました。ありがとうございました。
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