ふかふかの土にする方法
園田
2006/07/24(月) 19:59:14
粘土質の土のため乾燥すれば石のように硬くなり雨が降ればびちゃびちゃにゅるにゅるとなりなんとも扱いにくい土です。(田んぼの土です)
何とかふかふかの畑土(野菜作りの土)にしたいのですが、良い方法はありませんか?
作業手順や作業をする時期などがあれば一緒に教えてください。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/07/24(月) 21:35:42
こんちは〜♪
>(田んぼの土です)
と、言う事ですが現況は水田跡か何かですか??
それとも庭に田の土を客土しているとかでしょうか??
先ず土作りは本来は冬場の仕事です
これはフカフカの土にするには腐葉土,堆肥など有機質を投入の必要があり
この投入により夏場などの暖かい時期に行うと、害虫(ウジ,コバエなど)の発生が見られるからです
それとこれは第一条件ですが、土地の全体の排水状態は如何でしょうか?
畝(作物を植えつける部分)を小高く盛り上げ、畝の底になる部分を雨の時には雨水などの排水路として、日頃は手入れ用の通路として併用出来るような畑が望ましいです♪
ばんざいうさぎ
2006/07/24(月) 21:41:41
できれば粘土質の土は取り除きたいところですが無理ですかね?
土の粒子が細かすぎて、他のものを混ぜても生育は良くないと思います
どうしてもというのでしたらとにかく有機質(植物の繊維)を入れることです
黒土・腐葉土・バーク堆肥や、野菜クズ、種の付いていない雑草などにEMボカシを混ぜて堆肥化したものなどを混ぜ、ミミズが居れば土を良い状態にこなしてくれます(ミミズは住んでいる所のを取ってきて野菜クズ雑草堆肥に入れておくと沢山殖えます)雑草が生えてきたら種の付かないうちにどんどん土に埋めてしまってください
今の状態では直ぐに野菜を作る土には出来ませんので、最低2,3年計画で土作りしてください
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/07/24(月) 22:17:55
植木の切り枝を敷き詰めてください。次に写真入で述べました。http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/sikieda/sikieda.htm
腐葉土や堆肥を多量に長年入れ続けても、こうはなりません。
☆有機菜果種吊*Suginami*TOKYO☆
みなここ
【近畿】
2006/07/24(月) 23:11:24
園田さん、はじめまして。
先日、土の消毒について質問を投稿したところ、皆様より多数の的確なアドバイスを頂戴しました。
内容が「ふかふかの土つくり」にもわたっておりますのでご参照いただいたらよいかと思います。
この掲示板のトップページから、過去ログ検索で、
「長年完全に日陰」で検索してみてください。
参考にしていただけると思います。
gardenfan
【近畿】
2006/07/25(火) 00:00:05
園田様
植木屋様も書かれていますが、庭の話か畑の話かまさか鉢植えの土の話ではないでしょうが...その辺を詳しく教えて下さい。
田の土も鉢植えの土として赤玉土に夏場の保水性を持たせるという意味で勧められるバラ名人もいらっしゃいます。
田の土と粘土とはチョット違うかなと思っています。
畑の話なら牛糞や稲藁を短く切ったものを鋤きこむことでしょうね。
植木屋様
>先ず土作りは本来は冬場の仕事です
これはフカフカの土にするには腐葉土,堆肥など有機質を投入の必要がありこの投入により夏場などの暖かい時期に行うと、害虫(ウジ,コバエなど)の発生が見られるからです
冬場の土作りは、天地返しで害虫の卵を凍結させて退治するというのと、凍結と溶解の繰り返しで土を風化させるということだと考えています。
有機質リッチにしてミミズ様の活躍を期待して今の時期に有機質を鋤きこんでも問題ないのではと思います。勿論チョット臭うとかは我慢することになりますが...害虫対策は冬の天地返しということで。
それとフカフカの土という表現にも良く考えないと誤解が生ずる場合があります。
団粒化した土の場合と、野菜の細い白根がびっしりと根付いた場合も弾力のあるフカフカの土になります。そうなれば理想的ですが...
