バラの苗の種類について
ハミ
【関東】
2006/07/07(金) 09:58:58
バラ苗には、新苗、大苗、鉢苗があるみたいですが、教えて下さい。
新苗は春先に売られるビニポットに入る苗ですよね。
大苗は新苗を畑で育てて秋に掘り起こす苗で、裸の状態で送られてくるやつですよね。よく2年苗とも書かれているのですが、畑の中にいたのは春から秋にかけてだから1年じゃないのかな？と理解できないでいます。又、大苗は最初から大苗として売るために育てるのですか？それか新苗が売れ残り仕方ないから畑に戻して秋まで育てよう、という考えでできたものなのでしょうか。
そして鉢苗ですが、ますますわからなくて、新苗で売れ残ったやつで、そのまま育てて秋に大苗になる前の苗のことだよ、と言う業者や大苗以上の苗で3年くらいは育ててる苗です、という業者がいて、こんがらがっています。鉢苗も最初から鉢苗として売る為に育てるのか、もしくは新苗の売れ残りでそのまま片隅で大きく育っちゃったみたいな感じなのでしょうか？？
鉢苗なら年間通して植え付け可能と聞いたのですが、夏に庭に地植えできる苗ですとやはり鉢苗が一番適しているのでしょうか。新苗がまだ業者に残っている場合、新苗を植えつけても大丈夫でしょうか。
勘違いしてそうで恐いので、こちらで質問させて頂きました。
ならづけ
2006/07/07(金) 12:47:23
まず、２年苗、とはいわゆる２年草という呼び名と同じだと思います。
簡単にいうと、前の年に発芽して、冬を越して生育してその年に枯れるものは２年草と呼ばれるのです。同じく冬を越したものを２年苗、と呼ぶのでしょう。
新苗、大苗それぞれ特徴があります。大苗は接木されてしばらく育成されているので、即花を楽しみたい場合にはこちらが向いていますが、接木してすぐの新苗は当面、花より木を育てるのが第一なので、花を咲かせないで摘み取ることもよく行われます。じっくり育てたい人向きなんでしょう。
鉢苗は、その業者さんがどういう意図で生産しているかわかりませんが、鉢植えで楽しみたい、という需要も当然あるので、それ向きに生育している生産者もいるでしょうし、売れ残ったものもそのように仕立てることもあるでしょう。
業者によっては２年苗も鉢苗で提供しているところもあります。
バラは冬は活動を休止していて、掘り起こして根を丸洗いしても耐えられるから、輸送も楽なので裸で出回ります。
新苗は接木直後ですし、春から秋は根の活動が盛んなので鉢植え（ポット植）で出回ります。
鉢土を崩さなければいつ植えても大体失敗はないと思いますが、ただでも高温多湿には弱いので、その時期は避けたほうが無難ですよ。
いきなり環境も変わるわけだから、元気いっぱい生育できるときが適応力も高いです。
新苗が残っている場合は、苗の状態をよく見る必要がありますよ。
状態のよい苗ならOKですが、新苗はあくまで流通のため最小限のポットに植わっています。できるだけ早く鉢なり地面に植えることを想定しているので、根詰まりその他の影響のないものを見極めて買うのは、ディスカウントされていればお買い得です。
我が家では今年の春仲間入りしたイブピアジェ（大苗です）の３番花の蕾が膨らんできました。香りもよく見栄えもよいのですが、気温が高くなると本当に美しい時期が正味１日なので残念です。
VITA
[URL:http://vita.easter.ne.jp/]
2006/07/07(金) 12:52:13
バラはお詳しい方が大勢いらっしゃいますので
＞かけてだから1年じゃないのかな
だけ。
植物の場合の○生苗は、満○才じゃなく、数えですね。
発芽or挿し木した年が1年、年をこすと2年です。
ハミ
2006/07/08(土) 12:47:53
ならずけさん、詳しく教えて頂きありがとうございます。
業者によって表現が違うんですよね、きっと。
この時期に植え付けはやはり難しいですかね・・特に初心者にとって。
イブピアジェ、とてもゴージャスな感じのバラですね、色もきれい！
いろんなバラを育ててみたいです。
ハミ
2006/07/10(月) 15:39:32
[[解決]]
VITAさん、とっても基本的なこと教えて頂きました、ありがとうございます。こちらは、バラに詳しい方がいらっしゃるかなと思っていたのですが、あまりいらっしゃらないようで残念。
ならずけさん、VITAさん、ありがとうございました。
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