薔薇の花首が曲がってしまいます

[園芸相談センター]の過去ログです

のん 【東海】 2006/06/29(木) 13:35:39
いつもお世話になります。ジュリアという薔薇ですが、一番花は正常に咲き、今二番花の蕾が五つ付いているのですが、そのうち三つはだら〜んと花首(でいいのでしょうか?蕾のすぐ下の茎部分です)が曲がってしまいました。うどんこ病の時になる曲がり方とは違い、くた〜んという感じで垂れてしまっています。昨日まではそれが一つだったのですが、今日になったら増えていました。これはどういう現象なのでしょうか?また、どのように対処すればよいのでしょうか?蕾は摘んだ方がいいですか?よろしくお願い致します。

R・ひろき 【関東】 2006/06/29(木) 17:57:37
 こんにちは。
 ジュリアを植えています。このバラ、ちょっと2番花あたりは、花首が細くなることもあり、垂れやすいとは思います。
 ただ、萎れたというふうにはなりませんので、今回の場合、何か原因があると思います。

 ずっと曇ったり、雨が多く降ったりしたあと、急激に晴れが続くと、葉や柔らかな蕾が萎れることがあります。品種によっては、葉焼けを起こして治らないこともあります。雨が続いて根の調子が落ちているとも考えられます。
 そのほか、カビ系の病気などでも、萎れが止まらないことがあります。このときは、枯れ込みを伴います。
 この季節は、バラクキバチはいないと思いますので、鉢土にコガネムシの幼虫がいて、大きくなってきたとか、カミキリムシの幼虫が入っているとか、暑くなったので、ガンシュが成長し始めているなどの根の障害が考えられます。
 ゾウムシの場合は、黒い刺し傷があると思います。

 まず、お箸かなにかで、鉢土のなかに、幼虫がいないかどうか、ちょっと探してみてください。
 次に、株が妙にぐらぐらしていないか、少し揺すってみてください。
 最近、鉢土が乾きにくくなったということがありませんでしょうか。
   (以上コガネムシ幼虫のチェック)

 根元におがくずのようなものがないかどうかチェックしてみてください。(カミキリムシ幼虫)

 根が詰まっていたり、妙に少ない、黒くなっているようなことはないでしょうか。(根腐れや根詰まりのチェック)

 ゾウムシの黒い刺し傷があるかどうか、虫そのものを最近見たことがありますでしょうか。

 株もとが変色して枯れ込んだり、カビがついていないでしょうか。

 根元に瘤が成長してきていませんか?(うちのバラ、一株、このまえ接ぎ目に瘤が成長していました。)

  
>蕾は摘んだ方がいいですか?

 ゾウムシの場合は、切り取って捨ててください。
 他の場合も、復活しないようでしたら、切ってください。

 急に太陽が照ったためかとも思うのですが、念のため、ちょっとバラの様子を見てみてください。
 何か思い当たる節がありましたら、書き込んでください。

たちつ 【近畿】 2006/06/29(木) 18:05:16
バラ一般として、花径が大きく雨が降ると枝垂れる。(水が溜まる・濡れて重くなる)
花柄(花茎)が細く長いと枝垂れる。(花の重みに耐えられない)
雨後にからっと晴れると高温乾燥で枝垂れる。(水分が先端まで行き届かない。花茎の葉で水揚げが止まる)
2番3番花で一茎一花咲きは枝垂れやすい。(構造計算と工事に手抜きがある。バランスが取れない)
初夏・夏花は小さくて・汚らしくて・枝垂れやすい。(栄養枯渇・栄養がバランスよく吸水・配分されない・疲労困ぱい状態)
  やはり春花か晩秋花がすっきりしますね。(休養が十分でやる気ハツラツ・元気もりもり状態)

仕方がないので、アルミ線で蕾の内から補強しないと仕方がない。
蕾を折ったりして、・・・・(^_^;)