バラの鉢植えの土で赤玉土+腐葉土+牛糞で理想的なバラのフカフカなベッドになりますと書かれているバラ本が結構ありますが、これを読んで素人はフカフカな状態に植えれば良いと誤解する場合があります。
私の話です。バラの場合も野菜の場合も突き固めて硬い土の状態にしています。その後で白根リッチで土がフカフカの弾力がある状態になれば理想的です。
wow
2006/07/25(火) 00:54:20
基本的には土が悪いのではなく、土が団粒化していないのが悪いと考えた方がいいでしょうね。団粒化というのは、土が自然に赤玉土状態になることです。
団粒化した土は、水はけと通気性がいい反面、保水性にもすぐれています。ではどうすれば土は団粒化するのか?1)土を耕す 2)加湿乾燥を繰り返す 3)有機物を増やす の3要素が大切です。下記のページの一番下に、かなりわかりやすく書いてありますので、まず参照してください。
http://www.ne.jp/asahi/kikko/living/topic01.htm
1)「耕す」のは人間だけでなく、ミミズなどの生物であったり植物の根であったりします。3)の有機物は肥料分とは関係ありません。腐葉土は肥料ではなく有機物と考えた方がいいでしょう。
家庭菜園を借りてみればわかりますが、ほとんどの場合、1年目は肥料をまったくやらなくても野菜が育ちます。場合によっては、全く肥料をやらなくても2年目の方がよく育つこともあります。基本的にレンタルの家庭菜園は肥料過多だからです。
知らないと、ついつい肥料をたくさんやってしまうものです。肥料不足と同じように肥料過多でも植物はうまく育ちません。良い土なら、肥料などやらなくても野菜がよく育つ場合もあります。
土作りの段階では腐葉土など肥料分が少ない有機物を混ぜ込んだ方がいいのではないかと思います。植物を植えてみて、もしも肥料不足だったら、肥料を加えていくくらいが良いと思うのですが。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/07/26(水) 00:23:00
こんちは〜♪
gardenfanさんに♪
>天地返しで害虫の卵を凍結させて退治するというのと、凍結と溶解の繰り返しで土を風化させるということだと考えています。
天地返しの際に堆肥などの投入を同時にされた方が合理的だとは思われませんか?
それと天地返しには深耕(作土層を深く)の意味も有ります
もう一つは冬場と暖かい時期とでは冬場に土作が終わっていれば、植え付ける時間(時期)が多く取れる利点も出てきます
>今の時期に有機質を鋤きこんでも問題ないのではと思います。
はい出来る範囲で問題は有りませんよ(殺虫剤の混入)、ただ先にも書きましたようにウジとかコバエなど害虫類が産卵に寄る可能性が高くなるのではと思います
gardenfan
【近畿】
2006/07/26(水) 01:09:33
植木屋様
>天地返しの際に堆肥などの投入を同時にされた方が合理的だとは思われませんか?
それと天地返しには深耕(作土層を深く)の意味も有ります
勿論その通りです。
でも前のレスの前提は質問者の園田様が今なんとか出来ないか?という質問に対しての回答です。
今の時期に有機質を鋤き込んで土作りをして来春の為の土作りとして冬の間の天地返しの前にミミズ様リッチにしておいても問題ないのではと考えています。
害虫退治は冬の天地返しでということで...
質問者の園田様の状況がいまいち不明なのですが、冬場の土作りを待つ前に今出来ることは何なのかということについてコメントさせていただいたつもりです。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/07/26(水) 07:45:43
おはよう〜♪
gardenfanさんへ〜♪
園田さんが「作業手順や作業をする時期などがあれば」
との事で時期と言うものを尋ねられていましたので
>先ず土作りは本来は冬場の仕事です
っと、「本来は」との事で書いています♪
gardenfan
【近畿】
2006/07/26(水) 17:18:45
植木屋様
おっしゃる通りでした。
最初のメッセージをよく読んでいませんねー。私は。
すいませんでした。
でも冬まで何もせずにおくよりも、今の内に有機質リッチにしてミミズ様に働いていただいた方が良くありませんか?少々質の悪い牛糞や不完熟腐葉土でもこの半年の間に十分土質改良に役立つとおもうのですが。
冬に土作りまたは土質改良を行うのは、秋まで何か作物が植わっているから冬しか出来ないということなのでしょう。
粘土質で今何もないのであれば、9月頃に腐葉土・稲藁・牛糞・油粕・溶リン等を鋤きこんでも良いのではないでしょうか?
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/07/29(土) 01:06:20
こんちは〜♪
スレ主様はお出ではないようですね(^m^;)
>少々質の悪い牛糞や不完熟腐葉土でもこの半年の間に十分土質改良に役立つとおもうのですが。
この少々質の悪い牛糞などがかなりの問題になる時があります
例えば野積みにされた牛糞堆肥などは殆どネキリムシの幼虫,卵などの混入が見受けられます!ややもすると害虫の育成にもなりえない場合もありますのでその事も念頭において対策を講じられていた方が賢明です
土質の改良自体は勿論役に立ちますよ(^_-)☆♪
たちつ
【近畿】
2006/07/29(土) 17:52:38
・
物事単純に考えればよい。
環境に合う植物を探して、環境に合うように育てればよい。
好き嫌いの好みでムリに、環境に植物を合わせようとするところに問題がある。これが楽しみでもありますが。
水草は、水槽で育てるもの。最初から、海草を植木鉢で育てようとか、サボテンを水の中で育てようとか考える事が問題。しかし不可能ではない。
植物は、豊富な光・適度な水や空気・肥沃な大地があれば育つし、植物には、根と茎葉と花実しかない。ただ根が根の役目をしているのか、茎葉がはっきりしているか、種族保存が花実に頼るか頼らないかは、植物の性質による。植物の性質を知る事が大切。(乾湿・寒暖・陰陽など)
昔は、土地土地に合う物しか、栽培されなかった。受身・待つこと・後はお天等しだい。・・・・尤も基本事項。制限つき自由。
今は、好み優先で、基本・前提条件を知らない・教えない。当然知っていて当たり前と錯覚させている・している。・・・・本来これは、応用・代用・省略されたものであるが、基本・当然の行為と穿き違得ている。又生活環境の変化で、基本的なことを、日常生活の中で、体験し体得する機会も無くなった。カブトムシが死んだら、電池を交換してください。という子供を、間違いとして笑えない。修理してくるといって、新しく買ってきたほうが、時代にあっているように、最近は考えたくなる。どこが、省略されているかは、各自調べないと仕方がない。
用土ですが、有機質を混ぜて、広く深く絶えず耕す。そして土地を休ませる事。そうすれば、土が自然に、植物の育ちやすいものになります。
(肥沃な大地・フカフカな土になる。)
ただ、ムダな敷地や時間・手間がかかる。・・・限られた大地を100%使おうとする事と栽培植物を少なく育てて、その全てに、自分の好みを押し付けて育て、完全な結果を求めようとすることに、苦労や技量がいる。技量なくし、苦労せずに、当然の事と錯覚するから、後でうろたえることになる。腹が立つ事になる。悲観する事になる。
例えば、敷地をABCDの4つに区切って、Aは尤もお気に入りの花をデコレートして、楽しみ、Bは、将来の楽しみようのテスト栽培地場で、将来Aの植物群に混ぜる。Cは、現在休耕しているが、来年のAにする場所。Dは、去年Aの場所だったが、今年から休耕にした場所。Cは去年の腐食有機質の捨て場で、現在熟成中(有機質を土に戻している)の場所。Dは、今年の腐食有機質の捨て場。できれば、ABCDの各区画は、離した方が良い。これを一年毎に、巡回させればよい。
例え、雑草(花や種の無いもの)でも、CDに捨てて摘んでおけば、表土5cmは、フカフカになっている。偶に、深く広く耕して、混ぜて置けは、耕した深さだけフカフカになっている。つまり、好き嫌いや害のある無しは別にして、微生物を飼って、繁殖させないとダメと言うことです。微生物も、生存競争や成分の枯渇によっていろいろと種類が変わる。それぞれの微生物が、交代しながら、土として馴染んでいく。
微生物がいなくなった時点で、土の包容力は無くなる。
このような考え方をすれば、化成肥料は、一時期のもので、時々土壌改良しないと土が死ぬ。市販培養土は、休耕地を節約させる為の、時間と手間隙を買うものである。ともいえる。
いくら、高価な培養土をかったり、腐葉土を混ぜても、直ぐには環境に馴染まない。土として、熟成し、植物に馴染むのには、最低半年はかかる。私の場合には、植え替えてから、良く育つと実感が沸くのは、一年後の翌年から、1-2年ですね。そのころになれば、根づまり・繁殖過密や土の硬化が始まるので、又植え替えしないといけない。
そこそこ育つのなら、深く広く耕す・土を解す程度で、半年や一年は、保てます。
アイスランド?の離島などは、土地が岩盤の石で、土が無い。離島でありながら、砂浜が無い。ここでは、石を砕いて、砂をつくり、海草と埃と雑草を混ぜて土を作り、ジャガイモを作っている。土が強風で、飛んでいくので、石を積んでそれを防いでいる。土が金貨。
イタリアのアマルフィ海岸のブドウ畑は、急斜面ばかりで、平地がないので、石垣を作らないと、段々畑ができない。石垣用の石が金貨。
砂漠では水や塩が金貨で、遊牧民は、雑草が金貨。
と所が変われば、価値観も変わる。
狭い日本は、休ませる事が金貨。ところが、休ませる意味が解かっていない。目先ばかり焦って、長期展望が待てない性質。今があって、明日を否定する。否定しているのに、実現しない明日の夢を抱く。ここが良く解からない。
ということで、明日の為に、雑草等腐食有機物でも捨てて、良く耕し・土を解せば良い。後は待てば、その内にフカフカになりますよ。
・
園田
2006/09/11(月) 19:54:31
[[解決]]
たくさんの方から貴重な経験談や資料を頂き大変有難う御座いました。
たすかります。農園は、初めてですので、今後ともよろしくおねがいします。
初心者用掲示板@園芸相談センター