当家のは、花は沢山咲いたものの、雨で綺麗に鑑賞できた日は殆どなかった。どちらかといえば、蕾が膨らむのがいつなのか、いつなのかと期待しながら楽しんだ程度。咲き出したら、雨続きだった。
今も咲いていますが、肥料は与えない主義なので、極端に小さく汚い花色です。中輪咲きがミニバラ程度の大きさ。 (^_^;)

基本どおり夏花は摘むべきですね。(樹の疲労回復を促進させる為。働きすぎは過労死を招く)
追肥も要りますね。(疲れたときには、風呂に入って、美味しいものを食べて、よく寝る事ですね)



のん 【東海】 2006/06/29(木) 22:45:55
R・ひろきさん
萎れてはおらず(すみません、説明が下手で・・・)虫にやられた様子もなく
キレイな蕾の状態で、だら〜んと首を垂れている感じです。
確かにしばらく悪天候が続いた後、昨日今日は陽射しも強く、とても暑かったです。
R・ひろきさんのお宅のジュリアも二番花は垂れる事があるとお聞きし
ジュリアの性質によるものもあるのだと安心しました。
もう一点お伺いしたいのですが
葉焼けというのは葉のふちが、枯れとはまた違った感じで茶色っぽくなる事ですか?
このジュリアは5月に購入して以来、そういう症状がしばしば出ています。
それ以外はとても生育もよく元気なのですが。
とにかく少し様子を見てみます。
大変参考になりました。ありがとうございました。

たちつさん
夏の花は汚いものなのですね。
我が家の庭は日当たりがすごく良いので、もしかしてそのせいかと
思っていましたが、夏の花にはあまり期待してはいけないのですね。
実は、ジュリアの隣に植えているバラもとても汚く咲き、心配していたので
安心しました。
どうせ汚く咲くのなら摘蕾し、株の成長にエネルギーを使わせた方がいいんですね。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

R・ひろき 【関東】 2006/06/30(金) 14:27:56
 こんにちは。

>葉焼けというのは葉のふちが、枯れとはまた違った感じで茶色っぽくなる事ですか?
>このジュリアは5月に購入して以来、そういう症状がしばしば出ています。

 葉焼けは、表現しづらいのですが、やや新しい葉(展葉して伸びて大きくなっているけれどもまだ固くなっていない)の葉先が茶色になって、ぱりぱりになったりします。
 品種によって多少、症状が違うこともありますが、悪天候のあと、急に晴れたりしたときに焼けるというより、枯れるというような恰好で出ます。

 バラの葉の縁(先端ではなく、小葉の周囲)には、水孔というのがあります。梅雨時など、早朝によく見ると、そこから水が噴き出して、綺麗な水玉が葉の縁にそって並んでいます。
 この水孔から、しみこんだように茶色になっていく症状もあります。
 これは下の方の固くなった葉から出て、落葉することもあります。
 普通に定期薬剤散布をしていると、次の葉は無事に出てくることが多いです。翌年は出ないこともあります。同じ品種でも、株によって出る場合と出ない場合があり、横のバラに移ることもないです。
 バラ園さんによっては、褐斑病としているところもありますが、引用もとがよくわかりません。
 たまに粒剤があわなくて、こうなることもありますが、それは粒剤を替える(効果が切れる)と、そのあと出てくる葉には影響ありません。
 根に病気があったりするときも、たまにこうなることがあります。
 
 二番花以降の花色が冴えない原因には、雨のほか、お礼肥の影響や、スリップスの被害などがあります。
 お礼肥はしかたないとして、スリップスの場合は、花をのぞき込んで、ふっと息を吹きかけると、1ミリ程度の黒や黄色の細い虫がうごめいているのがわかることがあります。ご参考までに。

のん 2006/06/30(金) 22:24:29
[[解決]]
R・ひろきさん、こんばんは。
ウチのジュリアは葉焼けの症状とは違うみたいですが
こういった症状には粒剤が合わないなど
色々な理由があるんですね。
今朝、ジュリアを観察していたら、くた〜んとなっていた蕾の一つが
色づき始めていて、もう少しで咲きそうです。
垂れている以外は問題はなさそうなので
支柱にくくりつけてみました。
アドバイスありがとうございました。
またよろしくお願い致します。


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